ベルリン滞在にオススメのエリアは3つ!駅ごとに観光スポットを解説!
日本人から絶大なる支持を得ている街といえば、ノイシュヴァンシュタイン城のあるフュッセン!次いでローテンブルク!
ドイツ総選挙を行えば、きっとこのどちらかがセンターに輝くはず・・・
というのはさておき。
ローテンブルクにしたって、ハイデルベルクにしたって、ドイツ観光に人気の都市は可愛くコンパクトなのが特徴です。
それこそ1日あれば満足に観光ができて、1日でも宿泊すれば、のんびり街を満喫できちゃう感じ。
そんなメルヘン都市とはひと味ちがって、とうてい1日で攻略できないのが首都ベルリンです。
なんたってベルリンは広い!だてに首都を名乗っちゃいない!
最低でも3日くらいかけてじっくり周りたい街であります。
しかし、広いがゆえに悩みの種になるのが宿を取るべき場所です。
移動に便利な場所ってどこよ?
治安の悪いとこってある??
というか、広すぎて地図みてもイマイチわからん・・・
どこに宿を取ったらええんや・・・
な状態になっちゃう人もきっと多いはずです。
というわけで、今回はベルリンの主要な駅にスポットをあてて街をご紹介してみようと思います。
観光スポットの集まる駅はどこか?ホテルを取るのにおすすめな駅は?
オシャレカフェの多いエリアって最寄り駅どこ?
などなど、駅ごとにベルリンを切り取ってみました!ではいってみよー!
ベルリンの観光地はミッテ地区に集中!
まず初めに、あらためてこのベルリンの広さを見てもらいたいです。
全部で12の区から構成されているのがベルリン。
全体は上の地図のとおりで、ざっと眺めてわかるように
ザ・広大!
どうすりゃいいねん!ってくらい広いです。
ですが、実はベルリンの主要な観光スポットはミッテと呼ばれる1区に集中しています。
ミッテ地区だけを眺めるとこんな感じ。
ベルリン全体を見るよりはるかに小さい範囲になりました!
それでも広い・・・。
やっぱり1日で観光しようと思えば、そうとうな気合いと根性、あと体力に綿密な移動プランがいります。
イーストサイドギャラリーやシャルロッテンブルク宮殿、ユダヤ博物館なんかはミッテ区外にあるので、それらを観光するとなると、さらに移動範囲は広大です。
ザクセンハウゼン強制収容所に行こうと思えば、もうおもいっきり遠いので1日がけの勢いです。
なかには日帰りでポツダムやライプツィヒ、ドレスデンに行きたいという人もいるかもですね。ならば、拠点となるホテルは移動に便利な駅の近くにしておくのがベストです。
ではでは、ベルリンの駅とその周辺について紹介していこうと思います。
意外と使いづらい?ベルリン中央駅
まずはベルリンハウプトバンホーフ(Berlin Hauptbahnhof)ことベルリン中央駅。
他のドイツ都市から列車でやって来る人にとってはここがスタート地点ですね。
中央駅ということで、ベルリンの中心にあってなんだか便利そう!
そう思われがちですが、ドイツ初心者にはなかなか使いづらいのがこのベルリン中央駅です。
この複雑に入り組んだ駅構内!!!
たくさんの路線がからみあっていて、
「どこから電車乗ったらええねん!」とツッコミだって入れたくなります。
日本で例えるなら新宿駅のように複雑です。迷宮度合いは新宿駅に軍配だけど・・・。
これだけ複雑なのに、地下鉄はブランデンブルガートゥア駅にしか移動できないのも悲しみ。
なので、まずはSバーンに乗ってアレクサンダープラッツ駅またはツォーロギッシャーガルテン駅をめざし、そこから地下鉄で移動というのがベルリン初心者には分かりやすいです。
移動になれた人はバスを利用して市内に向かうのですが、ベルリン初心者に言わせれば、「バスってどれ乗ればいいのか分からねぇよ」の一言です。
到着が遅いなら、もう駅前からタクシーをひろってホテルに行ってしまってもいいかも。
ちなみにポツダムやドレスデンなどに列車で向かう場合は、ベルリン中央駅から乗ると分かりやすいです。
広すぎる!ハンブルク駅現代美術館
ベルリン中央駅から徒歩数分で行ける観光スポットといえば、ハンブルク駅現代美術館です。
駅舎をつかって作られた美術館とあって、ここがまたとにかく広い!
