英語は通じる?チップは?ドイツ旅行で気になる18の疑問
ドイツをはじめヨーロッパに旅行するともなれば、あらかじめ知っておきたいことって結構ありますよね。
例えば「英語はどれくらい通じるのか?」とか「レストランではチップが必要なのか?」とか。
日常生活にスポットをあてると「水道水って飲めるの?」とかも気になってみたり。
見知らぬ海外で、それがヨーロッパでドイツに旅行するともなると、やっぱり日本で当たり前のことが当たり前でなかったり、日本でしないことが普通だったりです。なかにはタブーだってあるわけです。
ということで、ドイツに旅行する時にあらかじめ知っておきたい、気になる疑問をまとめてみました。
目次
- 1 1.英語はどれくらい通じるのか?
- 2 2.WiFiは持っていくべき?
- 3 3.水道の水は飲める?
- 4 4.水はガス入りとなしの2種類ある?
- 5 5.コンビニがない?
- 6 6.トイレがなかなか見つからない?
- 7 7.ホテルのチェックインに注意が必要?
- 8 8.土日はお店が閉まる?
- 9 9.治安はいい?
- 10 10.タクシーは安全なの?
- 11 11.ユーロはどこで変えるとお得?
- 12 12.お会計はテーブルで?
- 13 13.お会計でチップは必要?
- 14 14.貴重品の管理はどうする?
- 15 15.入国審査は簡単?
- 16 16.電車の乗り方・切符の買い方
- 17 17.電源が違う?変圧器は必要?
- 18 18.ドイツで絶対にやってはいけないこと
- 19 さいごに
1.英語はどれくらい通じるのか?
海外に行くうえで最も気にするであろうことですよね。はたしてドイツで英語は通じるのか?
英語といえば、学校でみっちり勉強しているはずなのに、フタを開ければ何故だかほとんど喋れない。そんな不思議な存在でもあります。
いっそ喋れないなら英語が通じようが通じまいが関係ないのではないか。なんて思ったりもするのですが、いやいや通じないより通じた方がいいに決まっています。なんとなくの安心感が違いますよね。安心感が。
そんな英語ですが、ドイツではホテルに空港、レストランに街中のお土産屋さんなどなど、観光客がよく訪れる場所は基本的に英語が通じます。
なので、旅行中にドイツ語が喋れず困るといったことは非常に少ないと思います。ドイツ人の友達が言うにはドイツ人は学生の間に英会話をみっちりやるから英語が喋れるとのこと。
個人的にはドイツ人の英語は単語がハキハキしている感じで聞き取りやすくもあります。アメリカ人ネイティブのように流暢すぎて聞き取れないということも少ないはず。
もちろんドイツに住んでいる人みんなが英語を喋れるかと言えばそういうわけではありません。街中の人にいきなり英語で話かけると「???」って顔をされることも多くはあります。そりゃあドイツの公用語はドイツ語ですから。いきなり知らない外国人に英語で話しかけられると相手だってビックリします。
とはいえ、いきなりドイツ語で喋りかけると「なんで日本人がドイツ語喋れるの!?」とこれまたビックリされることもしばしば。
日本だっていきなり外国人観光客から英語で話かけられたら身構えますよね。ドイツだって同じです。いきなり日本人が英語で話かけてきたらビビります。
「英語話せますか?」と話かける時にひと声あるといい感じですね。
2.WiFiは持っていくべき?
インターネットが繋がらない。それすなわちLINEで連絡取れないということ。
それはめっちゃ困る。非常に困る。という人も多いと思います。
グローバルWiFiやイモトWi-Fi
など、ネットで予約して空港で受け取って利用できる便利なWiFiがあるのですが、さて大きな問題は持っていくべきなのか、どうなのかです。
ドイツに1週間も旅行するとなれば、レンタル代もそれなりに掛かってきます。
ホテルで無料WiFiが使えるなら、別に旅行中くらい無くてもいいのではないか?とも思いますよね。
個人的には、WiFiは余裕があるなら借りて行くでイイと思います。
ドイツのホテルやレストランではほぼWiFiを無料で使うことができます。ただ、注意しておきたいのは「ドイツの街中にフリーWiFiが飛び交っているか?」と聞かれると、決してイエスではないということ。
例えば、日本からも大勢の観光客が訪れる南ドイツのミュンヘンだと街中に数カ所だけWiFiの繋がるポイントがあります。ですが、どこでも繋がるわけではなく、繋がるポイントにいないと使えないです。
これが、けっこう不便っちゃ不便です。ちょっとでもWiFiスポットから離れるとすぐ使えなくなります。このちょっとした使えないがストレスだったりします。
なので、常時ネットが使えるように日本からWiFiをレンタルして行くのオススメです。旅行中にGoogleマップを開きたい、ネットでわからない単語を調べたい、ちょっとした機会にネットが使えると旅は非常に便利です。
ドイツのSIMカードを買えばいいのでは?
