各国の首脳も愛したカリーブルストが味わえるベルリンのレストランとは?
ドイツグルメといえば、やっぱりソーセージ!
バイエルン州の白ソーセージや炭火で焼いたニュルンベルガーソーセージ、ハーブ入りソーセージなど、ソーセージの種類はさすがソーセージ大国なこともあってとにかく豊富。
もちろんビールとの愛称も申し分なく、ドイツに来たなら忘れず食べたいのは言うまでもなしです。
そんなドイツソーセージのなかでもベルリン発祥のソーセージといえばカリーブルストです。(ブルストはドイツ語でソーセージの意味)
今回はそんなベルリン名物カリーブルストを味わえるレストランについてご紹介したいと思います。
ベルリンスタイルは立ち食い
ベルリンで絶対に食べたいソーセージといえば、たっぷりのケチャップにカレーパウダーをまぶして食べるカリーブルスト。
実はこのカリーブルスト、屋台で立ち食いするのがベルリンスタイルです。
ベルリンで1番美味い?と噂のコノプケズ インビス(Konnopke’s Imbiß)をはじめ、人気のカリーブルストショップには毎日行列ができるほど。
お店の前は買ったばかりのソーセージを食らいつく人々でいっぱいです。
粋なベルリンスタイルもいいけれど、時には落ち着いた場所でゆっくり味わいたい。そんな方にオススメなのがテオドール・トゥーハー(Theodor Tucher)というレストラン。こちらのレストランではちょっとオシャレにカリーブルストを味わうことができます。
各国首脳もこぞって訪れる名店
ブランデンブルク門のすぐ側にあり、文学レストランとして知られているのがこちらのレストラン、テオドール・トゥーハー。
店内はとても落ち着いていてサロンのような佇まいです。
国会議事堂がレストランのすぐ側にあるということで、各国の首脳たちが訪れることでも有名なのだとか。
文学レストランというだけあって、店内は本棚をあしらったデザインが目につきます。
「コンニチワ!」
観光で来たんだろう?見れば分かるよ。
そう言いたげな目で私の前に立ちはだかった店員の彼。
「日本語できるの!?」
「アイサツだけです」
突然の日本語にビックリしつつも、感じの良い笑顔を浮かべた彼にすっかり信頼を寄せてしまう私。
海外では日本語に気をつけて。
ダマされるからね。
そうとも言うけれど、こんな紳士に疑いをかけることが果たしてできようか。
トイレで日本語も見かけたことです。
きっとこのレストランは日本人の御用達・・・。
ならば安心するより他なしではないか。
「ところで、ここにはどんな人が来たの?」
「偉い人が来たよ」
「例えば?」
「ブッシュ大統領とか」
「ぶっ、ブッシュ!」
「ここ、ここ、ここに偉い人が座ったから」
(ほんとかなぁ・・・)
嘘か誠かその真意は不明ですが、とりあえず勧められるままに座ってみた。
国のトップがここに・・・。
ああ、なんだか偉くなった気分がするわ。気のせいだけど。
各国の首脳が訪れるくらいです。お値段はそれなりに高いのだろうと内心ドギマギでしたが、お値段は普通のレストランと変わらないくらいです。
メインで8ユーロ〜20ユーロくらい。
ビールは4種類の中からグラスサイズごとにオーダーできます。
こちらは白ビール。
そして名物カリーブルストの登場です。
カレーパウダーで描かれたブランデンブルク門がチャーミーではないか。
ソーセージの中はぎっちり詰まっております。
こちらのお店、実は二階建て。
気になったので二階にも上がってみました。
二階は二階でこれまた素敵空間です。
ああ!彼が手を振ってくれている!
まったく、彼は日本人の喜ばし方を心得ておりますな。
店員さんが気さくって素晴らしいですね。海外で入ってよかったお店のポイントは料理の味やお店の雰囲気もそうですが、意外とお店の人の対応も大きいと思います。
やっぱり楽しく接してくれる店員さんのいるお店は印象に残りますし、なにより想い出になります。
お店はブランデンブルク門のすぐそばなので観光の休憩に立ち寄りやすいのも魅力的です。
ブランデブルク門を辿るように歩いて行くと
あります。
ちょっと見落としがちな場所にあるので注意が必要かもしれません。
少し意外なことかもしれませんが、屋台スタイルが主流のベルリンではカリーブルストを出すお店が実に少ないです。(ちなみにですが私はここ以外にカリーブルストを出してくれるレストランを知りません)
カリーブルストが食べたい。そんな方は屋台でどうぞ。というのがベルリン流ですが、落ち着いた場所でじっくりドイツソーセージを味わいたい。そんなレストランをお探しの方は、ぜひ各国首脳も味わった(?)カリーブルストが味わえるお店テオドール・トゥーハーを訪れてみてはいかがでしょうか。
Theodor Tucher
Pariser Platz 6a
10117 Berlin
月 – 日 07:00 – 24:00
公式ホームページ
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