さっすが海外だわ!というデカいスペースをつかった現代アートはまさに必見で、どれだけ駆け足でまわっても1時間は必須!
見ごたえは折り紙付きです。
美術館を縦横無尽に歩きまわって、斬新な現代アートに感銘をうけてとけっこう疲れます。
観光スポットが豊富!ポツダマープラッツ
主要な観光スポットに歩いて行けて、地下鉄、Sバーン、バスとあらゆる移動に優れているのがポツダマープラッツという駅です。
近くには観光スポットも多くて、スーパーマーケットもあるので、滞在場所としては完璧!
大きく交差する道路にどでかく輝く広告看板!
高くそびえるビルも目に止まるので、雰囲気は都会のド真ん中といった感じです。
ベルリンのなかでもメインにしたい見所が豊富なのも特徴です。
近代建築の象徴といえば、ソニーセンター
ベルリン近代建築の象徴でもあり、どこか中二病心がくすぐられるのがソニーセンターです。
見上げた天井にパッと花開く吹き抜けは、一度みたら絶対わすれないってくらいのインパクト!
どこか機会仕掛けのパラソルのようで、連日多くの人がカメラ片手にこの場所を訪れます。
ドイツ料理が食べたいなら、リンデンブロイ
そんなソニーセンターには、ドイツ料理とドイツビールで有名レストランがあります。
ベルリンでドイツ料理といえば、リンデンブロイです。
お店のなかにでっかいタンクがあって、自家醸造ビールを味わえることもあって観光客にも人気です。
写真の付いた日本語メニューもあるのでドイツ語・英語が苦手な人にも優しいのもありがたい。
ベルリンフィルからも近いので、コンサート終わりに立ち寄ってご飯を食べられるのも嬉しいです。
音楽ならベルリンフィル
音楽の都ベルリンといえば、ベルリフィルですよね。
クラシックになじみのある人もそうでない人も、ベルリンに行くならぜひ観光予定に組み込んで欲しいのがベルリンフィルです。
ベルリンフィルの本拠地でもあるコンサートホールはその見た目も独創的です。
最高の空間で聞く音楽はまるで音符ひとつひとつが掴めそうな、曲の産み出す風景が目の前に広がるよう。どこか不思議な演奏会を体験できます。
しかも、ベルリフィルって高くないんですよね。
ドイツの歴史、ホロコースト記念碑
ドイツの歴史を知る上で避けては通れないのがナチスドイツのあれこれ。
ホロコースト記念碑、正式には虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑は、無機質なコンクリートが立ち並ぶ空間です。
均一に立ち並ぶコンクリート群は、その間を歩く事ができるようになっていて、奥に行くにつれて深みがましていきます。
曲がり角が見えないようになっていたり、妙に薄暗かったりと実際に歩いてみると妙な不安を覚えることも。
これらは、明日はどうなっているのか分からない。そんな当時のユダヤ人の心境を表していると聞いたことがあります。
ちなみに、ドイツではヒトラーを彷彿とさせる行為はタブー視されていて、ドイツでは基本的に手のひらをパーにして右手をかかげてはいけません。
調子に乗って試してみるとドイツ人に本気で怒られます。
タクシーを呼び止めたり、レストランでウェイターを呼ぶときは、パーではなく人差し指だけ立てるなど、注意が必要です。
意外とがっかり?ブランデンブルク門
「す、すげぇぇぇぇええええ!!!!!!」
というリアクションを期待して友達を連れていくのだけど、なぜかみんな無表情・・・。
もしかしてドイツのがっかりスポットなの?
