ドイツでアパートまたは部屋を探す方法
他の都市に比べ家賃も物価も安いと言われるベルリンですが、難しいのが家探し。世はまさに大家探し時代!もう戦国時代ったらありゃしません。嘘みたいに見つかりません。
かく言う私も数ヶ月家を借りては引っ越しという、スーツケース片手に遊牧民のような生活を送っていました。長期で借りれる家が見つからず半年で4回ほどの引っ越しを経験しています。正直バカみたいなのですが、それくらい部屋がないのです。まったくもう!
もちろんドイツへ来た当初は、「どうやって家を探せばいいの?」状態だったので、情報を集めるだけでも一苦労。
ドイツ慣れした頼もしい友人がいるでもなく、ヒマな時間を見つけては一人もくもくと情報収集。「何もしなければドイツで家なき子になってしまう!それだけは勘弁してくれ!」と、気がつけば何よりも家探しを優先する日々に突入。もう必死!必死に家探しの毎日でした。
「毎日家探してない?」と友人からも心配されつつ、なかば呆れられつつ、それでも必死こいて探すよりほかなし。
「同情するなら家をくれ!」とはまさにこのことです。
そんなこんなで必死に集めたドイツのベルリンでの家の探し方・借り方です。調べたことをまとめてみたのでご紹介したいと思います。
目次
アパートだけじゃないドイツでの生活スタイルWG
日本ならばアパートで1人暮らしというのが一般的ですが、ドイツではWG(ヴェーゲー)と呼ばれるルームシェア(シェアハウス)が主流の生活スタイルとなっています。
シェアハウスを利用するのは学生をはじめ、社会人、カップル、家族連れと様々。なかにはオフィスと住居を共同利用している企業まであります。
共同生活と言っても、自分だけが使える個室はあてがわれます。なのでプライベート空間はきっちり確保することができます。トイレ・お風呂・キッチンなどを共同利用するという形が一般的ですね。
ただ、なかには1つの部屋でシェアルームで生活している人もいたりします。俺たちは兄弟で1つの部屋で暮らしてるのさ!というイタリア人たちがいたり、といった具合です。
もちろんWGではなくアパートを1人で借りている方もいますが、WGの魅力はなんといっても家賃の安さです。
借りる部屋にもよりますが、なかには一ヶ月300ユーロを下回るお部屋も存在します。ベルリンの家賃平均がだいたい300ユーロ〜400ユーロくらいだと思うので、探せば安く住めるというわけです。
さらにお得なのは、WGには生活に必要な家具が予め揃っていることが多いです。
Wi-fiを始めとするインターネット環境も整っていて、わざわざ家具を買い揃える必要もなければ、インターネットを個人で契約する必要もありません。スーツケース1つでそのまま海外生活を始めることができます。
インターネットで部屋を探す
ドイツではインターネットを使って家探しをするのが主流です。とくにWGのルームメイトはネットで気軽に探せるようになっています。
そこで、ドイツ在住の学生をはじめドイツ在住者がチェックしているサイトをまとめてみました。
ドイツで利用したい賃貸検索サイト
WG-GESUCHT
ドイツでWG探すならここ! と誰もが口を揃えるサイトがWG-GESUCHT。
家主が一緒に住むパートナーの募集をかけています。
皆が知っているだけに競争率も高く、送ったメールに返事が来ないことは多いです。情報の更新率が高いので、毎日まめにチェックして掲載されたその瞬間に連絡することをオススメします。
目標は掲載されたその日、次の日だとちょっと遅いかもしれません。
家賃やレンタル期間をはじめ家を借りるにあたっての詳細は掲載主との直接交渉です。
英語にも対応していて使いやすいサイトです。
immowelt.de
アパートを探せるサイトです。Kaution(敷金)が設定されている物件が多いです。敷金なので退去時には返金されます。敷金の相場はだいたい家賃の2ヶ月分です。
こちらのサイトで超特価かつ、あまりに条件の良い物件を見つけ、この機会逃すべからず、と連絡を取ってみたのですが、「まずは200ユーロを振り込んでアパートを借りれる十分なお金を持っていることを証明して欲しい」との返事をもらいました。
