ドイツで語学学生ビザを取得するために必要な準備と申請方法は?
ドイツ留学にビザは必要なのか?
結論から言うと、90日以上ドイツに留学するなら、すべからくビザの申請が必要です。
ドイツでのビザ申請。言うなれば、それは外国人局との死闘。
鬼のごときビザ担当者との戦いが待ち受けています。これをクリアせねばドイツ留学はままならぬ。
とはいえ、多くの日本人がドイツに留学しているわけで、なんだかんだ皆ビザを取得しています。
ドイツでのビザ申請については、「どのビザが必要?ドイツ留学で取得できる5つのビザと申請方法」で詳細を述べているのですが、今回はドイツ留学のなかでも語学学校に通う「語学学生ビザ」の取得方法に絞って説明したいと思います。
目次
学生ビザの申請は、ドイツ国内でのみ可能!
ワーキングホリデービザや就労ビザなら、条件が整えば日本でビザを取得できるのですが、日本から取得できないのがドイツの学生ビザです。
ドイツに語学留学するとなると、取得できるビザは次の二択ですね。
『ワーホリビザことワーキングホリデービザ』または『学生ビザ』のどちらか。
ワーホリは取りたくない!だってドイツで1回しか取得できないし!
もう年齢の関係でワーホリが取得できない。
となれば、語学留学で取得するビザは、語学学生ビザで決まりです。
この学生ビザ、最大で2年ほど取得できる(都市によっては上限1年半までなどバラツキあり)のですが、ちょっと大変なのが申請方法。
学生ビザは、ドイツに行ってから自力でビザを申請する必要があります。
ドイツは90日以内なら、ビザを取得しなくても留学できるのですが、ドイツに滞在する日数が90日を超えるなら、ビザの取得が必須です。
学校に入学してから書類を揃え、住んでいる地区を管轄している外国人局に行って、自分でビザを申請するワケです。
いかにも大変そう・・・
なのですが、これが避けては通れぬさだめ。
ちなみに90日以内だとドイツではビザの申請をせずに滞在できるのですが、その詳細は「ドイツでビザなし滞在90日のルールとは?一時帰国しても復活しない?」にまとめています。
ぜひ、合わせて参考にしてみてください。
ドイツでの語学学生ビザ取得条件
学校に通っていれば、誰でも学生ビザが取得できるわけではない。
ということで、実は注意が必要なのが、ドイツの学生ビザ。
とくに、ドイツで語学留学をする時に取得する『語学学生ビザ』には取得条件があります。
各都市や州により異なりますが、例えばバーデン・ビュルテンベルク州の「ハイデルベルク」を例にすると以下が条件。
条件:ドイツ語の授業を毎週20授業時間は受講する
ちょっと難しい書き方ですが、1授業時間は45分です。
90分の授業1回で『授業時間は2』ですね。
多くの学校は、90分授業が午前中に2回あるので、1日で4授業時間になります。
なので、午前中のドイツ語コースを受講すれば条件クリアとなることが多いです。
なお、ドイツの語学学生ビザは、ドイツ語を取得したいからドイツに語学学生として滞在しても良いという許可です。
なので、基本的に英語のみでドイツに留学する場合は、語学学生ビザが取得できません。
ドイツで英語だけで長期で留学したい。あるいは、英語力をドイツで高めて大学へ進学したいなど、語学学校で英語コースにしか通わない場合は、多くの人はワーキングホリデービザを取得することになります。
午前中はドイツ語の授業、午後は英語の授業を受けるなら、ドイツ語学生としてビザを申請できるのでOKです。
※語学学生ビザを取得するためのドイツ語授業の受講時間は、予告なく変更になることがあります。実際2021年9月末に急に制度が変更され、かと思えば10月中旬にまたも変更となったこともあり(9月〜10月にかけて一ヶ月だけ取得条件が厳しくなりました)。。。
ドイツ語学学生ビザの申請に必要な持ち物
難攻不落の外国人局を攻め落とし、ビザという名のお宝を手に入れるには、とにもかくにも準備が肝心です。
提出に必要な持ち物は何か1つでも欠けていればやりなおし。
厳しいことにビザ獲得に『おまけ』という文字はありません。
一発合格でビザを出してもらうためにも、持ち物の準備は十分に注意しておきたいところです。
そんな学生ビザ取得に必要な提出物がコチラ!
- パスポート
- ドイツの住民登録証
- 保険加入証明+旅行賠償責任保険(英語版)
- 語学学校在学証明(Teilnahmebescheinigung)
- 閉鎖口座の銀行残高証明書
- 申請用紙(Antrag auf Visum)
- 証明写真 2枚
- 発行手数料(50〜120ユーロ)
- モチベーションシート(場合により追加提出)
基本的には、どれもドイツに到着してから準備できるものです。
では、さっそく必要な提出物について順番にみて行きましょう!
