ドイツではマクドナルドより人気？絶大な人気をみせるケバブって？

ドイツに来たら誰もが一度は目にするであろうケバブ屋！  私も渡独する前はまったくそんなこと知らなかったのですが、実はドイツ、そこら中にケバブ屋があります！
「ドイツのファーストフードといえば？」
「ケバブでしょ！」ってぐらいの勢い！
ドイツに住む外国人で最も多い人口を占めるのがトルコ人らしいのですが、その影響？ なのでしょうか？ 真相は分からないのですが、とにかくドイツではトルコ料理のケバブが幅を利かせている様子・・・。マク◯ナルドをも凌ぐ勢いがあるとかないとか・・・。

ドイツのケバブとは？

ケバブにも色々種類があるようですが、ドイツで主流なのはドネルケバブ(döner kebab)と呼ばれケバブです。あの肉の塊が回ってるやつです。トルコ語でドネルは「回る」の意味なので、回るケバブ、というわけです。

ブロンドガールも並んで食べたくなるケバブ

食べ方いろいろ、種類は豊富です。肉とポテトを皿に盛りつけて出してもらうこともできます。

ケバブを頼んでみる

「ケバブ１つ！」
これでも通じますが是非ここは「ドゥーナー１つ！」と注文してみましょう。
「コイツ、できる・・・」
そう思わせられること請け合いです。

めちゃめちゃ愛想のいい兄貴！

横の立ち食いスペースはケバブを食うドイツ人でいっぱい。これには兄貴もご満悦のご様子。

「野菜！ どうすんの？ もちろん全部だよな？」
と兄貴、もちろん「全部入れて！」とお願い。
「ソースは？ どうする？」
私は辛いのが好きなので辛いやつ！ とお願いしています。

すごい手際でモリモリ野菜を入れてくれます。ちょっと入れすぎじゃないかな〜ってくらいモリモリ。よく見るとケバブ屋の兄貴の腕もモリモリ。

「できたぜ！」と満面の笑み！
めちゃくちゃ愛想がよくて感激！ ドイツには極端に愛想ない店員もいるので、こういう愛想の良さ抜群の方に出会うだけでかなり嬉しくなってしまうのは私だけでしょうか？？

ありがとう兄貴！またな！

ケバブ食べてみる

買ったケバブはこんな感じです。 けっこうデカイです。これで3.5ユーロ。

ビール瓶の蓋と比べてみる。

底までぎっちり肉、肉、肉です！

締めのケバブ！？

ドイツで数千店舗を構えるケバブですが、ドイツ人がクラブやバーでたらふく酒を飲み明かした後、締めに食べたりもします。ファーストフードであり日本で言うラーメン的ボジションなのかもしれません。とにかく愛されフードということだけは間違いありません。

余談になるのですがケバブと聞くとどうしても私はシェネル先輩を思い出してしまいます。きっと多くの方がシェネル先輩のことを知らないと思うのでご説明します。

数名の社長を相手に自分のやりたい事業をプレゼンし、事業に必要な資金獲得にチャレンジする番組「マネーの虎」でケバブの魅力をプレゼン、見事に1800万円の出資金を獲得したのがトルコ出身のシェネル先輩です。

先輩は番組をきっかけに日本でケバブ店を広めようとされた日本大好きトルコ人なのですが、事業半ば若くしてこの世を去られました。アイシェという名前で渋谷のセンター街にお店を構えたそうですが、今はどうなんでしょうか？ 行ったことがないので分からないのですが、日本ではあまり馴染みのないケバブ、まだお店があるといいなと、ドイツケバブを食べてはそんなことを思いました。

シェネル先輩も愛したドゥーナーケバブ、ドイツに行ったら是非ご賞味ください。