日本と大違い！ドイツのビアガーデンが意外にもまったりすぎる！

世界名だたるビール大国であるドイツ、９月下旬から１０月上旬にかけて開催されるオクトーバーフェストでは、ご存知ビールを愛する猛者たちが世界中からミュンヘンへ詰めかけ、連日連夜浴びるようビールが飲み明かされます。

誰が世界一酒に強いのか、白黒つけようではないか。祭典は血気盛んな猛者たちが我こそは世界一の酒豪だと、世界にその名を轟かすように酒を喰らう盛況ぶり。その光景を見た下戸は言います。あれはお祭りの体をなした地獄絵図であると。

そんなビール王国ドイツはオクトーバーフェストまで待ちきれないとばかり、５月にもなると各地にビアガーデンを開きます。春から秋にかけてビアガーデン、それが終わればオクトーバーフェスト、それが終われば冬の名物グリューワイン、やっぱりドイツ、一年飲んでも大丈夫。

ベルリンで最も古いビアガーデン

プラーターガーテンというビアガーデンにやって来ました。ここはベルリンでもっとも古いビアガーデンとのこと。つまりは歴史あるビアガーデン。歴代の猛者たちがここで酒を飲み交わして来た場所です。

入り口の門をくぐると緑溢れる公園！ 一杯やりにきたのか仲睦まじそうな老夫婦が。

日本のビアガーデンといえば夜の都会、百貨店の屋上なんかで、ビール飲みつつビュッフェの唐揚げをつまみつつ、というイメージなのですが、ドイツのビアガーデンは日本のそれとはずいぶん異なります。呼んで時のごとくビアガーデン、まさにビールの庭。

大勢の人たちが日の明るいうちからビールをぐびぐび。(ドイツの夏場は21時ちかくまで明るいですが……）

酔っ払って大騒ぎする人もいないので、なんだかオープンテラスでカフェの一時という雰囲気。

オクトーバーフェストよろしく、血気盛んな猛者たちの姿は見当たらず。

こちらはビールの祭典オクトーバーフェストの一コマ

雰囲気がまるで違う・・・。

会場が公園ということもあって、子連れのご家族も多いです。ほんと公園に遊びに来る感覚で皆が利用しています。まるで市民の憩いの場のような穏やかさ。

ビールとサラダパスタを注文してみました。

ドイツでは日本のようにビール片手におつまみ、というスタイルではなく、まるでコーヒーを飲むかのようにビールをグビグビあおりつつ皆でワイワイ会話を楽しみます。

ビールだけ飲んで酔わないのかな？ と思うのですが、そこはドイツ人、酔わないらしいです。むしろ何か食べながら飲むとお腹いっぱいになるじゃない？とのこと。恐るべしです。

黒ビールもあれば、

焼きとうもろこし！ではなく、湯でとうもろこし！もあります。

夏のドイツはとても過ごしやすいく、オクトーバーフェストのように祭りだ！祭だ！とビールをあおるもいいけれど、せっかくの美味しいドイツビール、ビアガーデンでのんびり味わうのも乙だと思います。

プラーターガーテンはエバースヴァルダー駅から徒歩数分です。近くには壁公園もあるので日曜は蚤の市＆ビアガーデンというのも良いかもしれません。

Prater Garten
Kastanienallee 7-9
10435 Berlin
月 – 土 18:00 – 23:00
日 12:00 – 23:00
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