パスポート
言わずもがな、ですね。パスポートは必須です。
パスポートは有効期限が十分に残っていることも大事です。
くれぐれもビザ申請の当日に忘れないようご注意を!
ドイツの住民登録証
ドイツでは原則として滞在7日以内に住民登録が必要です。
ドイツ留学が始まって、まず始めに行うのがドイツでの住民登録ですね。
ビザを取得するには、ドイツの住民登録証の提出が必要なので、あらかじめ住民登録を済ませておいてください。
ちなみに、住民登録は原則7日以内に済ませる必要ありなのですが、遅れても大丈夫といえば大丈夫。
例えば、南ドイツのハイデルベルクでは14日以内であればOKです。
ちなみに、私はドイツに入国してから2ヶ月後に住民登録に行くという暴挙に出たのですが、とくに問題なく住民登録できました。
とはいえ、「なーんだ。いつでも大丈夫なのか!」とは思わずに。
くれぐれも真似はお止めくださいねホント。
医療保険加入証明と旅行賠償責任保険
医療保険と旅行賠償はビザを取得したい期間をきっちりカバーしていることが重要です。
3ヶ月分のビザが欲しいなら、保険は3ヶ月分入ってください。
半年分のビザが欲しいなら6ヶ月分。
1年なら12ヶ月分の医療保険が必要ということになります。
「よく2年分のビザが欲しいけど、保険はお金も掛かるし、とりあえず1年分の保険で申請したい」
という質問をもらいますが、基本的には保険に入っていないとビザはおりません。
ごく稀に担当者の采配で取得できることもありますが、担当者とドイツ語で渡り合える巧みな話術とドイツ語力が必要ですね。
加入する保険はもちろんどれでも良いワケではありません。ここかなり大事なポイントです。
なんと言っても、日本の旅行保険だとビザを取得できない場合がほとんど。クレジットカードに付属している海外旅行保険などものきなみNGです。
加入する医療保険は、ドイツで有効な医療保険だということ、歯科治療をカバーしていること、女性なら妊娠出産がカバーされている、この3つが絶対条件です。
ちなみに私のオススメは、『ケアコンセプト保険』
または
『ステップイン保険』です。
どちらもビザ取得に使用できるドイツの保険で、保険に入ると加入証明書(英文)をきっちりもらえます。
ケアコンセプト保険・ステップイン保険なら、どちらも医療保険と合わせて旅行賠償責任保険にも加入することができます。
学生ビザの取得に旅行賠償責任保険は必須ではなかったのですが、求められることもあるようで加入しておくのがオススメです。
語学学校在学証明(Teilnahmebescheinigung)
語学学校の在学証明書はドイツで勉強中ということを証明する大事な書類です。
ほとんどの語学学校が入学後に在学証明書を発行してくれます。
語学学校に入学したら、まずは事務に行って「学校事務でビザを取得するから、在学証明書を出して」と頼んでみてください。きっともらえますから。
閉鎖口座の銀行残高証明書
2017年までは日本の銀行が発行している残高証明書でも良かったのですが、2018年1月からのこのルールが変更。
ドイツの銀行で『閉鎖口座』を開設し、残高証明書を発行して提出することが必須となりました。
ん?閉鎖口座って何や?
という方は、ちょっと長い話になるので、「ドイツ学生ビザ取得に必須!閉鎖口座とは?3つの開設方法と残高証明書取得までの流れ」で紹介している閉鎖口座の説明と開設方法を合わせて参考にしてみてください。
ちなみに、閉鎖口座には『滞在したい月数 × 853 ユーロ』以上の金額を入れた状態で残高証明書を発行する必要があります。
3ヶ月滞在したいなら、『 3ヶ月 × 853ユーロ = 2559ユーロ』なので、口座に2559ユーロ以上の残高が必要。
半年(6ヶ月)なら『 6ヶ月 × 853ユーロ = 5118ユーロ』なので、口座に5118ユーロ以上の残高が必要。
1年(12ヶ月)なら『 12ヶ月 × 853ユーロ = 10236ユーロ』なので、口座に10236ユーロ以上の残高が必要。
といった感じですね。
※閉鎖口座の必要金額は、2019年9月1日から月額720ユーロから853ユーロに値上げされています。ご注意を!
閉鎖口座は日本の銀行の残高証明書で代用できる?
