ベルリン観光におすすめしたいカフェ!優雅な隠れ家ボン・ヴィ・ベルリン
ドイツの中でもなんたって広いのが首都ベルリン!
数ある街の中でも群を抜いて広いとあって、行きたい観光スポットだって多いです。
そりゃあ叶うなら数日は滞在したいところ。
そして街のあちこちに素敵なカフェを持つのがベルリンです。
ところがベルリンのオシャレカフェって意外と知られていないんですよね。
そもそもベルリンにカフェのイメージもなかったり・・・。
ということで、今回はそんなベルリンの中から「南ドイツっぽい」可愛いカフェを見つけたのでご紹介したいと思います。
南ドイツっぽいニコライ教会周辺
地区によってかなり雰囲気が違ってくるのがベルリンで、なかでもグンを抜いて雰囲気違いの地区がニコライ教会のあたりです。
赤の市庁舎の近くに広がるこのエリアは、なんというか西洋ドイツっぽいです。
ベルリンにぽっかりと現れた古き良き田舎のドイツというか何というか。
都市というよりは南ドイツ。
そんな可愛い街並みが広がっています。
お土産物屋さんも多く、テディベアに埋め尽くされたぬいぐるみ屋さんもあったり。
これでもか!
ってくらいお店はクマにまみれています。可愛いです。
【カフェ】ボン・ヴィ・ベルリンBonne Vie
そんな地区の一角にひっそりと、
それでいて優雅に、
気品のある佇まいでお店を開いているのがカフェ『ボン・ヴィ・ベルリン(Bonne Vie Berlin)』です。
赤の市庁舎からホントすぐの場所にある地区なのですが、このあたりではほとんど日本人の姿を見かけないんですよね。
意外と見落としがちなエリアなのかも・・・。
ちょっとした隠れ家カフェといった感じですね。
扉を開くと、そこはもうちょっとした別世界のよう。
ゆっくりとクラシック音楽が流れていて、
「ごきげんようお姉さま」
と愛らしく微笑む乙女の姿なんかがとても似合いそうな感じです。
ひとえにスゴイおされ!
時代の流れをさかのぼったような店内は独特な雰囲気に満ちていて、
よーく見ると、お店のあちこちに雑貨がちりばめられています。
雑貨にあふれたカフェってこれがもう、物好きにはたまらないです。
カフェ中央にあるこちらのテーブルをのぞいてみると、
よりどりみどりに広がるお菓子たち。
まるでお菓子の家みたいにクッキーやチョコレートといった、たくさんのお菓子がテーブル上を賑わせています。
もちろん手頃なお値段で買えるのも魅力的。
でも、それだけじゃないです。
こんな感じで手に取れるちっちゃい雑貨もたくさん並んでいるんです。
こちらはクリスマスオーナメントにもぴったりな木馬をあしらったアイテムですね。
他にもずらっと並んだ小さなキャンドルがあったり、
こっちには小さなリースがあったり、
小人の服みたいにちっちゃい洋服まで。
お店のあちこちが可愛い雑貨であふれていて、雑貨を見てまわるのも楽しいです。
しかも気に入ったらどれも買えるんですよね。
窓際にこんな感じでいろんな雑貨が置いてあって、隅々まで楽しめます。
特製キッシュで楽しむカフェランチ
カフェといえばやっぱりカフェごはんです。
ドイツの外食はなにもソーセージだけじゃありません!断じて否!
カフェごはんだって楽しめます。
ということで、ボン・ヴィ・ベルリンでは特製キッシュとホットショコラをご注文。
オーナー夫妻とスタッフが腕によりをかけて焼き上げているのがこの特製キッシュです。
生地のうえにはたくさんのリンゴが乗っていて、それを覆うようにチーズが少々、香辛料の効いたちょっとピリ辛な味付けです。
このリンゴのキッシュが、まぁ美味しいのなんの。
なんともクセになる味です。
ドイツの家庭料理っぽいけど、それでいて味はこすぎない。
なんだか癒される味です。
それを優雅な店内でのんびりと楽しめるわけで、
なんというか、すっごく贅沢なひと時。
キッシュと合わせて頼んだのが、こちらのホットショコラ。
「何かおすすめはありますか?」
とドリンクについて聞いてみたところ、
「それならホットショコラはどうかしら?」
とのこと。
なんでもホットショコラの「ホット」の部分でもある「あたため方」に秘密があるらしく、他店では味わえないスペシャルな一口に仕上がっているそう。
「では、それを1つ」とご注文してみると、これがまぁ格別でございました。
合わせて頼んだキッシュがちょっとスパイシーだったので、ホットショコラ特有のチョコレートの甘さとも絶妙にマッチ。
シナモンも効いていて、ほんのり感じるジンジャーの風味も最高でした。
寒い日にはとんでもなくありがたい一杯です。
今回は注文しなかったのですが、カフェということでお店のなかは本格スイーツも豊富です。
いろんなケーキがあるので、ちょっとしたティータイムの利用にもよさそう。
このチーズケーキが濃厚そうで、たまらん美味しそうでした。
日本人はほとんどこないらしい
優雅なカフェランチにも最高で、店内はすごくオシャレ。
観光地のど真ん中にあってこの快適さ。
ということで、「日本人も多いのかなぁ?」と思っていたのですが、
実際はほとんど来ない、というかほぼ来ないらしいです。
店員さんが言うには、
年齢層?
わりと高めかしら。
みんなのんびりお茶しながらくつろいでるわ
といった感じ。
私の写真?
撮りたいの?w
日本人が見ても仕方ないと思うけど・・・
という苦笑いを浮かべたステキな店員さんが素敵に働いております。
なんと言うか、ギャップのある笑顔がたまらないです。
さぞファンも多かろう。
日本人は来ないと言うが・・・
・
・
・
・
・
・
に、日本人の仕業・・・
です、よね?
これは・・・。
さいごに
カフェの平均予算はだいたい8ユーロくらい。
カフェでのランチや3時のティータイムにおやつと考えれば安いですね。
もちろんWi-Fiも使えてかなり快適。
思わず眠くなるようなのんびりさもあって、男一人でも思わず長居してしまうといった事態です。
赤の市庁舎からも近くて、観光途中に立ち寄るにもぴったりです。
頑張ればベルリン大聖堂からだって歩いていける距離ですから。
気になったかたはぜひ立ち寄ってみてください。
ちなみにオーナーはオランダ人夫妻なのですが、なぜかお店の名前はフランス語です。
ではでは。
【基本情報】ボン・ヴィ・ベルリン(Bonne Vie Berlin)
営業時間:月〜日 11:00〜19:00
住所:Propststraße 1, 10178 Berlin, ドイツ
電話:+49 30 28095164
Bonne Vie Berlin公式Facebookページ
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