と私のなかで話題沸騰なのがブランデンブルク門です。
古くは関税門として機能していて、門の上にあるヴィクトリア像はかつてナポレオンに持ち去られた歴史があります。
ベルリンのシンボルとしてお土産になっていたり、地下鉄の窓ガラスにプリントされていたりと、ベルリン観光には外せないスポットの1つです。
ホロコースト記念碑のすぐ近くにあるので、がっかりスポットではないことをしかと見届けていただきたいです。
最寄り駅はブランデンブルガートゥア駅なのですが、ポツダマープラッツから歩いても遠くはないです。
個人的には町歩きもかねてポツダマープラッツから向かうルートがおすすめ。
行列のできるドイツ連邦議会議事堂(ライヒスターク)
ベルリンでも最も厳重な警戒態勢が敷かれているのがドイツの国会議事堂。
外から眺めるだけでも圧倒的な存在感があります。
中に入るには事前の予約、またはライヒスターク近くにあるチケットセンターでの予約が必要です。
当日予約は朝早くに行っても夕方になるほど人気があり、チケットブースには常に行列ができています。
見所はガイドブックにもよく掲載されている内側のガラスドームです。
実は中にあるレストランを予約して入るという手もあり、私の知り合いはランチを予約してこの方法で中に入っていました。
中に入るにはパスポートがいるのでお忘れなく。
クラブ遊びもできる!
夜遊びは欠かせない。
というクラバー旅行者に朗報。ポツダマープラッツ近くにはなんとクラブハウスまであります。
私も数回行ったことがあるクラブハウス「アダージョ」は、セキュリティーはそこまで厳しくない印象で、バシッと決めていかなくとも気軽に入ることができます。
雰囲気は若者向けというより、仕事のできる大人がハメを外して「踊って飲んじゃう?」みたいな感じです。
世界が注目するクラブ音楽をベルリンを味わいたいという人は、後で紹介するベルクハインをはじめ、東側のクラブスポットがおすすめです。
宿泊場所はリッチにしたいという方はポツダマープラッツ駅近くにリッツカールトンがあるので、ここで決まりじゃないかなと思います。
移動に便利なフリードリヒシュトラーセ
Sバーンに地下鉄と電車の乗り継ぎが便利なのがフリードリヒシュトラーセ駅です。
駅なかには日曜日でも営業しているスーパーがあり、買い物を忘れたベルリーナーでにぎわっているのがここ。
観光目的でこの駅にやって来ることは少ないのですが、頑張れば博物館島まで歩いていけたりもします。
シュプレー河を渡るとレストランエリア
駅から北上するとシュプレー河を渡たることができて、渡った先にあるシフバウアーダム通りはレストランエリアになっています。
なかでもケルンのビールとして有名なケルシュが飲めて薄地のピザ「フラムクーヘン」が味わえるレストランStändige Vertretungはおすすめ。
味の濃いドイツ料理にはもう飽きたよ・・・
という方はケルシュかたてにフラムクーヘンでもつまめが気分が晴れやかです。
おすすめを頼んで軽く衝撃を受けた、オシャレカフェがあるのもこの通りです。
ドイツ映画「ラン・ローラ・ラン」のロケ地にして、主人公ローラが住んでいた家は、さきほど紹介したフラムクーヘンのレストランStändige Vertretungのすぐ近くにあります。
劇場人いきつけの素敵カフェもあったりするので、ちょっと一息にもおすすめです。
エンターテイメントならフリードリヒパラスト
ベルリンで何かしら舞台が見たい!
それならフリードリヒパラストベルリンでショーを見るというのもいいものです。
舞台の内容はその時の公演によって変わり、もちろん舞台は全編ドイツ語・・・
けれど、舞台演出がハデなので、言葉が分からなくても眺めているだけでも楽しいです。
ベルリンで本を買うならドゥスマン
海外の本屋ってたまらなくロマンじゃありません?これって私だけかなぁ(?)
めくるめく本の世界に気を抜いたら何故だかトイレに行きたくなるあの不思議な空間!