そんな見ず知らずの人に200ユーロも振り込めるわけないでしょ! とお断りしたのですが、もしかすると詐欺だったのかもしれません。この手の話はよく耳にします。あまりに好条件かつ安いアパートは注意が必要です。
fine + mine
こちらもアパートを探せるサイトです。
直接利用したことはないのですが、英語にも対応しており見やすく分かりやすいサイトです。
日本人から情報を集める
ドイツでの家探しはなにもドイツ人から行わなければならないわけではありません。
ドイツ在住の日本人オーナーが入居者を募集している、シェアハウスに空きが出て日本人がルームメイトを募集していることが意外と多いです。
日本人がルームメイトの募集に利用しているのがインターネット掲示板です。
MixB ミックスビー
ドイツ情報の掲示版です。家の貸出から仕事の求人情報まで日本人からドイツ情報を得るならここです。アパートやWGの貸出情報も多く、またドイツ全域の情報を扱っているの助かります。
あっとベルリン
ドイツ・ベルリンのワーキングホリデー情報サイトです。掲示版にたびたびWGやアパートの貸出情報が掲載されます。
ベルリン在住の日本人はよくここの掲示板を利用しているようです。私もこちらの掲示板を通じて知り合った日本人の方よりアパートをお借りしたことがあります。
ドイツ掲示板
ドイツで生活する日本人向けの掲示板で、家の貸し出しやルームメイトの募集、家具の貰い手などの募集が多いです。
私がドイツに渡った時にはなかったサイトなのですが、見やすいデザインと豊富な情報は見逃さずチェックしておきたいところです。
探したい情報が項目別に分かれているので知りたい情報をいち早く探せるところも便利です。
日本人経営のWGまたはアパートサイト
ドイツには日本人が運営するアパートがいくつかあります。
貸した家を丁寧に扱ってくれ信頼性、日本人同士なのでやりとりがきっちりできる、なにより現地で暮らす日本人の役に立ちたい。
などの理由から日本人オーナーのなかには、部屋を貸し出すなら日本人がいいという方も多いです。
ベルリンの棲家
日本人が経営している日本人ゲストハウスです。治安良好で緑豊かなシャルロッテンブルクにあります。
各自の滞在プランに合わせて短期から長期まで自由に部屋を借りることができ、紹介料・礼金いらずなのも魅力的です。
ドイツ語に慣れていなくても日本から部屋の申し込みができるところが強みですね。
ユーロエステート(Euro Estate)
日本人の方が運営されているアパート情報紹介サイトです。
ドイツに限らずフランスやイタリアなどヨーロッパの物件を幅広く扱っています。
見学・契約にはサポート料金が必要になります。賃貸する物件によっては、インターネット契約は個人で行う必要があるようです。
ベルリン滞在中にユーロエステートさんから物件をご紹介して頂いたことがあるのですが、とても迅速に対応して頂けました。
ジャパンコンサルティング(Japan-Consulting)
レーチ・オリバーさんの日本人向け留学サポートサイトです。日本在住歴が長く日本語の喋れるレーチさんがアパート相談に乗ってくれます。
即入居可能な物件をご紹介して頂いたことがあります。
英語でメールしたのですが、日本語で返信が来ました。
ドイツドットウェブ物件紹介を利用する
本サイト『ドイツドットウェブ』ではベルリンの物件紹介を行なっています。
物件が決まると紹介料が必要になるのですが、すぐに入居可能な物件もあり、「どうしても見つからない!」「日本から探すのムリ!」という方は気軽にご連絡ください。
ご依頼は「ベルリンで部屋を探している方にWG・家具付きのお部屋紹介します」ページからです。
最近だと音出し可能物件のご依頼をいただき、無事に物件をご紹介することができました。
あくまでベルリン限定になってしまうので、他の都市には対応できず申し訳ないです。
