ベルリン観光で行きたい可愛いレストラン!アンペルマンレストラン行ってみた!
キティちゃんにふなっしーにドラえもんにアンパンマンにクレヨンしんちゃんなどなど。
日本といえば色んなキャラクターがひしめくキャラクター大国としておなじみですよね。
では、ドイツのキャラクターといえば何なのか?
これがぜんぜん思いつかないわけです。サッカー選手はすこぶるいるのにね。
しかし、そんなドイツにもマスコット的な存在はやっぱりいるわけです。
ベルリンには『ゆるキャラ的(?)』なキャラクターがいるという・・・。
しかも、ベルリンに住んでる人なら誰もが知っているってくらいに有名なのが。
信号機のなかにおります。
我々は彼のことをアンペルマンと呼ぶ。
信号の人と書いてアンペルマン。
そのまんまです。
とはいえ、アンペルマンは愛されまくりなわけです。
愛されすぎるがあまりショップやらレストランまであるくらい。
ということで、愛されキャラクター『アンペルマン』のいるレストラン『アンペルマンレストラン』に行ってきたのでご紹介したいと思います。
そもそもアンペルマンって?
ベルリンに行くなら、「アンペルマングッズは買わないと!」といったぐらい人気のアンペルマン。
愛されてるのはいいけど、そもそもアンペルマンって何なのか?
きっと気になる人もいるかと思います。
言ってしまえば見たまんまなのですが、信号機のデザインとして採用されたのがことの始まりです。
それはまだベルリンが東西に分断していた頃のことで、東ベルリンの信号機に使われていたのがこのアンペルマンでした。
冷戦が終わると同時に当初の予定ではアンペルマン信号機が街から撤去されるはずだったのですが、
「なくさないでくれよ!」
「オレたちからアンペルマンを取り上げる気か?」
「そうだ!そうだ!アンペルマンは我らと共にある!」
という民衆の声によって撤去される予定が撤回。
アンペルマンは一命を取り留め、ベルリンに残ることになりました。
そこから人気が爆発したかは定かではないのですが、気が付けばオフィシャルストアもできちゃうくらいの愛されるキャラクターとなりました。
1店舗どころかアンペルマンショップってベルリンに数店舗あるんです。
チェーン展開しちゃってるんですよね。
なんかもう色々スゴイです。
アンペルマンレストランに行ってみた!
ということで、ベルリンで人気のアンペルマンの聖地「アンペルマンレストラン」へとやって参りました。
入口では特大サイズのアンペルマンがさっそくのお出迎えです。
ここがアンペルマンの贅を尽くしたレストラン・・・。
なかはさぞアンペルマンまみれなのであろう。
さっそく入りましょう。
アンペルマンレストランはパッと見たところ、いたって普通のレストラン。
キャラクターショップとは思えぬ内装でもあります。
動くアンペルマン着ぐるみでも登場するのではなかろうか。
と勝手な想像していたのだけれど、あたりに着ぐるみの気配はなし。
どうやら着ぐるみの登場はなさそうである。
テーブル席にはステンドグラスみたいにオシャレな光が差し込んでいます。
これがもう小洒落たバーレストランみたいな雰囲気をかもしだしているんです。
なんかもう素敵。
素敵空間です。
レストランというか、ちょっと広めのオシャレカフェみたいでもありますね。
でも、やっぱりココはアンペルマンレストランです。
アンペルマンめっちゃいます。
よーく見ると、いたるところにアンペルマンさんがいらっしゃります。
カウンターの上には赤のアンペルマン。
店のガラス窓には「オクトーバーフェスト行くぞー」的なレーザーホーゼ姿にビールを持ったアンペルマン。
そこ入れちゃっていいの?
てな感じで、ケーキのそばにもアンペルマン。
そして、お店の前の広場には
・
・
・
なにかの儀式かな・・・?
トイレだってアンペルマン一色です。
おそらくベルリンで一番かわいいかも。
ランチメニューをご注文!
せっかくのレストランなのでやっぱり食事は重要ですよね。
ランチだって楽しみたいです。
できるならドイツっぽいメニューがあると嬉しい感じです。
観光の途中でよったりしたいですもんね。
「ん?悩んでるのかい?それならオススメのランチメニューがあるぜ!」
アンペルマンと完全に無縁そうに見える(失礼)姉御スタッフがファンキーに登場。
彼女がオススメするならもう間違いないでしょう。
ということで、さっそく注文してみました。
すると、
ザ・ドイツのメニュー降臨ッ!!
これこれこれ!
ドイツといえばやっぱソーセージっしょ!
白ソーセージにバケットの付いたランチのご登場でございます。
これがビールも付いて8.9ユーロなのだからお安いお手頃価格です。
「ビールはちょっとムリ。苦手だわ」
という人はアルコールフリーのドリンクにも変更が可能です。
かく言う私もこの日はアルコールフリービールを試してみました。
やや酸っぱく薄いレモン水みたいな味わい。
これがもう、正直なところ美味しいとは言い難かったです。
アルコールフリービールは日本のアルコールフリー派かも。
というかドイツビールを飲むのがここでは正解なのだろう。
ドイツの料理はボリューム満点で味も濃いから食べるのがつらい。
ということはドイツではよくあること。
ですが、このランチは白ソーセージ2本ということで、『腹ん中がパンパンだぜ』になるほどでもありません。
女の子でもぺろっと食べれちゃうと思います。
むしろいっぱい食べたい人には物足りないかも。
白ソーセージはプニプニ食感で、ペーストみたいな味わい。パンとの相性がとにかく抜群でございます。
付け合せの『ゼンフ』こと特製マスタードは甘めの味付けで、白ソーセージと絡めて食べるとまた違った味が楽しめます。
ちなみに白ソーセージは基本は皮をきれに剥がして食べるみたいですね。
ドイツ人はみんなキレイに皮から外して食べてます。
かみごたえがあって個人的には皮ごと食べるのが好きなのだけど、
レモンの皮を食べるかどうかくらいなのかも。
ベルリン観光で訪れやすいレストラン!
アンペルマン好きにはたまらないレストラン、なんと立地が非常によいです。
ベルリンのオシャレスポットことハッケシャーマルクト駅から歩いて数分。
ベルリン大聖堂のある博物館島も目の前にあって、ベルリンのメイン観光スポットを巡る旅行の途中でも立ち寄りやすいんです。
ただ、これがもうけっこう見落とす場所にあります。
そのせいなのか私が訪れたこの日も日本人も含めて観光客っぽい人は見かけず。
アンペルマンショップはいっぱいなんだけどなあ。
「やあ、ボーイ。どっから来たんだい?」
ふいにTシャツの似合うアンペル兄さんからご質問が
「と、トーキョーだけど・・・」
「せんべつだ。持って行きな」
もらいました。
なんで?
アンペルマンの集まるアンペルマンレストラン。
好きなら外せない場所にして、興味があるならぜひお立ち寄りいただきたいお店の1つです。
ハッケシャーマルクトは駅のすぐ目の前に観光客をホイホイするレストランもたくさんあるので、どこに入ろうか迷うなぁという人なんかもアンペルマンはいいと思います。
ぜひぜひご参考に。
ではでは。
【アンペルマンレストラン】詳細
住所:Stadtbahnbogen 159-160, 10178 Berlin
TEL:+49 30 84710709
営業時間:月〜日 10:00〜24:00
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