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ドイツ留学・ワーホリ直前にオススメしたい6つのドイツ語勉強内容とは?

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ドイツの語学学校も決まったし、滞在先も決まった、荷物の準備だって完璧!やるべきことは全てやった!

でも、待って。

何かが足りていない気がする・・・。

となると、気になってくるのがドイツ語の勉強ですよね。

日本にいる間、いったいドイツ語の勉強はどれくらいやっておけば良いのか?

そもそも日本での勉強は必要なのか?

学校でドイツ語の授業は受けているけど、留学前って具体的にどんな勉強をしておくのがいいの?

などなど。

「留学前に何を勉強するのがオススメですか?」

という質問をいただくことも多いので、ドイツ留学前にオススメしたい勉強内容についてご紹介したいと思います。

留学前にドイツ語の勉強はしたほうがいい?

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そもそもココですよね。

ドイツ語の勉強は日本でやっておくべきなのか?

気になっている方はいると思います。

普通に考えればもちろんイエスです。勉強はやって損することはないです。

が、なかには「ドイツ語を勉強しにドイツに行くのだから、ドイツに行ってから勉強すればいいんじゃないの?」と考えることもできますよね。

ドイツ語を勉強するためにドイツに留学するのですから。

でも、やっぱり日本であらかじめドイツ語の勉強をしておくことは重要です。というか必須です。絶対いります。

ドイツ語をまったく勉強せずにドイツに行くと、「どうして勉強しておかなかったんだよ。過去の自分よぉぉ!」と後悔しまくりです。かく言う私がそうでした。

なんといっても、ドイツの語学学校は授業がドイツ語で進行します。

もちろん一番下の初心者コースに入れば「A,B,C・・・」とアルファベットを習うところから勉強はスタートします。

しますけどさ。とはいえ授業はドイツ語なワケです。

ドイツ語の基礎くらいは勉強しておかないと、授業の内容がまるで頭に入ってこないです。

先生の喋るドイツ語がそれはもう謎の呪文のよう。チンプンカンプンで謎のドイツ語をただジッと座って耳を傾けている日々です。地獄です。これが結構しんどいです。

そんな状況でも先生から「この問題に分かる人?えっと・・・じゃあそこのアナタ!」と名指してで当てられたりもしますから・・・まぁ世知辛いです。

でも、たとえ先生のドイツ語が分からなくたって、授業に出ていれば耳がそのうち慣れてきてドイツ語を聞き取る練習になるんじゃないの?

だって、海外で3ヶ月生活している間にいきなり聞き取れるようになるって話も聞くし。

どこかで誰かが言ってた気がするのがこの手の話。

信じてみてくなりますよね。

状況が辛くなればなるほど、信じたくなってくるのがこの手の話です。

圧倒的天性の語学センスがあれば、話は別かもしれないのですが、文法も知らず発音も知らなければ、さすがに初心者から数ヶ月で劇的な伸びを感じるのは難しいです。

バットの握り方も知らない、ルールも知らない、そんな状態でいきなり野球の試合に出続けるようなものです。数ヶ月にホームランバッターになれるのか、むしろレギュラーメンバーになれるか。天性のセンスがないとやっぱり厳しいですよね。

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むしろ、野球と似て非なるスポーツ『クリケット』の試合に出るようなイメージの方が近いかもしれません。

オーストラリアやインドではスゴイ人気なんですけど、日本では超マイナースポーツですよねクリケット。

ほとんどの人がクリケットのコートにいきなり放り出されると、棒立ちになってしまうと思います。

いやいや、このラケットどう使うのよって。

ボール打ってその後どうすりゃいいのって。

クリケットってそもそも何さ。みたいな。

それこそ予備知識がなければ何もできないです。

それでもコートに立ち続ければ何かしらは分かってきます。でも、事前にルールくらいは知っていたほうが上達は早いですよね。

ドイツ語もそれと同じです。

そして、勉強をすればするだけ伸びていくのがドイツ語。このあたりは英語もそうですね。

道のりは長く険しいのですが、勉強すれば伸びるしかないのが語学で、もう伸びしろしかないのが言葉です。やればやるだけ伸びていくので、ドイツ語は勉強した者がちなんですよね。

ドイツ留学前にやっておくべき勉強とは?