なんと、申請する地域によっては日本の銀行が発行する残高証明書(英文・ユーロ建)でも代用できる場合があります。
例えば南ドイツのハイデルベルクだと、閉鎖口座の残高証明書ではなく、日本の銀行の残高証明書(英文・ユーロ建)でも特例でOKが出ています。
ただ、あくまで特例なので全ての地域で代用は効きません。
言ってしまえば、申請に行く外国人局の対応次第でもあります。
ミュンヘンでも15,000ユーロほどの日本の残高証明書で学生ビザを取得できたという例もあるんですよね。
閉鎖口座については特に聞かれず、学生ビザを取得できた人もいます。
ホントその日の担当によりけりすぎ・・・。
もし日本の残高証明書で代用する場合も金額の条件は同じです。
『滞在したい月数 × 853 ユーロ』を日本の口座に入れ、銀行で残高証明書を発行してもらってドイツに持参してください。
閉鎖口座はなんだか難しそうだし、できれば作りたくない。
という場合は、日本の残高証明書を持ってとりあえずビザ申請に行ってみるのもアリではあります。ドイツ語での交渉は死闘を極めるかもですが、頑張るのみです。グッドラック!
もしダメだったら、ドイツの閉鎖口座を作って出直すまでですね。
申請用紙(Antrag auf Visum)
ビザを申請するための申請用紙ですね。
市役所で手に入るので、住民登録をした時に合わせて手に入れておくと良いです。
申請用紙を手に入れたら、あらかじめ必要事項を記載しておきましょう。
証明写真
幅: 35mm, 高さ: 45mmの写真が必要です。規則にお硬いドイツらしく細かい規定などあるので、やや注意が必要です。
ドイツ大使館が出している写真に関する規定(別窓で開きます)を抑えつつ、証明写真を用意してください。
街によっては、日本の街中にあるような証明写真を撮ってくれる機械が街中に設置されていたり、住民局や外国人局にも写真撮影機があったりするので、あらかじめ日本で写真を準備しなくてもドイツで写真の用意は可能です。
事前に用意しておきたいなら、ちょっと高くはつきますが日本の写真屋で準備しておくとOKです。
かく言う私はドイツの街角にある証明写真機でビザ用写真を用意しました。
モチベーションシート(場合により追加提出)
必須の提出書類とは別に、まれに追加書類を求められることがあります。
その1つがモチベーションシートです。
どんな理由でドイツ語を学習しているのか?
といったドイツ留学の動機を書いて提出するよう求められる場合があります。
「本当にドイツ語を勉強してる?学校サボってないよね?」
なんてことを外国人局は気にしているワケですね。
まさか学生ビザを悪用してないですよね?といった感じで。
とくに何回もドイツに語学留学している方は、ビザの申請回数が多くなると、意思表明として提出を求められることがあります。
とはいえ、あくまで追加書類です。
事前に準備する必要はありません。
予約は必要?ドイツでビザ申請までの流れ
持ち物の説明が終わったところで、続いて確認しておきたいのがビザ申請までの流れですね。
ざっとまとめると、語学学生ビザ取得までの道のりは次の通りです。
- 1.医療保険・賠償責任保険加入
- 2.住民登録(ビザ申請用紙を手に入れる)
- 3.閉鎖口座開設・残高証明書取得
- 4.外国人局にビザ申請の予約
- 5.予約日に外国人局へ行き書類を提出
- 6.ビザ取得
注意しておきたいポイントは、4つめですね。
ビザ申請は事前に予約(アポイントメント)を取っておくという部分。
ドイツのビザ申請は事前にアポイントメントを取るのが普通です。
なかにはアポなしのいきなり訪問で大丈夫な場合もあるようですが、ごくごく稀です。基本的にビザ申請は事前予約制です。
かつてビザが切れそうで切羽詰まった私はアポなし&早朝から外国人局に突撃しましたが、容赦なく追い返されました。ルールは守れと。
地区によっては、1ヶ月待たされることもあるので早めに予約しておくのがオススメ。
予約方法はメールだったり、電話だったり、ウェブサイトからだったりと外国人局によりけりです。
ビザの申請が90日以内に完了しない場合は?
なんだかんだで、長くなるとビザの発行まで約4週間ほど時間が掛かるのが通常です。
なので、ビザが必要な場合はドイツに到着してすぐに外国人局の予約を取って申請するのがオススメ。
とはいえ、外国人局の予約をいっぱいですぐにビザを申請できない。予約はしたけどビザ切れギリギリの日時になってしまった。
という状況になってしまうこともありますよね。
かなり焦るし不安になるのですが、まずはご安心を。
ビザは申請した時点で例えビザが手元になくても法的には問題なしとされています。
なので、ギリギリになっても焦らず書類を揃えてビザの申請に向かってください。
くれぐれも、申請がドイツ滞在90日を過ぎないようには注意してください。これはさすがにアウトなので。
ビザの延長は可能?
ドイツで学生ビザは何度も取得できる?ビザの延長は可能なのか?
いちど語学留学でドイツを訪れ、また改めてドイツに留学したい!
