全てが本がココに！？ベルリン最大規模の本屋ドゥスマンに行ってみた

町の小さい本屋さんではなくって、あらゆるジャンルを取り揃えた本屋さんはベルリンのどこにあるのか？

それも紀伊國屋書店やジュンク堂のようにとびきり大きな本屋さん。

西洋の風香る町の小さな本屋さんはとびきり可愛くて、それこそ素敵の一言に尽きるのだけれど、大衆用の大きな本屋さんだって違った魅力があるはず。それに日本にあるのだからドイツにだって存在していて不思議じゃない。

いったいどんな本が置かれているのか？ 本棚を埋め尽くしている西洋の書物とは？ とにかく気になる、大型書店を見てみたい！

とはいえ、ベルリンの大型書店って、どこ？

ドゥスマン（Dussmann）

「ベルリンで本を買う場所といえば？」

それならドスマン(Dussmann)だよ！ と皆が皆してそう答え、いわく「あそこはブックパラダイスさ」とのこと。

学校の授業、それも本の話題が出た時の一コマだったのですが、クラスメイトたちがこぞって答えたドスマン(Dussmann)という名前、初めて聞く私はポカン顔

「それってどこにあるの？」そう聞いてみると「フリードリッヒシュトラーセ駅の近くにあるよ！」だとか。

フリードリッヒシュトラーセ駅なら何度となく利用しているのに、何故今まで気が付かなかったのだろう？ 不思議に思いつつもとりあえずは気になっていた大型書店の情報を手に入れられた。なら百聞は一見にしかず、場所さえ分かればこっちのものよと現地に直行してみることに。

するとすぐに発見！ Dussmann!

ありました！ それもフリードリッヒシュトラーセ駅からウンター・デン・リンデンへ向かって歩くこと数分の場所に。

注意深く歩いていると見つかるものですね。というよりも、こんなに目立っている看板オブジェを見逃していただなんて・・・。

外からウィンドウ越しに見ても大型書店ということははっきりです。

こちらの大型書店Dussmann、もちろん大量の本が本棚という本棚を埋め尽くしていることは言うまでもないのですが、本だけでなくCDやDVDの取り揃えも豊富です。CDに至っては視聴もできますし、建物内にはソファまであって本を読みつつリラックスする方多数でした。文房具なども販売されていて、大型書店というよりも、どこか文化の総合デパートといった感じです。

そう思っているとDussmannというお店の名前の下にdas KulturKaufhausと書かれているのを発見！ （das KulturKaufhausの意味は文化デパートになります）

せっかくなので猫のアルバムを購入！

実はプレゼント用に猫のアルバムを探していたのです。

本棚で手にとったアルバムは汚れが目立っていたので「プレゼント用なので綺麗なものはありますか？」とお尋ねすると「数日かかるけれどお取り寄せしましょう！」と新刊を手配してくれるという親切さ！てっきり断られると思っていただけに感激でした。ありがとうございます店員さん。

せっかくの大型書店、その内装まで余すことろなく紹介したい！ ならばなぜ中の写真がない！？

そう思った方、いるならばとても鋭いです。そして面目ないです。それは大人の事情というやつです。力及ばず無念です。

気になった方はベルリン観光の際にでも立ち寄ってみて下さい。めくるめく本屋ワールドがそこに！ です。

Dussmann das KulturKaufhaus
Friedrichstraße 90
10117 Berlin
月 – 土 9:00 – 24:00
日 休