海外の本屋をみてみたい!というならココです。
ベルリン随一の大きさを誇り、ありとあらゆる本が並んでいます。
語学学校で使い教科書なんかも一通りここで揃います。フォルクスホッホシューレなど市民学校の教科書はここで買いました。
あの村上春樹のドイツ語版小説だってよりどりみどりです。
ベルリンの中心地といえばシュタッドミッテ
ベルリンの中心にしてブランドショップがひしめくのがここシュタッドミッテ駅!
海外でブランドを買いそろえるならシュタッドミッテは外せないです。
まさに日本の銀座のような雰囲気がただよっていて、ベルリンのなかでもいっそ上品な街並となっています。
アレクサンダープラッツやポツダマープラッツに地下鉄で移動しやすいので、観光拠点にも便利です。
コンサートハウスにドイツドオモなど駅周辺の施設もどこか品があります。
チョコレート買うならファスベンダー&ラウシュ
ブランド品の買い物もいいのですが、おみやげも大事ですよね。
ドイツのお土産はビールが1位、日本に持ち帰るのが困難なはずのドイツソーセージが2位なのですが、甘いものならチョコレートです。
チョコレート専門店でよりすぐりの1品を選ぶのもいいです。
記念になる!?チャーリーチェックポイント
ベルリン旅行で歴史をめぐるなら外せないポイントの1つがチャーリーチェックポイント。
駅を出て南に進んでいくと、兵士が2人並んで立っている姿をみかけます。
今でこそ観光スポットですが、かつて東と西に分断していたベルリンの境界線。いわば東西冷戦の象徴であります。
写真を撮ってもらえたり、冷戦時デザインの帽子が売っていたりと今や完全に観光地です。
拠点におすすめ!アレクサンダープラッツ
ベルリンの中心広場といえばアレクサンダープラッツです。
冬にはクリスマスマーケットが開かれ、何もない日はストリートミュージシャンや元気に遊ぶこどもたちでにぎわうベルリンの中心的存在です。
地下鉄とSバーンの利用に便利で、シェーネフェルト空港まで乗り換えなしで30分で行けるのも魅力的です。
近くには歩いて行ける観光地も多かく、治安も比較的良好です。
この駅の近くに気に入ったホテルがあれば抑えて間違いなしです。
ドイツ旅行に外せない!ホーフブロイハウス
ミュンヘンのオクトーバーフェストに出店が許されていて、伝統あるビール醸造所の1つとして有名なホーフブロイハウス。
ミュンヘンに行くなら絶対に行きたいレストランで、おそらくどんなガイドブックにも乗っている超有名店!
それのベルリン支店です。
実はベルリンにもあるんですよね!ホーフブロイハウス。
生演奏付きでドイツらしい雰囲気の店内、ドイツビールは特大1リットルサイズで、料理はもちろんドイツ料理です。
ドイツ観光で1度は訪れておきたいレストランです。
舞姫の聖地、マリエン教会
かの名作、森鴎外の舞姫の舞台となったのがここマリエン教会。
豊大郎とエリザの出会った場所と言われている教会はアレクサンダープラッツから徒歩数分です。
まるごと世界遺産!博物館島
ベルリン大聖堂やペルガモン博物館、ネフェルティティの胸像など、みどころが山ほどあるのがシュプレー川に浮かぶ博物館島です。
のんびりしていると、この島だけで1日が余裕で終わってしまいます。
アレクサンダープラッツから歩くと思ったより距離があるのですが、歩けない距離ではないです。
駅の北側にあるバス停から2駅ほどで博物館島前です。
島全体が世界遺産になっているのですが、ぜんっぜん島っぽくはないです。
なかでもオススメは博物館の中に遺跡をまるごと展示しているペルガモン博物館です。
ランドマークといえば、テレビ塔
東京にはスカイツリーがあるように、ベルリンにはテレビ塔があります。
高い建物がないベルリンにひときわ天高くそびえているのがテレビ塔です。
テレビ塔の見える位置で現在地をはかれたりと目印にもピッタリ。
上まで登ることも可能ですが、順番待ちがひどいと1時間超えていたりとスゴイ。
オシャレのメッカ!ハッケシャーマルクト
雑貨屋めぐりが大好きなら絶対に訪れたいのがハッケシャーマルクト駅。
女の子はすべからくこの駅周辺の雰囲気は気に入ること間違いなし。
駅を降りればすぐに広がる小さな蚤の市、大きな建物の中庭には小さな専門店がずらりと並んでいます。
日本の無印が進出しているのもこの駅の近くだったり。
買い物スポットならベルリンのホーフ
雑貨めぐりにお土産もの屋めぐりは観光には外せない!