次はドイツの大学受験の準備としてドイツに留学しよう。
となった場合、気になるのがまた学生ビザは取得できるのか?延長は可能なのか?ですよね。
都市によってばらつきはあるようですが、最長でも2年あたりが上限のようです。少し短く上限を1年半にしている都市もありますね。
例えばハイデルベルクなんかは1年半が条件です。
ただ、これらも外国人局にお願いして、交渉次第ではもう少し長くなる可能性はあります。
長期で滞在する理由を説明して、滞在できる費用と保険、あと住んでいる場所があれば交渉の余地あり。といった感じです。
2都市以上で留学する場合はビザはどこで取得するの?
せっかくのドイツ留学ということで、なかにはドイツのいろんな都市で留学したいな。
という人もいるかなと思います。ドイツを巡る留学ですね。
例えば、ハイデルベルクではホームステイ、続いてにベルリンに引っ越して学生寮で語学留学といった感じです。
ドイツでの滞在日数が90日を超えるのなら、もちろんビザの申請が必要です。
じゃあビザはどこで取得すればいいのか?初めに訪れた街で申請しておけばOKなのでしょうか?
答えはNOで、住民登録している街で毎回ビザの申請が必要になります。
ハイデルベルクに滞在している間はハイデルベルクの外国人局でビザの申請が必要。ベルリンに引っ越したらベルリンで住民登録して、ベルリンの外国人局でビザを申請し直す必要があります。
2つ以上の街でドイツ留学を考えていて、「ビザが必要かも!」という人は合わせて「ドイツで2都市で留学!語学学生ビザは毎回申請が必要!」も参考にしてみてください。
ちなみに、ワーホリビザ(ワーキングホリデービザ)は取得してしまえばドイツのどの都市にいても有効です。
さいごに
ドイツでの語学学生ビザの取得方法は以上です。
いかがでした?難しそうでしょうか?
書類を揃えたらあとは当日の担当者の手腕を祈るのみ。
ビザが簡単に取れるかどうかは、当日の担当者の采配にかなり左右されます。あとは神(外国人局)のみぞ知る。
ドイツ語で質問攻めに合う人もいれば、ひと言「OK」で終わってしまう人もいたりです。
ただ、くれぐれも簡単だと思わないように。
ベルリンで大学進学に向けて学生ビザを取得したい学生さんをサポートしましたが、けっこう苦労しました。
「語学留学したいから学生ビザの取得の取り方を教えてほしい」
と留学相談中の方から聞かれることが多いので、この機会に改めてまとめてみました。
たしかにドイツのビザって色々ありますもんね。
参考になれば幸いです。
ではでは。
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この記事に寄せられたコメント
初めまして。今月末からドイツのDusserdorfに滞在し、4月は観光ビザで滞在し、5月から4ヶ月の語学ビザ取得を考えているこけしです。質問があります。わかる限りで構いませんので教えて頂けないでしょうか。
質問内容:VHS(フォルクスホッフシューレ市民学校)でドイツ語を勉強しようと思うのですが、講座予定日程を見ると、A2-1のクラスだろうと思っているのですが、4/29-5/30のコースが終わり、次のコースに行けるとしたら、次のA2-2 は6/17-7/19となっています。5/30から6/17まで2週間弱空いてしまいますが、それでも語学ビザは取得できるのでしょうか?
都市や各外国人局、ときには担当者によって対応が異なるので、なんとも言えない部分があるのですが、基本的にVHSへの在籍だけでは、語学学生ビザの取得は難しいとは聞いています。VHSはビザを持っている市民向けの学校だから・・・とかつての僕は言われました。EU圏の留学生はVHS在籍でビザを取得していたりしますが、ビザの種類が日本人とは異なるようです。ただ、全コースを履修するとビザを取得できる、といった話も聞いたことがあるにはあります。なんだか曖昧ですよね。ここはやはり、Dusserdorfの外国人局に確かめるが確実にはなってきますね。
こんにちは。語学ビザについて質問です。2年前に一度ドイツで大学準備ビザを一年取得したのですが、来年改めてドイツの語学学生ビザを取得する事はできるのでしょうか?延長ではなく、期間を挟んでの取得について、情報があまりないので困っています。ワーホリのように一度しか取得の権利のないものなのか、それとも複数回取得可能なものなのか、教えていただきたいです。
学生ビザは複数回取得できますよ!
ビザを取得する州や都市によって対応にばらつきはありますが、合計2年あたりが一つの目安にはなりますね。例えば、南ドイツのハイデルベルクだと、他の都市の滞在歴も合わせて、合計で1年半分の学生ビザが取得できます。とはいえ、ビザを出す、出さないは外国人局の担当によるので、交渉次第で結果は変わってきます。
医療保険への加入と、銀行の残高証明がない場合は基本的にビザはおりないのでご注意くださいね。