じゃあ、ドイツ留学前にやっておくべき勉強とは何なのか?

これはもう『喋る練習』と『文法』だと思っています。

野球で例えるなら『素振り』と『ルール』の勉強ですね。

ドイツに留学するということで、多くの人の目標がまずはドイツ語を喋れるようになるだと思います。

つまり、ドイツ語で会話するという実戦のために、『ドイツ語を声に出して喋ることに慣れる練習』と『ドイツ語のルールである文法』を知っておく必要があるワケです。

文法をひと通り押させておこう

やっぱりドイツ語、何といっても文法です。

大学やら学習塾やらでもうドイツ語を勉強している人なら「言われなくても勉強していますよ」という話ですが、やっぱりドイツ語の文法はとっても大事です。

ABCと英語と同じアルファベットを使うドイツ語ですが、文法をみると英語とまるで違うのがドイツ語。喋る内容によっては動詞を一番最後に持ってきたりしますもんね。

ドイツの語学学校ではもちろんドイツ語のテキストを使って勉強が進み、授業で大事な文法が登場すると、もちろん先生が丁寧に説明してくれます。

ただ、留学したての頃ってドイツ語の聞き取りに苦戦するので、先生の喋っているドイツ語がイマイチ分からないんですよね。

それが文法をある程度頭に入れておくと、『先生は今おそらく文法の説明をしている』ということがなんとなくでも分かります。

この『なんとなく分かる』が大事で、ちょっとあるだけでモチベーションに繋がります。スゴく授業を頑張れる気がしてくるんですよね。分からないだけじゃないんだって。分かる部分があるってホント素晴らしいです。

理解できる箇所をキッカケに他の分からない部分を推測することだってできますし。

他にも「なるほど!その単語はそう発音するのね!」という発見だって見つかったり。

日本で予習しておけばするほど、ドイツの授業がより理解できる、身になるというワケです。

冠詞と格変化を覚えておこう

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ドイツ語といえば名詞ごとに決められた男性名詞と女性名詞と中性名詞の分類ですよね。いわゆる冠詞です。

単語が男性だったり、女性だったり、中性だったりと分類されています。

不思議なことに、いいや、むしろドイツからすれば当たり前なのだと思いますが、全ての単語が男性・女性・中性に分類されています。

いつ誰がどうやって「この単語は男性名詞」「この単語は女性名詞」と決めたのか?

国の偉い人たちが決めているのでしょうか?

新しい単語が出てきたらどうなるの?

などなど、謎は多いのですが「そんなの見ればなんとなく分かるよ」とドイツ人の友達が言うので、なおさら謎が深まったり。

それはさて置き、冠詞もやっぱり重要です。とくに格変化!

der,die,dasなどドイツ語の冠詞は変化するんですよね。

この使い分けがやっかいで、「アレ、どれだっけ?」と混乱するのは日常茶飯事。

非常にやっかいだけど、テキストを読むにも会話をするにも重要なのがこの格変化です。

ドイツ語を勉強するなら避けては通れないのもまた格変化。

まるっと覚えて、余裕で言えるくらいにしておくのがもちろんベストで、こればかりはもう頑張るといより慣れ。とにかく覚えて慣れるしかないです。

ドイツの語学学校でも誰か生徒がつまずくたびに先生が全て書き出して説明してくれます。

「この例文の場合はアクザティブでしょ?」といった感じで。

えっと、アクザティブ?

何それ?

そう思った方いますよね?

次で説明します。

品詞の読み方を覚えておこう

日本語でドイツ語を勉強していると、ビックリするくらい登場しない単語があります。

それが、主語・動詞・形容詞など品詞の読み方。

さて、『動詞』という単語はドイツ語で何と言うでしょうか?

主語や形容詞という単語は?

格変化もそうですよね。

男性3格を使いましょうとか、女性2格を使いましょうとか。

これってドイツ語で何と言えばよいでしょうか?