日本でみかけないユニークな雑貨は見ているだけでも楽しいですよね!
ホーフと呼ばれる中庭に面して小さな専門店が並んでいるのが、ベルリン買い物スポットの特徴です。
とくに買いたいものがなくても、ブラブラ散歩しているだけでも楽しいです。
アンペルマンショップやお菓子の専門店があったりと、可愛いもの好きにはたまらないです。しょうじき半日はいれちゃいます。
小さなお店がいっぱい!
ホーフでお買い物もいいですが、ハッケシャーマルクト周辺には小さな専門店もひしめきあっています。
ハーブティーの専門店やキャンディーの専門店、オシャレな雑貨屋さんなど小さくて可愛いお店は見て回るだけで癒しです。
アートギャラリーも多いので、街角のアートにふれてみるのもオススメ!
カフェが豊富
買い物スポットに欠かせないのが、ちょっと休憩できるカフェですよね。
ハッケシャーマルクト周辺には小さなカフェがいくつかあるので、休憩にこまらないのも嬉しいところ。
ドイツのカフェは実はものすんどいオシャレなので、ドイツ語や英語にびびらず思い切って入ってみるのがおすすめです。
ハロー!と元気に入ればにこやかに迎えてくれますよ!
ちなみにカフェではチップは不要です。
ビールが飲みたいなら、ブラウハウス レムケ
ドイツビールを飲み比べしたい!
けど、そんなにビールは飲めない。
という人にうってつけのビール飲み比べメニューがあるのがブラウハウス レムケです。
観光客だけでなく地元の人にも人気があって、ここのドイツ料理はマジで美味しいです。
ハッケシャーマルクト駅からすさまじく近い立地も魅力的です。
駅前にもレストランは多いのですが、ここは間違いない。
カフェが大好きなら、エバースヴァルダーシュトラーセ
ベルリンのオシャレスポットはこの駅から始まっている。
と行ってもきっと過言ではないエバースヴァルダーシュトラーセ駅です。
ここからハッケシャーマルクトにかけてずっとカフェやアパレルショップ、アクセサリーストアなどが立ち並んでいます。
ベルリンいち美味い?カリーブルスト
ベルリンで1番美味いのではないか?
と噂されているカリーブルストが食べられるのはこの駅の高架下です。
そとはカリカリ、中はじゅーしー。
ほどよい甘みのケチャップにピリっと効いたカレーパウダーがたまらない!
とにかくカフェが多い
駅から続くカスタニエンアレー通りはカフェ激戦区。
思わず入ってみたくなる魅力的なお店がたんまり連なっています。
カフェ男子ならばベルリン旅行でもうこの通りは外せないです。
ケバブだって美味い!
ドイツでマクドナルドを上回る勢いがあって、そこら中にお店を出しているのがトルコ料理のケバブです。
ベルリンで一番美味しいケバブ屋は満場一致でムスタファケバブなのですが、ここのケバブはとにかく待ち時間が長い。
長すぎる。1時間は待ちます。私は直前で肉が切れて最大2時間待ったこともあります。
そうまでして食べたいムスタファケバブと同じくらい美味しいお店があるのがこの駅のすぐ近くです。
夏ならビアガーデン
ドイツといえばドイツビール。
季節がやってくればそこら中でビアガーデンが開催されるのがドイツ。
日本のビアガーデンとはまたちょっと違ったドイツのビアガーデンはエバースヴァルダーシュトラーセ近くでも楽しめます。
日曜日なら蚤の市は外せない
ドイツは日曜日は基本的にどこのお店もお休み。
日曜日こそかきいれどき!
