世界から見ると日本は寿司？ そしてベルリンの寿司とは？

「日本人は週にどれくらい寿司を食べる？」

「日本人は週に２日は寿司を食べるって本当？」

「日本人だから寿司は作れるんだろ？ 今度作ってくれよ」

とまあ、これらの質問は私がドイツへやって来てから言われた寿司に関するご質問。

留学やら旅行やら仕事やら何でもいいのですが、海外の方と話したことがある人ならば、きっと誰もが一度は耳にするであろう寿司に関する話題。

日本人だよと自己紹介すると「オレ寿司食ったことあるよ。アレ美味いよね」とすかさず寿司の話題なんてこともしょっちゅうです。

ホームステイ先のドイツ人パパは日本に来たこともあるらしく、私を見るなり寿司を食べる日本人のモノマネを披露してくれたことさえあります。完全に私を、いや日本を、馬鹿にしております彼。茶目っ気があって可愛いかったですがｗ

世界から見ると日本とは寿司！

寿司といえばアジアの島国ニッポン！

あまりに様々な国の方から言われるので、これはある種の世界共通認識？ とさえ錯覚してしまいます。

とはいえベルリン。実は寿司のお店が多いです（日本人以外の方が経営している寿司屋も多々ですが・・・）

そして、そんなベルリン。スーパーにまで寿司が並んでいます。

ベルリン寿司とはいったい・・・？

スーパーに並ぶお寿司を買ってみました。見た目は日本のお寿司とそんなに変わらない？ 気がします。

中を空けてみる。どっからどう見てもお寿司です。

おなじみお魚醤油

こちらはガリ

そして・・・

な、なんだろこれ！？ わさび？

私の買ったお寿司はネタの種類と、巻数によってグレード分けされていました。

高くなるほどネタの種類が豊富です。

見ていて妙な違和感を覚えたので、こちらも買ってみました。

ごく自然にお寿司感が出ている不思議

ベルリーナーの目は欺けても、日本人たる私の目は誤魔化せまい！

誰だあなたは？

そして君は、カリフォルニアロールだ。間違いない。

食べてみると普通にお寿司でした。酢飯のお寿司で味も美味しいです。ちょっとワサビが日本のものに比べて辛いかなというぐらい。

気になるこの方はさやえんどうみたいな味でした。薄い豆です。海苔で巻かれています。

海外のみんなは嬉しいことにお寿司好きが多いです。生魚だし煙たがられているのかな？ とも思っていたのですが、そんなことはないようです。ドイツ人もイタリア人もフランス人もシリア人も他の国の色んな人も寿司を美味しいと言ってくれます。それは素直に嬉しいことだと思います。

ただ、日本料理はドイツだとちょっとお高い料理になるようで「寿司は美味いけど高い」と口を揃えています。スーパーに並ぶ寿司もちょっと高いです。ご紹介したパックは日本円で言うと、ラーメン一杯食べれるくらいです。

そうです。高かったのです。