日本語でドイツ語を勉強していると、主語というドイツ語が存在すること、1格〜4格にもそれぞれドイツ語があることを忘れがちです。

ドイツに行けば「主語が〜」とか「形容詞が〜」とか「第三格が〜」という説明も全部ドイツ語です。

品詞、冠詞、格変化など文法を説明する時に出てくるドイツ語はあらかじめ勉強しておくのがオススメです。

勉強していなくても始めの授業で「動詞のことか!」と気が付いたりしますけどね。

「これはアクザティブ」「これもアクザティブ」「これはダーティブ」と授業中に同じ単語が何回も登場しますし。

ちなみにさっき例にあげた主語・動詞などをドイツ語で言うと・・・

自分で調べるのもまた勉強ですね。

発音の練習

日本人はRの発音ができない。

とはよく言ったもので、まさしくのその通りで普通に生活していればRの発音はまずできません。

なんでも日本語には英語のRやドイツ語のRにあたる発音がないそうです。

日本語に存在しない発音なので、正しくRを発音できるほうがむしろ変。

そうなのです。

Rはできなくてあたりまえなのです。

とはいってもRの発音ができないと、ドイツ語で話しかけても「???」という顔をされてしまいます。

発音できないものはできない!

と開き直ることはドイツ語を諦めるということになっちゃいます。

かく言う私も発音についてはダメダメで「Rの発音ができていない。Rが全部Lに聞こえます。BとVの発音もダメ。fも微妙。あと・・・」などなどドイツ人の友達から散々たる言われようでした。

「日本人はネイティブじゃないから発音のクオリティはしかたない。けど、訛ってもいいから正しく言わないとダメ」

とドイツ人の友達は言います。

「ヘタでも日本語なまりでもいいから正しく発音してよね」なのだそう。

そりゃあ正しい発音でないと、違う単語や違う意味として解釈されてしまいますもんね。

反対にかなり日本語発音で、言葉も流暢でなくとも正しく発音さえできていれば、それだけで話が通じたりします。

「私のドイツ語が通じないよ!」という場合は大抵が発音が間違っているので、発音を正しくするだけで語学力が上がることも多いです。

さらに、正しくRの発音を自分で喋れるようになってくると、ドイツ人のRも聞き取れるようになります。

ここに来て今まで何を喋っているのか分からなかった単語が聞き取れるようになってくるんですよね。

基本的に自分が発音できない音は、自分の知らない音なので正しく聞き取ることが難しいんです。

例えば、日本のアーティストが歌う歌詞って聞き取れないことありません?

あのサビの部分なに言ってるかよく分からない。みたいな。

でも歌詞カードを見ればきっちり聞きとれるようになりますよね?

発音もこれと似たようなとこがあります。

なので、リスニングが苦手という人はまずは正しい発音を身につけるのがポイントだったり。反対にリスニングが得意な人は正しい発音が得意あるいは上達が早いです。

一番ベストなのは正しく発音できる人に見てもらうこと。これに限ります。

自分の発音が正しいかそうでないかは自分では判断がつきにくいです。

始めはヘタを承知でなんども聞いてもらってください。学校に通っている方ならドイツ語の先生がいますよね。なんども確認してもらってください。

近くにそんな人いないよ。

という場合は・・・

ドイツに言ってから猛特訓になりそうです。私はコレでした。

ドイツ語会話の音読

日本でドイツ語を勉強している多くの人が圧倒的にやっていないのがドイツ語を言葉に出して読むこと。

コレ、やらないですよね。

ドイツ語の授業といえば机にむかって黙々とドイツ語を読む。そして暗記。テスト問題を解く。だと思います。

けれど、これだとドイツ語を話せるようにならないんですよね。読めるようにはなりますが。

さて、ドイツ語の授業のうちいったい何分くらいドイツ語を声に出して読んでいるでしょうか?