ネット事情に詳しい人なら、ドイツでフリーのSIMカード買ったらいいのでは?
と思いますよね。
ドイツに到着してから現地でシムカード買うというのもアリですが、ドイツに慣れていないなら基本おすすめはしません。
その理由は単純に時間がかかるからです。
ドイツのSIMカードはタイなどのアジアと違って基本的に空港では売っていません。
SIMカードを手に入れるためには、ザトゥーンといった街の電気屋に行く必要があり、購入の手続きを済ませてアクティベートしてもらって、カードの接続を待って、携帯で設定してやっと使えるようになります。
しかも店頭での手続きも数分で終わるわけではなく、30分くらい待たされることも多いです。おまけに何故か電気屋の担当者は英語ができない人の多いこと。
やっと契約できたと思ったらネットが使えるまで最大で2時間のセッティング待ちということもあり、WiFiのために貴重な滞在時間を使うことこのうえなしです。
限られた海外旅行なら有効に使いたいのが時間です。
レンタルWiFiも1人1台借りれば高いですが、数人で1台なら1人あたりの値段も安くなるので、1グループに1台借りていくというのがいいのではと思います。
それでもドイツのSIMが欲しい!
とはいえ、やっぱりドイツでSIMカードは調達したい!
確かにヨーロッパのいろんな国を周遊するなら、EU圏で使えるSIMをドイツで手に入れてしまうのもアリですよね。
SIMさえあればヨーロッパ旅行はグッと楽になります。グローバルWifiも数週間
ドイツのSIMはいろいろあるのですが、個人的なオススメはO2というメーカーのSIMカードです。
SIMカードの買い方と使い方は「ドイツで簡単ネット利用!留学にも便利なO2格安SIMカードの使い方と買い方」で紹介しているので、気になる方は合わせて参考にしてみてください。
3.水道の水は飲める?
出てくる水はどこでも飲めるのが日本なわけで、そんな環境で育ったものだから水が飲めないというのがむしろ謎。
そう思いがちですが、世界から見れば、水道水ガブガブ飲んでも大丈夫な日本が謎なんですよね。
さて、ドイツの水は飲めるのか?
ホテルの蛇口をひねると出て来る水は安全なのか?飲んでもお腹こわさないのか?
飲める飲めないで言えば飲めます。水が飲めない国というわけでもないです。むしろ飲める国です。
ですが、飲みたいかと言われると、私は飲みたくない派ですね。ここは人によって別れるところでもあります。沸騰させればダイジョブだから、と言ってガブガブ飲んでる人もいるっちゃいます。
ただ、日本と大きく異なりドイツの水は硬水です。
蛇口をひねると出てくる水も、シャワーから出てくる水もほとんどが硬水。
ドイツの硬水はカルキを多く含んでいるので、湯沸かしポットもしばらく時間が経つとカルキが付着して底が白っぽくなっていたりします。
カルキという言葉に馴染みがないかもしれないので、スゴく簡単に説明すると日本だとプールの消毒に使われているのがカルキです。
プールの水が飲めるか飲めないか、と言ってしまうと話がまるで違うようにも感じるのですが、スゴく分かりやすく言えば、そういうことなのかもしれません。
決して水が飲めないというわけではないので、シャワーを掛かっている時に飲んじゃったり、歯磨きの時に飲んじゃったりしても大丈夫ではあります。ご安心を。
4.水はガス入りとなしの2種類ある?
引き続きお水のお話です。
ドイツではお水は買って飲むのがわりと一般的。
日本もそこら中でペットボトルに入ったお水が売られていますが、ドイツではちょっと注意しておきたいのが販売されている水の種類です。
ガス入りなのか。それともガスなしなのか。
ドイツではこの2種類の水が売られています。
日本だと水といえば炭酸なしのただの水ですよね。自動販売機で炭酸水が売られているということはまずありません。
コンビニの棚をのぞいても、炭酸水はあってもすっごく端っこにちょこっと置かれている程度で、なんならお酒を割るための存在として売られているくらいです。
ところがドイツでは炭酸入りの水が普通に並んでいます。
水、水、炭酸水、水、炭酸水。
くらいの勢いで並んでいます。
なので、普通の水を買いたかったのに炭酸水を買ってしまった。なんてこともドイツではよくあるお話だったりします。
ガス抜きの見分け方とは?
