これは映画の世界!物語に迷い込んだ気分がするベルリンのカフェ
意外に思われがちですが、世界的にも芸術の街としての定評のあるドイツの首都ベルリン。
街には小さなアトリエや手芸などのクラフト工房が点在し、芸術家たちが独自の感性とアートに磨きをかける日々を送っています。
他にも、ベルリンはクラブハウスも多く、クラブミュージックの聖地としての顔も持っていたり。
そんな街ベルリンにはカフェも多く、気軽に立ち寄って1杯のコーヒーを楽しんだり、勉強や仕事で活用されたりと、様々なシーンで利用されています。
数あるベルリンのカフェの中でも、とりわけ映画のような世界観に包まれ、現代とは少し切り離された内装が素敵なカフェをご紹介したいと思います。
PAKOLAT
カフェPAKOLATはカフェエリアとしても知られるエヴァースヴァルダー駅からすぐ近く、カフェやアトリエ、レストランの集まる地区にひっそりと佇んでいます。
緑が印象的なこちらのカフェは地元客でも賑わう人気店。
カフェの周辺は落ち着いた雰囲気が漂い、日本人経営のお店なども多いです。
小さく開かれたお店の扉は、ぼんやり歩いていると見逃してしまいそうな可愛さ。
店内に一歩踏み込むと、そこには映画の世界を思わせるカフェの雰囲気。
どこか懐かしいフィルムの世界観。
店内には近代ヨーロッパを想わせるレトロな家具が多く、シックで静かな佇まい。
レトロなのは店内だけに留まらず、お店の備品もなんとなく時代を感じるもの多数。
もちろん店内の備品はただの飾りではなく、今も現役で活躍中。
その昔パン工房に始まったというこちらのカフェは実は100年以上の歴史を持つ老舗としても知られ、お店の奥はそのまま工房へと繋がっています。
工房では自家製のケーキを作製中なのか、いそいそと働く店員さんの姿が。
と、ここでマスター登場!
「どうだい?うちのカフェは?気に入ったかい?」
店内をあまりに激写する私を見て何故かご満悦のマスター。
このカフェはたまらんだろ?なんて言いたげ。
「店の写真もいいけどさ、自慢のコーヒーも飲んで行ってくれよな」
というわけで、カフェを注文することに。
コーヒー豆はブラジルやキューバといった産地のものが多く、取り扱う豆にもこだわりがあるのだとか。
コーヒーもさることながら、こちらのカフェは自家製ケーキの充実さがスゴイです。
どれも食べるのがもったいないくらい美味しそう。
フードメニューの中から、自慢の自家製アップルパイをチョイス。
カフェラテと一緒に頂いてみました。
リンゴの甘みがパイ生地に絶妙に染みて、濃厚なパイは絶品!香りの良いできたてコーヒーで作るカフェラテとの愛称も抜群です!
ふと見ると、なにやら物思いにふけるマスターの姿が・・・
神妙な眼差しのまま、動くマスター。
マスター、悩める店員をサポート。
店内の様子をさり気なくチェックしていたというわけですね。
さすがマスター!そこに痺れる憧れる!
カフェにはコーヒーだけでなく、紅茶も豊富な種類でラインナップ。
確かに、これだけ紅茶が並ぶと迷ってしまうのも頷けます。
実はこちらのカフェは私の師匠筋にあたるベルリン在住のウェブデザイナーの方に連れて行ってもらったカフェ。
そして、このカフェ実はトイレに大いなる秘密が隠されています。
秘密というかもう恐怖の域です。
思わず声をあげてしまう驚愕がそこに・・・。
店主のいたずら心なのか、どうなのかは知りませんが、おそらく世界一落ち着かないトイレなことは間違いありません。
子どもはたぶん、ちびります。
さて、そのトイレの中に何があるのか?
その真実は、また次の機会ということで。
カフェの近くには小さなアトリエもあるので、カフェ巡りと合わせてアートな街歩きを楽しむことも可能です。
ベルリンのアートに触れ、一休みのカフェにもちょうどいいです。
Kaffeerösterei Pakolat
Raumerstraße 40
10437 Berlin
過去に紹介したお店やベルリン情報はカテゴリー別にまとめています。
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