な考えの日本とは違って、みんなが休む日にお店を開けたって誰も来ない。
というのがドイツ流。
そんなドイツですが、ベルリンの日曜日は蚤の市が開催されています。
なかでも有名なのが壁公園ことマウアパークで開かれる蚤の市です。
雰囲気はとにかく広いフリーマーケットを想像してみると分かりやすいです。
食事もいろいろ、会場には路上パフォーマーも多くやってくるのでムードはまさにお祭り。
掘り出し物を探すにももってこいです。
人混みなのでスリにはご用心。
ツォーロギッシャーガルテン
西側ベルリンの代表的な駅といえば、動物園のあるツォーロギッシャーガルテンです。
駅前には美味しいカリーブルストショップがあり、駅の周辺はお買い物スポットにもなっています。
ハッケシャーマルクトが雑貨、シュタッドミッテがブランド品なら、ツォーロギッシャーガルテンは日用的なお買い物スポット。
とはいえ雑貨やブランドもそろうので、お買い物がすべて集結しているとも言えます。
治安がとてもいいので、安全面に気を配るならこの辺りにホテルを構えるのもおすすめです。
青の教会は死ぬまでに行きたい教会
ベルリン観光でぜひとも訪れて欲しいのが近代教会でもあるカイザーヴィルヘルム教会です。
全面を青のステンドグラスで覆われた神秘の空間はヨーロッパの古風な教会とはまた違った面持ちです。
個人的にこの教会が大好きで、ベルリンにいた頃はもう何度となく訪れました。
温泉もある
旅も長くなれば、ゆっくり湯船にだってつかりたくなります。
プールとお風呂、サウナで疲れを癒すならココは外せません。
ベルリンには他にもお風呂がありますが、観光次いでにいくならココが立地としては抜群です。
ちなみに混浴で、お湯はぬるいです。
ちょっとオシャレなビキニ
建物の形状が・・・ま、まるでビキニのようだ。
ということからビキニと名付けられたショッピングスポット。
オシャレとアートの入り交じったお買い物スポットはベルリン最先端な香りがします。
建物内は広々としていて、ウィンドウショッピングするにも気持ちいいです。
日によってはちょっとしたファッションショーだったり、イベントが開催されていることもあるので、運がよければたまたまイベントに遭遇することもあるかも。
私はここでよくドイツのハーブティーを買っていました。
お買い物ストリートで買い物三昧!
青の教会から続くタウエンチーン通りはまさにお買い物通り。
ドイツ代表のユニフォームやドイツのファッションアイテム、電化製品からユニクロまで欲しいアイテムは一通りここで手に入ります。
学生に人気のファッションからブランド品までドイツの学生に混じって気軽にお買い物をしたい人はぜひこの通りです。
タウエンチーン通りをずっと歩いて行くと、ベルリンで有名なデパートKaDeWeに到着します。
オストバンホーフ
ここから東側にかけては東ベルリンの領域となってきます。
治安がめちゃめちゃ悪い!
というわけではないのですが、やはり西側のおだやかな空気と比べるとやや殺伐さが・・・。
やっぱり旧東ベルリン側はやや治安が悪いので注意です。
ベルリンの壁イーストサイドギャラリー
駅を降りればすぐ目の前からイーストサイドギャラリーです。
ベルリンに行くからには、これを見たい!
という人もきっと多いはず!