さて、ガス抜きを買いたいという人が覚えておくポイントは1つです。
ペットボトルのラベルに「Kohlensäure」という記述があるかどうか。
あればガス入りです。炭酸水です。
もし自身がなければ、「ガス入りですか?」と店員に尋ねると親切に教えてくれます。
ちなみに、私はこのガス入りが大好きで、ドイツに限らずヨーロッパではよく炭酸水ペットボトルを買っています。
微炭酸でほんと美味しいです。病みつきです。
気になった方はぜひお試しを。
ちなみに、ドイツはエコの国としても知られ、それゆえにペットボトルは購入代金にプファンドと呼ばれれるデポジット料金が加算されています。
つまり、ホントはペットボトルの水1本100円なのに、デポジットが加算されて110円出さないと買えないわけです。
飲み終わったペットボトルをそのままゴミ箱に捨ててしまうとデポジットは永久に帰ってきません。スーパーなどに備え付けられた返却ボックスに返すことで、はじめてデポジットのお金が返却される仕組みになっています。
これはドラッグストアやスーパーで購入できるビール瓶も同じなんですよね。
この仕組みを考えついたドイツ・・・なかなかのやり手ですよ。
5.コンビニがない?
日本ではもはや当たり前の存在コンビニ。
最近だとアジア各国に店舗を展開していて、アジアといえばコンビニがあたりまえ。といった感じなのですが、ドイツには24時間営業のコンビニなどありません。
なので、ちょっとコンビニまでお菓子とお酒を買い出しに行っちゃいます?
という旅行定番の夜の楽しみはできないんですよね。悲しいことに。
コンビニがない代わりに、小さなドラッグストアが遅くまで営業していたり、ベルリンなどの都会では大手スーパーが深夜まで営業している、街角のケバブ屋が明け方近くまで営業していたりします。
深夜まで営業しているとはいえ、便利さをみればコンビニには遠くおよばず。ATMもなければ、トイレもないし、コピー機だってありません。
ということで、夜は飲みあかす予定のある旅人たちは夕方頃から近くのスーパーに買い出しに出るのがオススメです。
6.トイレがなかなか見つからない?
コンビニがない、つまりはトイレがない。そういうことです。
ドイツはひと度外出してしまうとトイレが少ないです。とにかくビール大好きドイツ人なのに、トイレがないとはどういうことなのでしょうか。お酒を飲むとすこぶるトイレに行きたくなる私にとってはもうこれが大問題です。トイレに行きたくてもないのだもの。
もちろん駅にはトイレがあります。でも、日本のように全ての駅にトイレがあるわけではありません。むしろトイレなしの駅のほうが多いくらいです。
中央駅くらい大きな駅ならトイレ完備ですが、街の小さな駅くらいではむしろないのが普通。
ちなみに公衆トイレは有料で、マクドナルドのトイレやショッピングセンターのトレイも有料だったりと、外で使用できるトレイは有料なのがほとんです。トイレの前にチップ回収おばさんが立っている時はニッコリ挨拶してお金を払いましょう。
たまたま持ち合わせがない、大きい額の札しかないという場合は、持ち合わせがないけど、使わせてほしいとお願いすれば通してくれることが多いです。チップ回収おばさんもそこまで鬼ではありません。
もしも街中でトレイが我慢できなくなったら
オススメはケバブ屋またはシシャバーという水タバコのお店にお願いするです。
トルコ系の人が多いので、店構えといい、内装の雰囲気といい、入ることにビビってしまいがちですが、シシャバーやケバブ屋なんかは「トイレ貸して!」といえば親切に貸してくれます。
必要なのはお店に入って貸してと言う勇気です。
7.ホテルのチェックインに注意が必要?
