2016年ドイツ総選挙!ドイツのおすすめ観光地ベスト100決定!
中世の風景がそのまま残った古都もあれば、丘の上に『デデンッ!』と立ち並ぶ古城もあり。
飲め飲めビールで、ジョッキ片手にビールを飲んで、ソーセージとじゃがいもをたらふく喰らう。
そんなドイツの人気観光スポットはどこか?
というわけで、2016年ドイツ観光スポット総選挙を開催!
栄えあるドイツ人気スポットランキング100が決定しました!
投票には66カ国を越える国の旅行者が参加。みんなが選ぶ一番のお気に入りとはいったいどこなのか?
城あり、街道あり、レジャー施設ありで、ドイツにあるものならオールオッケーとなっています。
ということで、さっそく発表していきたいと思います。
ちょっと100は多すぎるので・・・トップ20を公開!
20.ハンブルク 倉庫街とチリハウスを含む商館地区
日本の港街といえば横浜を連想するように、ドイツの港街といえばやっぱりハンブルク。
あのビートルズが下積み時代に活躍していた街としても有名です。
歴史ある倉庫街と先が船の船首のようにとんがった建物として有名な『チリハウス』を含めて訪れたい場所に選ばれました。
ハンブルクといえば、新しいコンサートホールもできました。
19.ローレライの岩と中部ライン渓谷
Photo by Frank
ライン川クルーズでも通りがかるローレライの岩。
クルーズの見せ場でもあるローレライは、その岩山の頂に妖精がいると言われ、通りがかる船を誘惑しては激流に飲み込ませるという伝説があります。
ここでは叶わなかった恋に嘆いた乙女が身投げしたという話もあるので、もしかすると岩山の妖精は叶わぬ恋の相手が自分のもとに来てくれることをずっと待っているのかもしれません。
18.マウルブロン修道院の建造物群
Photo by ptwo
ハイデルベルクとシュトットガルトの間にある修道院。
400年もの歳月を経て完成した修道院はいまも当時の姿のまま残っています。
ヘルマン・ヘッセの名作にして、天才ハンスの生涯を綴った「車輪の下」の舞台でもあり、修道院を訪れると中世ドイツで実際に生活していたシトー会修道士たちの日常を感じることができます。
17.ルートヴィヒスブルク宮殿
©DZT/Vermögen und Bau Baden-Württemberg Ref. Staatliche Schlösser und Gärten (Ernst Wrba)
ヨーロッパで最も豪華との呼び声も高いバロック宮殿です。
もともとは狩猟用の離宮として建てられたのですが、ルートヴィヒ公爵が改築をすすめ今の見事な姿となります。
宴会ホールに住居スペース、庭園も付いて、見る者が思わず「あぁ…」と声を漏らすような宮殿です。
16.ツークシュピッツェ山とパルトナッハ渓谷
高さ2,962m。
ドイツ最高峰の山といえば、ツークシュピッツェ山です。
ドイツとオーストリアの国境にあり、夏には大自然、冬にはウィンタースポーツと多くの人がこの山を目指します。
ちなみに富士山は3,776m・・・。
やっぱり富士山ってデカイです。
15.ブランデンブルク門
ベルリンのシンボルマーク的な存在でもあるブランデンブルク門。
かつては税関門として機能していた門も今はベルリン屈指の観光スポットです。
大晦日には野外ライブ会場が設置されて、カウントダウンイベントが開催されたり、ワールドカップとなれば野外パブリックビューイング会場になったりと、イベント会場として活用されることも多いです。
「おお!スゲェ!」
と私は思うのですが、案内すると
「ふーん」
という感想の人も多いです。何故だろ。
14.エアフルト
©Erfurt Tourismus und Marketing GmbH (Barbara Neumann)
テューリンゲン州にある街エアフルト。
あのマルティン・ルターが思わず
「塔多きエアフルト」
と称えた街で、その言葉通り街中にたくさん塔をみることができます。
それもそのはず、エアフルトには25の教区教会に15の修道院、そして10の礼拝堂。
そのいずれからも塔が伸びています。
「塔多きエアフルト」ですね。
13.ロマンチック街道
©Touristik-Arbeitsgemeinschaftg Romantische Strasse GbR
ドイツといえば街道がたくさんある国。
なかでもメジャー観光のスポットが多くて、
初めてドイツに行くなら「ロマンチック街道」をめぐりたい!
