銀色に輝く水上コンサートホールがドイツ・ハンブルクに登場！

銀色に輝く水上コンサートホールがドイツ・ハンブルクに登場！

ガラス張りの壁面がまぶしく銀色に輝くこの巨大な建物は、エルプフィルハーモニー・ハンブルク、通称エルフィ。

ドイツの横浜こと、水の街ハンブルクに建設中だった水上コンサートホールで、来年2017年1月11日についにグランドオープンが決定、ホテルや音楽ホールを含んだ複合施設として完成を迎えました。

エルプフィルハーモニー

運河の水面を反射した太陽の光をさらに反射させそうな見た目・・・。

それってスゴク眩しいのじゃないのかい。

と思うほど、ピッカピカに輝くエルフィは、世界遺産にも登録された運河沿いの倉庫街シュパイヒャーシュタットとハンブルク港の間に建設された施設。

斬新で奇抜な見た目は近未来からやってきた宇宙船のようでもあり、ハンブルクの新しいランドマークになること間違いなし。

写真で見てもスゴイのですが、実際に間近で見ると「いったい中はどうなっているのか？」と入ってみたい欲求がふつふつと湧いてくる、そんな魔力的な魅力を兼ね備えています。

2014年にハンブルクを訪れた時は建設中で中に入れなかったんですよね。

完成前でも新しくできるコンサートホールを見ようと大勢の観光客が押し寄せていました。

オープニングは２日間、メインはクラシック

2017年1月11日オープンセレモニーは、トマス・ヘンゲルブロック指揮のもとNDRエルプフィルハーモニー・オーケストラによる公演を２日間予定。チケットは限定1000枚が抽選となり、2016年5月9日より予約開始なのだとか。

クラシックや現代音楽、ジャズなど様々な音楽イベントが予定されてるエルフィですが、中心となるのは交響楽のコンサートプログラムで、NDRエルプフィルハーモニー・オーケストラ、ハンブルク州立フィルハーモニー管弦楽団がエルフィを本拠地として活動することが発表されました。

他にもシカゴ、ロンドン、ミラノ、ウィーン、ベルリン、ドレスデン、プラハ、ニューヨークなど、世界の一流オーケストラがハンブルクでの演奏を予定しており、ハンブルクに観光するならコンサートは外せない、そんな日の到来が予感させられます。

エルフィの登場でさらに横浜感が増す！？

ハンブルクといえば、エロスにあふれたお姉さんが海の男たちを魅惑の世界へ誘う場所としても有名で、日本をはじめ世界のエロ男子諸君が飾り窓をひとめ見ようと鼻息を荒だてて訪れる場所ではあります。

ですが、レイパーバーンといえば、かつてビートルズが世界のスターダムに登りつめるべく活動していた場所でもあるんですよね。

そんなハンブルクなのですが、港町なことといい、レンガ倉庫が見どころなのといい、雰囲気も見た目も日本の港街「横浜」みたいなんですよね。中華街はないけれど。

新しく完成するエルフィも見ようによっては、どことなく横浜にある半円型のホテルに見えなくない気も・・・

ちょっと無理があるか。

市民がオリンピックに反対！？世界から話題を集める

最近では、2024年の夏季オリンピック招致に名乗りを挙げ、一躍世界から注目を集めたハンブルク。

意気揚々とハンブルク市内で五輪開催の是非を問う住民投票を実施していたのをご存知でしょうか。

しかも結果は反対票が賛成を上回るじたいに。

ハンブルク市は失意のもと招致活動から撤退、またも世界から注目を集める羽目になりました。

「オリンピックにはお金かかることが原因か、それともテロを懸念してのことなのか」

とハンブルク市側はコメントしていますが、いずれにしても無念ですね、ドイツオリンピック実現きてほしかったな。

それはさておき、ドイツ最大規模の港街に魅力のあるランドマークが増えることには変わりなし。

観光都市としての見どころも増えたところで、次は水上コンサートホールの素晴らしさで世界から注目される日がやってくる。

そう願いたいですね。

ではでは。