この記事を書き始めた頃は、家が見つからずベルリンの路肩で途方に暮れていた私なのですが、月日は流れて仲間と共に家探しサポートです。何があるか分からんです。
家探し代行を使う
ドイツには日本人をはじめ海外からドイツに移住してくる人のために家探しを手伝ってくれる代行業者がいます。
ドイツはとくに売り手市場で本気で家が見つからない・・・。
ホテルに暮らしながら自力で家を探すとなると、場合によっては予算が途方もない額にもなりえます。言葉に不自由があるなら、なおさら家探しは難航の一途です。
そんな人たちに代わって、家探しを手伝ってくれるのが代行業者です。手数料を支払うことで、ドイツで滞在可能な家を紹介してもらうことができます。
代行業は個人で仕事を受けていることも多く、私の知人(日本人)も家探し代行をしています。
お値段は、4〜5件ほどの紹介で300ユーロとのこと。
ドイツの不動産は家賃の2カ月分を手数料として要求することが多いので、月額300ユーロで部屋を見つけることができれば、手数料の値段は不動産の半額といったところでしょうか。
これを安いとみるか高いとみるかですね。個人的には安いと思います。もし私が今からベルリンに移住を考えていて、300ユーロの代行料金で手頃な家が見つかるなら喜んで利用します。
なお、家探しを依頼したいなどご希望があれば、こちらのお問い合わせフォームから連絡いただければ、私の知り合いをご紹介することができます。
無理難題が殺到したため、現在は家探し代行ではなく家探しサポートとなっております。
気になる方はぜひお気軽にご連絡ください。
ドイツドットウェブ物件情報
あまりの物件のなさに「困った、困ったどうしましょ」となっているのを見かねてなのか、「物件貸しますよ!」というオーナー様からご連絡いただきました。ありがたい!
物件借りたい人はぜひご連絡くださいとのことで、物件ページを作成しました。
物件借りたい人はぜひご連絡くださいとのことです。
ドイツで短期滞在・長期滞在先をお探し中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
インターネットを使わずに家を探す方法
インターネットからドイツの不動産情報を探すことはできますが、もちろんドイツで直接家を探す方法だってあります。
ネットを使わずに家を探す方法は主に3つです。
不動産屋へ行く
語学が堪能であれば不動産をあたってみるのもありだと思います。
不動産から家を借りる時に注意したいのは契約年数です。よく2年契約という話を耳にします。
また仲介手数料は家賃の約2ヶ月分と言われているので、こちらも準備が必要です。
知人に紹介してもらう
これが一番確実な方法かもしれません。
「家を探しているのです!」そう周囲に言い続けていると知り合いに同居人を探している人がいるけど・・・と紹介してくれる人に出会うことがあります。
私の友達もまずは手当たり次第にSNSやメールを使って家を探しているアピールをしていました。
思わぬところから家情報が転がりこんでくることも珍しくはないので、ドイツに知人がいるならダメ元でも聞いてみる価値ありです。
ドイツで一人暮らし用のワンルームアパートを見つけたという人はほぼ知人の紹介ですね。ただ、ワンルームアパートの場合だと家具がついていないことも多いです。
寮へ入る
ほとんどの語学学校は寮やホームステイ、アパートを斡旋しています。
学校経由で申し込めば、確実に家を手に入れることができるのが寮のよいところです。
物件によっては家賃がお値打ち価格な場合もあるので、留学する場合はとりあえず提携先の寮の価格を知っておくのもよいです。寮の値段がわかれば、個人でルームシェアを借りる場合の比較対象にもできますしね。
ただ、寮の綺麗さや寮での生活に関しては良し悪しはあります。
詳しくは以下の記事にてご紹介しています。
ホームステイする
ルームシェアや寮での暮らしはあきらめて、いっそホームステイするというのも1つです。
語学留学を希望する人なら、まずはホームステイをしてみようかな。
そう考えている人もきっと多いのではないでしょうか。