というほど人気の街道がロマンチック街道です。
ローテンブルクもあり、街道の終点にはフュッセンと日本人にもぶっちぎりで人気です。
12.モーゼル川
川が観光スポット・・・なのか。
とも思いがちですが、世界が選ぶドイツでオススメしたい12番目のスポットがモーゼル川です。
モーゼル地域はドイツ最古のワイン産地としてもしられ、急勾配の斜面にはぶどう畑が広がっています。
ワインといえばフランスのイメージですが、モーゼル地域のワインは世界最高の白ワインとしても知られています。
11.シュヴァルツヴァルト国立公園
言わずと知れた黒い森です。
ドイツの自然といえば、どこかシュヴァルツヴァルトというイメージがあります。
鬱蒼とした樹木が太陽の光を遮ってあたりを暗くすることから黒い森なのだそうですが、その鬱蒼とした感じが人気のようでハイキングやレジャーにも人気です。
「シュヴァルツヴァルト」という言葉の響きに惚れます。
10.ドレスデン市街
エルベ川を挟んで眺めるドレスデンはまさに絶景のひとこと。
夕暮れ時から夜にかけて眺める川辺の街並みは「美しい」の一言。
ドイツに行くなら訪れて損はない街でもあります。
ベルリンから日帰りで観光することも可能なので、ベルリンと合わせて観光するのもオススメです。
9.ケルン大聖堂
世界遺産にも登録されているケルン大聖堂。
ドイツといえば、南のノイシュヴァンシュタイン城か西のケルン大聖堂か。
このどちらかは「絶対に観光したい!」という人も多いと思います。
完成した1880年の時点では世界最大の建築物で、実際に頂上まで登ることも可能です。
狭い螺旋階段をひたすら登っていくのですが、めちゃめちゃ疲れます。だが、それがいい。
8.ウルム大聖堂
世界で一番高い教会の尖塔を持っているウルム大聖堂。
162メールにもなる塔は「神の指」とも呼ばれているそう。
強大なゴシック様式は圧巻の一言で、かく言う私も実際に訪れたことがあるのですが、休館していて中に入れませんでした。無念。
ウルムには大聖堂しかない、と思われがちですがアインシュタインにゆかりのある街でもあります。
7.マンハイム宮殿
Photo by http://www.germany.travel/
もうそれ自体が芸術作品。
と言われるマンハイム宮殿。
その規模は「プファルツ選帝侯国の王冠」と称されるほど。
スゴイ称えようですが、それもそのはずで、
なんとマンハイム宮殿には絵画や彫像にあふれた部屋が500も存在!
芸術の限りを尽くした宮殿なのです。
6.ボーデン湖
ドイツ・オーストリア・スイスの国境にある湖で、
もうこりゃあ海でしょ
ってくらい湖がデカイです。
観光しに訪れるというよりも、ドイツでボーデン湖といえば、春から夏にかけてのレジャーシーズンを楽しむ場所といったイメージです。
5.ローテンブルク・オプ・デア・タウバー市街
ドイツに行くならこの街は外せない!
といった熱狂的な憧れも多いローテンブルク。
「日本人はみんなここを目指すよねぇ」
とドイツ人に飽きれられたりもする街でもあるけど、やっぱり訪れてみたら「可愛い」し、訪れたくなるってものです。
三角屋根のお家はどれもカラフルで、石畳をあるくとまるで絵本の中を散歩しているみたいな気分になることも間違いなしです。
そんな街なのに、街中には中世犯罪博物館なる拷問器具を展示した博物館もあったり。
4.ノイシュヴァンシュタイン城
ドイツといえば、やっぱりこのお城ですよね!