5ツ星ホテルはまた別の話になるのですが、ホテルによっては到着が遅くなると受付が閉まっているということがあります。
大抵のホテルには夜勤の人がいるものですが、個人でやっているホテルだったり、夜は受付を締めるスタイルのホテルだと夜中に到着するとチェックインできないという事態に陥ります。
かく言う私も2度ほどチェックインできずにホテルの前で困ったことがあります。
電話を持っていれば、ホテルに直接電話して対処できますが、慣れないドイツでの電話って結構勇気がいるものですよね。というか、英語に自身がないと電話での英語のやりとりって難しいの極みです。
ホテルに到着する時間は何時なのか。滞在予定のホテルのチェックイン時間は何時までなのか。このあたりはあらかじめ確認しておくのがオススメです。
ドイツ旅行で古城ホテルに泊まりたいという人も多いと思うので、要チェックです。
8.土日はお店が閉まる?
土日こそが書き入れ時!お店は土日こそが忙しいし、バイトは土日だから休めない。
というのが日本ですが、ドイツでは土日こそ休む日です。
それこそキリスト教にそって日曜はガチで休む日です。
休みの日だから遊びに行かないの?遊びに行くならお店はどうするの?という話なのですが、お店の人いわく「みんなが休む日曜日にお店を開けても客が来ないでしょ」なのだとか。
ということで、日曜はお店が閉まっていることは多いです。
観光地などを中心に日曜日も営業しているレストランや雑貨屋もあるのですが、平日とはまるで別世界のようにお店が閉まっているのがドイツの日曜日だということはお忘れなくです。
日曜日はお休みのドイツですが、土日は蚤の市(いわゆるフリマ。フリーマーケット)が盛んなので、街の有名マーケットに行ってみるのもオススメです。
9.治安はいい?
海外でもっとも気になるのが治安です。
テロの心配はないのか?夜は安全なのか?移民を受け入れてるけど大丈夫なのか?
ドイツの治安で気になることはいっぱいあると思います。
結論から言うと、ドイツの治安はいいです。
治安については外務省の海外安全ホームページからも調べることができるのですが、外務省いわく警戒レベルは常に0のご様子。
もちろん治安がいいからと行って、全てが安全かと言えばそうではありません。
夜に人気のいない場所を一人でうろつくなどは絶対に避けてください。これは日本でも同じですよね。
また、治安が悪いと呼ばれる地域に夜は近づかないというのも1つです。例えばドイツの首都ベルリンだと東側のノイケルンあたりは治安が良くないので、慣れていない人は夜出歩くのは控えたほうがいいです。
海外だからこそ夜遊びしたいという人もいると思うのですが、夜遊びエリアは総じて治安がよくないので、出歩く際は自己責任で注意してください。
細かいことを言うと、スマホの盗難や後ろポケットに入れっぱなしの財布が盗まれたなどの話はありますが、フランスやイタリアに比べると全然マシなほうだと思います。
街中でいきなり詐欺に出くわすということも少ないです。
10.タクシーは安全なの?
どこに連れて行かれるか分からない。なんとなく怖い。できれば海外でタクシーは使いたくない。という人も多いと思います。
イタリアのタクシーはボッタクリが多いのですが、ドイツのタクシーはいたって健全です。料金以上のお金を取られることはまずありません。
ドイツのタクシーは日本と同じメーター性なので、警戒するならタクシーに乗車した時にメーターが作動しているかどうかを確認してください。
正しく動いていれば、メーター通りの値段を車から下りる時に支払うだけです。きっちりお釣りはもらわず余剰分はチップとしてあげるとなおイイ感じですね。
夜帰りが遅くなって電車もバスも少ないという場合はタクシーを拾って帰路につくのもいいと思います。
というか、先に値段を聞いておけば安心なんじゃない?
と思った人、いますよね。
もし私が運転手なら「あれあれ?通常よりちょっと多めの値段をふっかけてもこの人もしかして払うんじゃない?それも安心して」と考えちゃうかもです。
11.ユーロはどこで変えるとお得?
ユーロはどこで替えるのがお得なのか?
ドイツに旅行するからにはユーロが必要です。
ユーロといえば1ユーロ120円あたりをうろついている印象ですよね。なので、120円より下なら安い、それより上なら高いという感じ。
ここで重要なのが、両替するタイミングもそうですが、日本でユーロを用意すべきなのかドイツでユーロに変えるほうがお得なのかです。替えるタイミングを間違えると1万円くらい損することもあるので、これは慎重にもなります。
結論から言えば、日本で変えていくと一番安くなります。
よく聞く現地で変えたほうが安くなるというのは、あくまで日本よりも物価の安い地域の話なんです。例えばタイなどの東南アジアは現地に入ってから通過を変更するほうがお得です。
物価価値が日本より安いとは言えないヨーロッパでは、圧倒的に日本でユーロに変えていくほうがお得になります。
なので現金は使う分だけあらかじめ日本でユーロに両替するのがオススメではあります。もっと言うと、高額な買い物はクレジットカードやキャッシュパスポートを使って支払うのがオススメです。
小さいお札をたくさん持とう!