ベルリンの壁がみたい=イーストサイドギャラリーが見たいは、ちょっとした共通言語ですね。
ベルリンの壁はイーストサイドギャラリーだけじゃないですけど。
世界のクラバーが目指す聖地ベルクハイン
世界的に人気のクラブはベルリンの東側に集まっています。
なので、カオスな世界やディープな世界に身を委ねたい人は東側がおすすめ。
なかでも世界から注目を集めているのがベルクハインです。
週末はベルクハインでハイになっている若者はきっと多いはず。
訪れた人はみな口をそろえてこの箱は最高だったと感想を述べます。
最高な反面、クラブハウスへの出入りは世界一厳しいとも言われ、ドアマンに一度断られると入れてもらえません。
入るためのポイントは、服装は黒で統一し、靴はピカピカ、イケてるメンズ、レディを装って挑むことです。
ちなみに私は童顔だからか入れてもらえたことがないです(謎)
ドイツ人の友達が言うには、おそらく靴が最高にダサいから、とのことらしいですが、ホント謎。
ベルクハインに入れなかった人は数駅さきにあるウォーターゲートというクラブに向かうのが王道ですかね。
オススメの宿泊先はどこか?
これまでの説明を全体マップにまとめるとこんな感じです。
観光に便利で治安が良くて、近くに美味しいレストランがあって、なおかつ帰り道にお酒とか買えるドラックストアやスーパーがあればもう最高です。言うことなし。
帰ることを考えて空港に行きやすいとなおグッド。
個人的なおすすめは、アレクサンダープラッツ、ポツダマープラッツ、ツォーロギッシャーガルテンの3つです。
このあたりに宿が取れるとラクだと思います。
もちろん治安よし!移動よし!観光よし!です!
シュタッドミッテ周辺でも便利がいいかもですね。
ベルリン初心者なら移動は乗り降りが簡単で、行き先が分かりやすい地下鉄がメインになると思います。
この3駅なら地下鉄での移動が便利なのも嬉しいところです。
ベルリンでとことん遊びたい!ディープにそまりたい!
という人はオストバンホーフの周辺をはじめ、東側をに宿を取るといい感じですね。
バックパッカーなんかは東のドミトリーに泊まれば、同じように遊びたい友達ができるはずです。
ちなみに私はホテルはエクスペディア で取っています。
ホテルだけなら、AgodaやBooking.com もいいのですが、航空券と合わせるとエクスペディア が安くてお得です。1泊タダになったりもしますし。
避けるべきは、ノイケルン
Photo by Igor Mróz
海外旅行に慣れていない人やベルリン初心者はできれば避けたいのが、ミッテの南東にあるノイケルン地区です。
最近ではオシャレなお店や、面白いクラブハウスも増えているので、若者の街という側面もありますが、治安に関してはベルリン随一の悪さで有名です。
ドイツ人の友達が「住むのは絶対に辞めたほうがいい」と止めてくるのもこの場所。
「日本に例えるなら、大阪の西成の治安の悪いとこ」と日本の裏世界について調べているドイツ人も言っております。
個人的にはもっと深く調べてみたいのがこの地区なんですけどね。
このカオス感がたまらん!と言って住んでいる日本人の気持ちもなんとなく分かる気がします。家賃も安いですし。
とはいえ、ちょっと長いしたくないなぁって空気ぷんぷんですが・・・。
耳元でいきなり「マ○ファナ?」って声かけらた時はチビりそうになったぜ私w
治安に重きをおくなら西側がベストです!
治安については、日本に置き換えてみるとなんとなく分かりやすいです。
クラブの多い地域の治安ってすこぶるイイでしょうか?
遊びたい盛りの若者には最高だと思います。ただハメの外しすぎにはご注意を。
さいごに
今回は主要な駅に会わせてベルリンを紹介してみましたが、ベルリンはなんたって広いです!
みどころはまだまだこんなもんじゃありません。
ミッテ区を離れると、南にはユダヤ博物館、西にシャルロッテンブルク宮殿、北の果てにはザクセンハウゼン強制収容所といった観光スポットがあります。
南には、その広大さに心が震える空港跡地のテンペルホーフ公園だってありますしね。
それはそうと、どうにか1日でベルリン回りたいんだけど?
という人は「海外初心者が挑むベルリン観光!23ヶ所をたった1日で周りきる方法とは?」も会わせてどうぞ〜!
ぜひ旅の参考になればと思います。
ではでは。
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