ノイシュヴァンシュタイン城です。
大自然のなかに輝く白いお城は夏にみても冬にみても美しいです。
お城を作ったのはルードヴィッヒ2世で、
この男がワーグナーを愛しすぎたあまりに完成したのがノイシュヴァンシュタイン城です。
制作費はおよそ250億円だったそうで、お城のなかはオペラの舞台をめぐるようなデザインになっています。
ドイツ屈指の観光スポットということで、連日お城を訪れる人の数もすごいです。もちろん順番待ち。
3.ヨーロッパパーク
Photo by Europa-Park
あのネズミどこかのネズミに似てない?
いや・・・似てないか。
と言いたくなるようなマスコットキャラクターが笑顔で迎えてくれるドイツ最大規模の夢と希望の楽園。
それがヨーロッパパークです。
一言でいえば、ドイツの遊園地です。
これがヨーロッパではスゴイ人気のようで、名だたる観光地を押させて3位入賞です。
かつてはドイツのおすすめ観光スポットランキング総合1位に輝いたこともあり、絶大なる人気は不動のようです。
日本でいう東京ディズニーランド的な存在ですね。
2.ハイデルベルク市街
絵本のようなメルヘンな街並み。
空をみあげると丘のうえに古城。
街のそばにはネッカー川が流れていて、大きな橋をいろんな人がよこぎっていく。
というドイツの可愛いを詰め込んだような街がハイデルベルクです。
ドイツらしい雰囲気を味わうにもオススメの街で、小さいカフェや教会もあり、名物お土産「学生のキス」までありという観光都市でもあります。
2016年ドイツおすすめ観光地ランキングでは堂々の2位にランクイン。
観光にもオススメのハイデルベルクですが、学生のあつまる学術都市としても有名です。
ドイツ留学をはじめる街としてもオススメです。
1.ミニチュア・ワンダーランド
©Miniaturwunderland
栄えある第一位はハンブルクにあるミニチュア・ワンダーランドです!
おめでとう!
「どこよそれ?」
というか一位なの?
という私がいるのですが、世界の旅人が選ぶドイツのオススメ観光地ベスト1位はミニチュア・ワンダーランドです。
20位にもランクインしているハンブルクの倉庫街の一角にあるミニチュア・ワンダーランドは、
これぞドイツの職人魂!
と言わんばかりのスケールで、凝りに凝りまくったミニチュアセットが展示されています。
Photo by Wikipedia
ミニチュアサイズの街がそこに広がっています。
いえ、ひとつのミニチュア世界があります。
この細かい作業にスケールの規模・・・
きっと「ドイツに行くなら絶対に訪れるべき!」と旅行者の心に刺さったのではないでしょうか。
思わずSNSでシェアしたくなる感じでもありますし。
さいごに
ドイツ2016年の観光地ベスト100あらためベスト20いかがでしたでしょうか?
個人的にはちょっと意外な結果でした。
1〜3位にエンタメ施設が2つはいってますもんね。
ドイツのオススメ・・・スポット?
とちょっとクビをかしげてみたくなる部分もやや残る感じです。
この点については、世界の旅行者が選んでいるということで、
いわゆるり『ザ・観光地』といったノイシュヴァンシュタイン城、ハイデルベルク市街地、ローテンブルクあたりが苦戦したのかなと思います。
日本人が選ぶドイツのランキングだとまた結果が変わってきそうですね。
さいごに、
今回のランキングはドイツ観光局が2016年に実施したデータにもとづいています。
ランキング100その全てが気になるよ!
という方は、本家のサイトも合わせてチェックしてみてください。
ドイツ観光局『ドイツの人気観光スポットTOP100』をチェック!
ではでは。
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