1ヶ月ほどドイツの家庭でホームステイして、その間にルームシェアのできる物件を探すというのも留学生の王道ですね。
確認しておくべき注意点
家探しさの大変さあまりとにかく家を探すことに必死になりがちですが、家を借りるにあたって注意しておくべきことがいくつかあります。
慌てず、焦らず、よりよい生活スペースをゲットすべく注意点も忘れずチェックです。
住民登録に関して
ドイツに滞在するには住民登録が必要となります。不動産ではなくWGや個人のオーナーから部屋を借りる際は住民票の取得有無は事前に確認しておくようにしましょう。
Mietvertrag(ミートフェアトラーク)と呼ばれる賃貸契約書の発行が可能であれば住所登録が可能です。
正式な賃貸契約には必ず賃貸契約書の発行が伴うので、発行できないという場合は何故発行できないのか確認し、十分ご注意ください。
住民登録に関してはこれで簡単!ドイツで住民登録をする方法と解除する方法にまとめています。
光熱費と共益費
光熱費込はWarmmiete(ヴァルムミーテ)含まれない場合はKaltmiete(カルトミーテ)です。
加えて共益費としてNebenkosten(ネーベンコステン)が加算される場合もあります。ドイツの光熱費は割高だったりもするので見落としのないように注意が必要です。
敷金 デポジット Kaution
大家さんによって差はあるようですが家賃の1ヶ月分〜2ヶ月分のようです。
WGでも敷金の支払いは必ずと言ってよいほど要求されます。敷金は何事も無ければ退去時に全額返金されます。
仲介手数料に関して Provision
日系企業や現地の不動産屋に物件紹介を依頼した際は仲介手数料が必要になります。
相場はだいたい家賃の2ヶ月分のようで、契約時点で仲介手数料を支払うのか、物件の内見をするにあたって手数料が発生するなど、支払い基準は企業によりけりです。
※追記。2015年7月より不動産会社への礼金は法改正によって廃止されたとのことです。
不動産の管理している賃貸を紹介してもらう分には仲介手数が不要となりますが、不動産に依頼して新しく家を探してもらう場合にはこれまで同様に礼金が必要となります。
つまり、「残念ながら私たちが管理している賃貸に君にあった部屋がないんだ。新しく契約できる部屋を探すからちょっと待てて」となった場合は礼金が必要というワケですね。
ちなみに、仲介手数料の支払いは賃貸契約が成立した後です。
家を借りる前に確認しておきたいことは、こちらにもまとめています。
部屋でのインターネットの利用など、もうちょっと詳しく知りたい方は合わせてご覧ください。
日本とは少し異なるお部屋探し事情
注意しておきたいのが大家さんとの立場関係。
日本ではどちらかと言えば借りる側の方が立場は上です。なので、「借りてあげるんだから家賃安くしてよ! サービスして!」 と言えたりもするのですが、ドイツはちょっと違います。
大家さんの言うことは絶対!
大家さんは神です。
大家さんからすれば、「貸してあげるのだからむしろ感謝しなさいよね!」といった調子です。
ドイツで家を探している人はいくらでもいます。なので基本的に大家さんの方が立場関係は上となります。
大家さんが上なだけに、家賃交渉する人や部屋の内装に文句をつけるような人はめんどくさいから辞めておこう。そう思われることも珍しくないので注意が必要です。
家賃の値下交渉はできない
さきほども少し触れましたが、家賃交渉はムリと思っておいて間違いないです。
ドイツは本当に家を探している人で溢れています。多少家賃が高くても、喜んで家を借りてくれる人が大勢います。
家を貸し出すオーナーからすれば、少しでも高い家賃で借りてほしいですよね。
日本のように家や貸し出す部屋があまっていて、少し価格が下がってでも貸したいという状況ではないんです。
なので、家賃交渉にもたついているスキに正規価格で借りたい人が現れれば、もちろん家賃交渉しない人に貸し出します。
なら貸してくれることがほぼ確定した状態ならどうでしょうか?