両替する時のポイントですが、オススメは10ユーロと20ユーロをメインにしてもらうことです。
50ユーロや100ユーロ、それ以上のお札はまず使う機会がありません。
それに、お釣り欲しさに10ユーロのお会計で50ユーロ札を出すとイヤな顔をされたり、「お釣りを切らしてるから50ユーロはじゃムリよ」と言われることも珍しくはありません。
お釣りない、ごめん、これよくあります。お釣りを出せないお店じゃなくて、小さいお札を持っていないこっちがダメなんです。
12.お会計はテーブルで?
日本だとレジ会計がほとんですが、ドイツではテーブル会計が主流です。
それも各テーブルの担当ウェイター、ウェイトレスが決まっていて、その方にお支払します。
バーやカフェといったお店はレジでの会計です。
13.お会計でチップは必要?
日本人にとってなじみのないのがチップです。
いったいチップはどれくらい渡せばいいのか?そもそもチップは必要なのか?
必ずしも必要というわけではないけれど、感謝の気持ちとしてお渡しするのがチップマナーというものです。
とくにレストランなどを利用した際は端数をチップとして渡してあげるくらいは行いたいところ。
例えばお会計27.5ユーロなら、30ユーロ渡してお釣りはチップといった具合ですね。
ちなみに全てのお店でチップが必要かと言われると、そういうわけではなく、カフェなんかはチップと言って渡すと「いらないわ」と言って返ってきたりします。
スターバックスコーヒーやマクドナルドではチップは不要だけど、サイゼリア、鳥貴族、高級レストランといった場所ではチップがいるという感じですね。
14.貴重品の管理はどうする?
サイフにスマホにパスポート。
無くなるとめちゃめちゃ困るもの、いわゆる貴重品はどこに入れて管理すべきなのか?
首からパスケースをぶら下げて、貴重品は全部その中に入れて、そんでもってパスケースは服の中にインしておく。これで完璧。
さすがに、ここまでする必要はないけれど、貴重品は万が一盗まれないように注意は必要です。それこそ人混みに行く時なんかは要注意。
具体的にはサイフとスマホはファスナーのついたポケット、またはカバンに入れて簡単に取りづらくしておくのがベストですね。
パスポートは最も重要なので、できれば常に持ち歩かないのがオススメです。持ち歩く用はコピーで十分です。
そもそもドイツに入ってからパスポートがいるのはどんな時なのか?
言ってしまうと、夜の施設に出入りするために必要だったりもしますけど・・・カジノとか。
取れて困るものは極力持ち歩かずにスーツケースに鍵をかけておくのが一番安全ではあります。
そこまで警戒しなくても大丈夫といえば大丈夫なんですけどね。
ただ、男性がよくやるケツポケットにスマホと財布を入れて持ち歩くスタイルはできれば、避けたほうがいいですね。試験的に盗られても構わないスマホをケツポケットに入れて生活してみたこともありますが、とりあえず盗られたことはないとだけ報告しておきます。
ただし、日本と同じ感覚でご飯食べてる時にテーブルの上に財布とスマホを置きっぱなしなんてことは避けてください。
どうぞ盗んで下さいと言っているのと同じです。さすがに。
15.入国審査は簡単?