計ってみるとスゴく短い時間だったりします。

授業によっては1分に満たないとか。

つまり、声に出してドイツ語を読むこと、ドイツ語を喋ることに慣れていないんですよね。

圧倒的に慣れていないことはいきなりはできないものです。

これはもう発音が合ってる、合っていないを抜きにして、ドイツ語を喋ることには慣れておいたほうがいいです。

今目の前にあるテキストを音読してみるのも1つです。全くスラスラ読めないと思います。でも、それでオッケーです。

何回も読んでいるうちにスラスラ読めるようになってきます。

テレビのドイツ語講座を声に出してみるのも効果的です。

テレビに向かって一人で声を出していると、「いったい何をやっているのか」という気にもなりますが、そんなの始めの数分くらいです。番組が終わる頃にはもう忘れています。そして番組が終わるころにはちょっとドイツ語が上達しています。

なんでもいいからとにかく喋る。これが大事で、上達の第一歩だったりします。

日本語でもいきなり難しい早口言葉は喋れないです。スラスラと人前でスピーチはできないです。

どっちも声に出して練習するのが上達のポイントですよね。ドイツ語も同じです。

筆記体の勉強

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日本人のほとんどがやらない勉強。それがアルファベットを筆記体で書くこと。

ちょっとした盲点というか、やらなくてもいいんじゃない?

的な感じで筆記体を勉強していない人は多いです。

学校でちょっと習ったりもしますけど、完璧に書けるようにしている人って少ないですよね。

もちろん、絶対勉強しなければいけないワケじゃないです。

アルファベットの筆記体が書けなくても生きていくのに苦労はしないです。

ただ、アルファベットの筆記体を読まないといけない場面が海外に出ると登場するわけです。

例えば、先生が授業中に黒板に書く文字が全て筆記体だったりするんですよね。

そりゃあ綺麗な筆記体なら読めますよ?

でも、個性あふれる筆記体だとね。これがまぁ読めないのなんの。

クラスのみんなが読めないならまだ良いです。でも、不思議と他国からの留学生は読めているんですよね。みんな筆記体をきっちり書けますから。

こっそり隣の生徒のノートをチラ見すると、筆記体でサラサラと書かれていて読めなかった。ということはよくあります。

いっそ「先生!筆記体で書くの辞めてください!」と主張するのもアリですけど。

・・・けっこう勇気いりますよね。まぁできないですよね。

「なんでや?何?読めない?なら筆記体も勉強しなさいな」ってなりますよね。

ということで、余力があればぜひ筆記体の勉強はオススメです。

これも自分が筆記体をひと通り書けるようになると読めるようになります。

さいごに

ドイツ留学前にやっておきたい勉強について、いかがでしたでしょうか?

今回は「文法」「喋る練習」「発音」など大きなくくりで勉強しておくとオススメなポイントを紹介してみました。

項目に無かったけど、単語の勉強はしないの?ウムラウトは?

などね、細かくツッコまれてしまうとね、あの部分も勉強したほうが・・・

というのは出てくるとは思います。

けれど、細かく言い出すとね、そりゃもう全部ですね!になってしまいますから。

もし、ドイツ留学まであと数週間!もう数日しかない!

という場合は文法と冠詞・格変化なのかなと思います。

あと、ドイツに渡った後は、失敗を恐れず間違えても笑われても気にしない心が大事です。最初から完璧な人なんていないですから。

大事なのは半年後、一年後にどうなっていたいか。

1年後にスゴく喋れるようになっているなら、今ちょっと笑われるくらいどうってことないはずです。

あの時は確かにヘタだったよね。ハハハ。

くらい笑って言えるようになっていますよ。

ぜひ参考にしてみてください。

これも勉強したほうがいいよ!

というものがあれば、コメント欄でこれから旅立つ留学生にアドバイスお願いします。

ではでは。

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ドイツ留学ワーホリまとめ
  • ベルリンに在住していました。ドイツ留学アドバイザーでありライターでありシステムエンジニアです。ハイデルベルクとベルリンにある語学学校の公式エージェントでもあります。猫とお家大好きイエメンで、現在はミュンヘン姉妹都市の札幌に滞在し、東京・ドイツ・札幌をめぐり仕事中。最近の趣味はFF7Rです!留学相談したいかもな方はお気軽に連絡ください。詳細なプロフィールは自己紹介にて。

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