ドイツ飯！日本の米に限りなく近いドイツのお米その味とは？

海外旅行やら留学やらで日本から出るたびに思います。

やっぱ、お米サイコーです。

大事ですよね。お米って。

ヨーロッパは白ご飯ではなくパンが主食ですし、ドイツにいたってはご飯の代わりにジャガイモをモリモリ食べることも珍しくはありません。

「ドイツに住んでたよー」

そう話すとよく聞かれるのが「ドイツってお米あるの？」という質問。

「毎日パンばっかりで大丈夫？　飽きない？」

大丈夫、安心しないでください。

飽きます。

少なくとも私はパンばかりの生活に飽きました。

もちろんパンばかりの食生活に慣れたという人もいますよ。なかには海外生活に備え、日本にいる時からパンを主食とする食生活にシフトさせていた、という強者もいたりします。

とはいえ、やはり恋しくなるのが祖国の味、白飯ではないでしょうか。

そんな愛すべきお米・・・実はドイツにもあるんです。

海外のレストランではタイ米が出てくる？

海外のレストランに入ると、よく見かけるタイ米。

スープ系の料理と相性が良いのか、カレーやスープ料理の付け合わせとしてよくレストランに登場します。

お米といえばタイ米、そう思っている外国人も少なくはないです。

海外ではすっかり定着しているタイ米。もちろんスーパーにも陳列されていますし、簡単に手に入るのですが、私はこれがどうにも苦手。なんというか、あのパサパサした感じがどうにもダメで。

日本のお米のほうがふっくらして美味しいのになぁ。

そう思う私なのですが、「日本の米は甘くてダメだ」という海外の声も耳にしたり。

そんな私が米を求め、向かった先がドイツで日本食を買うならココ、アジア食材を専門に扱ったスーパー。

しかし、アジアンマーケットでもお米を買うと高いんですよね。

かといって、タイ米は安いけれど苦手。ぐぬぬぬ。

日本のお米が食べたい！でも高い。

いったい、どうすればいいのだろうか・・・。

そんな悩める私の前に、「オレがいるんやで！」と登場したのがドイツの「ミルヒライス 」です。

日本の米に限りなく近いドイツのお米『ミルヒライス』

ミルヒライス・・・直訳すると牛乳米！

噂によると、このミルヒライスが日本の米に限りなく近い味だというのです。

ということで、さっそくスーパーで調達してみました！

お鍋に並べると、日本のお米と比べて少しこぶりなミルヒライス。

さっそく炊いてみたいと思います。

ミルヒライスを土鍋で炊いてみた

炊き方は日本のお米と同じです。

炊飯器という便利グッズがあれば良いのですが、あいにくとドイツでは炊飯器はレアアイテム。

土鍋で頑張ります！

コップすりきりのミルヒライスに対して、水すり切りで炊いてみます。

もちろんミルヒライスは日本のお米と同様、水で研いでおきます。

準備完了です。

ちなみにですが、ドイツの水道水は日本と違って、基本的に直接飲めるようにはなっていません。

地域によってはとても飲めた味じゃないので、そこは自己責任。

ちなみに私は飲む水はお店で売ってるミネラルウォーター、みそ汁やらお米は気にせず水道水でした。

心配なら一度沸騰させると心持ち安心です。

火にかけて炊きます。

土鍋でのお米の炊き方って、初めてだとおっかなびっくりなのですが、実は慣れると意外と簡単なんですよね。

不安な方はcookpad土鍋ご飯の炊き方あたりを参考に頑張りましょう。

おおお！

沸騰してきました！

湯気もおさまり、完成が近いご様子。

ちゃんと炊けているだろうか・・・

できました！

白米様！

これは上手く炊きあがったのではないでしょうか。

なかなかイイ感じですね。

土鍋なので、もれなくおこげが付いてきます。

ちょっと焦げ付きすぎてる気もしますが・・・

おこげにはテンションが上がります！

大変な後片付けのことはしばし忘れてしまいましょう。

できました！ミルヒライス！

どうみても白飯です。

ドイツでこのクオリティーはなかなかだと思います。

味もかなり近い。

おこげはこんな感じ。

パリッパリッです。

おこげと言うより、丸焦げ、そんな気もしますが、そこはもう触れないでおきます。

さいごに

日本の米に限りなく近い、ドイツのお米「ミルヒライス」いかがでしたでしょうか。

個人的には十分合格点に達する米だと思います。かつてこの米を使って、クラスメイトに寿司をふるまったこともありますが、評判は上々でした。

ミルヒライスは値段もそこまで高くはありませんし、比較的どのスーパーでも手に入ることができます。

そしてこのミルヒライス、ドイツに住んでいる日本人なら知らぬ者はいないという有名っぷり。

ドイツでお米を求めている方、まだミルヒライスを試したことがなければ、是非一度お試しください。

※ドイツの米と紹介していますが、必ずしもドイツ産の米というわけではありませんので、ご注意下さい（ミルヒライスの産地はちょっと覚えていませんので）。あくまでドイツのスーパーで簡単に手に入るお米です。