これもまた危険です。きっちり書類で契約を交わすまでは急に変更されることがありえます。
実際、私の住んでいた家のオーナーは、ほぼ確定していた住居者の内定を取り消したことがあります。
その理由をきくと「部屋の内装にケチをつけられた」とのこと。
家賃交渉や家のやりとりはくれぐれも細心の注意を払っておこなうようにしてください。
ドイツの家賃の平均については、こちらにまとめています。
ベルリンの家賃に関する内容ですが、ドイツでの家賃感をつかめると思います。
連絡はとにかく早めに行うこと
ドイツでの部屋探しのコツはとにかく早さです。
家が決まらない人は、なによりも早さが足りないです。
募集が始まったらその瞬間に連絡してください。1日でも遅れるともはや手遅れと思ってください。
大家さんは即決で決めたいですし、募集をかけている大家さんの元には大量のメールが届きます。
遅れてやってくるメールのチェックなんていちいちやってられないんです。頑張って送ったメールも、受信メールの山に埋もれて終わりです。
家の見学はできたけれどその後の返事が来ない。ということも珍しくはありません。
内見にこぎつけたからといって油断は禁物。
契約するまで気を抜いてはいけないのが海外です。
私も経験があるのですが、見学後のメールが来ない、こちらから連絡しても無視されるということはもはや日常です。
家探しはそれほどにシビアな世界なんです。
ドイツの家貸すよ詐欺
最後にもっとも注意しておきたいのが、ドイツの賃貸に関する詐欺です。
ドイツでは家探し難という状況を巧みに利用した詐欺が横行しています。
詐欺かどうかのポイントは海外送金サービスを利用した振込を促してくる、オーナーが事前の見学希望を何かと理由をつけて拒否してくるといった点です。
もっと言うと、英語の連絡メールには注意した方がよいという意見もあります。これは家の情報を載せているオーナーがドイツ在住ではなく、そもそもドイツ語もできず詐欺目的で情報を載せているからです。
ドイツに来て間もなく英語を使って家を探している人を騙そうとしているわけですね。
家探し詐欺については以下にもまとめているので、合わせてご確認ください。
さいごに
分かる範囲で家の借り方をまとめてみたのですが、個人的にはまずは日本人にお願いするのが賢明かなと思います。
日本から渡独前にベルリンで滞在できる家を探さなければならない方はとくにそうだと思います。
まずは1ヶ月ないし2ヶ月ほど家を借りて、その間に引っ越し先を探すというのが理想かもしれません。入居した家が気に入れば延長させてもらうこともアリなわけですし。
ただ、もう何回も述べているのですが、家探しは思っている以上に困難です。本当に住める家が見つからないです。
かく言う私はこの記事を書き始めた頃、お借りしている家の退去日まで2週間を切っているという危機的状況でした。
ならば記事なぞ書かずに家探せ! そう言いたくなる気持ちは分かります。
もちろん手当たり次第に目についた物件へメールを送っていますよ。絶賛返事待ちだったというわけです。もう送り先がなかったくらいです。どうか、どうかドイツの寒空の下、路上生活にならぬよう救いの手をば誰か・・・。
これらの情報が誰かのお役に立てれば幸いです。
ではでは。
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この記事に寄せられたコメント
はじめまして、いつも楽しく記事を拝見させていただいております。
留学エージェント選びから渡独準備、パッキングまでのほとんどの情報をこのブログを見ることでカバーできたので、大変助かっております。
現在ハイデルベルクにある語学留学に通いながら、ネットでWGのお部屋を探しているのですが、WG探しをはじめてから内見、契約、入居までの具体的な流れを教えていただけませんでしょうか?
お忙しい中大変恐縮ですが、よろしくお願いします。
ドイツ留学あるい移住の参考にして頂き、ありがとうございます!嬉しいです。
物件にもよりますが、WG入居までの大きな流れは「連絡・内見・契約・入居」で合っていますよ!
具体的な流れは・・・
1.WGサイトなどから、WGを管理しているオーナーにメールあるいは電話で連絡、内見のアポイントメントを取り付ける
この時にメールのドイツ語が変だと、無視されることが多いですね。
2.物件の内見へ
できればこの時点で入居したい強い意思表示を行い、即決したいと訴えかけます。悩むとその間に他の候補者に横取りされることも多々。書面で契約するまで油断は禁物です。
3.契約
オーナーのサイン付き住居証明をもらい、入居日を決めます。証明書の発行ができないオーナーは何か怪しいことがあるので注意。
4.入居
基本的にはこの順番になるかと思います。
オーナーに山のようにメールを送っても、返事がないことも多いのですが、めげずに頑張ってくださいね。
あまりに返事がない場合は、メールの文面がおかしくないか確認してみてください。
少しでも参考になれば嬉しいです。
ハイデルベルク生活がうまく進むよう応援しています。