海外に慣れていないと、まず始めに立ちはだかるのが入国審査という壁ですよね。
ベルリンの壁ならぬドイツ入国の壁です。
個人的にはドイツの入国審査は恐れるに足りないです。
ドイツ語はおろか英語の読み書きすらまったくできない、おまけに海外旅行は始めての友人でも「楽勝だった」と言わしめるほどです。
それでいいのか、ドイツよ。とも言いたくなるのですが、ひとまずそれは置いておき、とにかく難しくはありません。
何か聞かれて滞在目的くらいだと思います。特に聞かれた記憶もないですけどね。ニコニコしてたらハンコ押してもらえる感じです。
ちなみに入国審査がすこぶる厳しいのがイギリスです。ここはもうぶっちぎりで厳しいです。
16.電車の乗り方・切符の買い方
もっとも多く使うであろう移動手段。そう電車ですね。
まず切符の買い方が分からないし、乗り方も分からないです。
一見分かりづらいように感じるドイツでの電話の乗り方ですが、以外と慣れてしまえば簡単です。
券売機で切符を買う、近くにある打刻マシーンに切符を入れて時間刻印、それを持って電車を利用。それだけです。ちなみにドイツには改札はありません。
やろうと思えば切符を持たずに乗車も可能ですが、もし見つかると罰金になるので切符は必ず購入してください。
買い忘れた、時刻を刻印し忘れたなどの言い訳は基本通用しません。
電車については、以下でも詳しく解説しています。気になる、心配な方はあわせてご覧ください。
17.電源が違う?変圧器は必要?
ドイツは日本とは電源プラグが異なっています。
なので、スマホの充電をするにも変換プラグは必須です。ドイツに行く前にかならず用意しておいてください。ドイツで買うと信じられないくらい高いです。
持っていくべきか悩むのが変圧器です。
個人的には、よほどの事情がないかぎり必要ないと思います。
もしヘアアイロンを持っていく、日本からドライヤーを持っていくというなら、製品によっては変圧器が必要かもしれません。
変圧器が必要なものといえば、それくらいだと思います。
スマホの充電、PCの充電であれば変圧器は不要です。
18.ドイツで絶対にやってはいけないこと
手のひらをパーの状態にして手を上にあげる。
これ、ドイツでは絶対にやってはいけないことです。なんで?そんなことが?と思うかもですが、これは超重要タブーです。絶対にやらないでください。
でも、これってタクシーを止める時だったり、レストランでウェイターを呼び止める時だったりと、日常的に使う仕草なんですよね。いらくドイツではタブー視されているとはいえ、日本だとごくごく普通のことです。
なぜタブーなのか?
ちょっと考えてみると、分かる人はすぐにピンと来るかもしれませんね。
理由はヒットラー率いるナチ党を彷彿とさせるポーズだからです。
これがドイツではやってはいけない事としてタブーになっています。遊び半分でやったらマジメに怒られます。
なので、もし手を上げたくなったら人差し指だけ開いた状態で手を上げるようにしてください。
ラーメンを音を立ててすするのはドイツでは行儀がわるい。とかもうそのレベルではないのです。
さいごに
ドイツ旅行に行くまでに知っておきたい疑問いかがでしたでしょうか?
細かく上げだすと気になることはもっと出てくるのかな?
とも思うのですが、優先して知っておきたいのは、言葉の面で英語が通じるかどうか、連絡手段の面でWiFiが必要かどうか、このあたりかなとも思っています。
前もって情報を入れておくと、ドイツに行った時に「そういうことね」と気づくことも多いので、ひと通り参考にしてもらえば幸いです。
他にも「これも覚えておきな!」という豆知識をお持ちの方はぜひコメント欄に。
「これについて教えて!」というご意見もあればお気軽にコメント欄にお寄せください。
ではでは。
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この記事に寄せられたコメント
4. ミネラルウォーターを買うとき、Kohlensäureと書いてあれば炭酸水であるという説明は完全にまちがっています。
もしもohne Kohlensäureと書いてあれば炭酸抜きの水、mit Kohlensäureと書いてあれば炭酸水です。要するに、ohne(抜き)とmit(入り)で見分けるのです。
17. ヨーロッパの電源(250Vまで)に対応するヘアドライヤーが日本で安価に販売されているので、それをもっていくのが合理的です。スマホの充電器は変換プラグだけで使用できます。
これにたいして、PCは、かならずヨーロッパ仕様の電源コードに付けかえなくてはなりません。変換プラグを付けるだけでは非常に危険です。このことを説明しないのは問題です。
鋭いご指摘恐れ入ります。
水のmitとohne、PCの電源コードについては説明不足でした。
PCはわざわざ電源コードを付け替えなくても、例えばMacパソコンの電源であればヨーロッパの電圧に対応しているのでそのまま利用可能ですね。
WindowsPCの場合は電源アダプターは電圧に対応していても、アダプターから先、コンセントに刺すコードが非対応の場合があります。
PCは必ずというより、電圧に対応していないアダプター、コードを使用したPCを持って行く方は要注意ということですね。
補足いただきありがとうございます。