快適で便利!ドイツ旅行にはバスの利用が格安でおすすめ!
日本と同じく鉄道網が発達している国ドイツ!
国内の各都市はもちろん、隣国フランスやチェコにも鉄道を利用することができて、遅延も少なく簡単・便利に利用できるので、ドイツ旅行に電車の利用は欠かせないです。
けれど、格安旅行がしたいとなると話はべつです。
「その列車の利用、ちょっと待った!」です。
ドイツ鉄道は日本の電車賃に比べると料金が非常に安く、旅行者にとってもやさしい値段設定ですが、それをはるかに上回る安さを誇るのがバスでの長距離移動。
ドイツ国内を縦横無尽に走る長距離バス(夜行バス含む)は、格安でヨーロッパ旅行するにはもってこい。これを利用しない手はありません。
なにより利用方法がとっても簡単なんですよね!
ドイツを旅行するなら、絶対に知っておきたいドイツ高速バスFLiXBUS MEINFERNBUS(フレックスバス マインフェルンバス)の予約方法と利用方法についてご紹介したいと思います。
バスを利用するメリット
高速バスの魅力はなんと言ってもそのお値段。
とにかく安いです!
例えば、ベルリンからドレスデンまでだと、最安7ユーロからの利用が可能となっています。
この区間は列車を利用すると40ユーロほどとなっており、電車で移動すると乗車時間は2時間10分ほど掛かります。
ベルリンからドレスデンまでバスで移動すると約2時間40分なので、電車を利用するのとそこまで差がないのも魅力的ですよね。
ベルリン・フランクフルト間をみると、バスの利用時間は6時間30分で、その価格は19ユーロ。
この区間は電車利用すると4時間30分で、価格は時期にもよりますが100ユーロほど必要になってきます。
さらに、ベルリン、ハンブルク間はバスを使えば3時間10分でお値段はなんと破格の8ユーロから!
もうこれ、経営が成り立ってるのかな?って余計な心配をしたくなるくらいのお値段ですよ。
さらに、高速バスはドイツだけでなくヨーロッパ中に路線が張り巡らされているので、バスを使えばヨーロッパ圏のさまざまな国を格安で移動することが可能です。
しかも、どれを見ても破格の値段っていう。
バスのチケットを予約する方法
ではさっそくバスの予約方法について説明していきます。
まずはMEINFERNBUSのホームページにアクセスして下さい。同じ系列のFLiXBUSでもOKです。
使い方はどちらもほとんど同じで、ドイツ語や英語が苦手でも流れにそって予約を進めることができます。
予約サイトは目的地と日付と人数を入力するだけの簡単なデザインをしています。
まずは出発地点と目的地を選択していきます。
出発地と目的地を選択したら、利用人数を選択します。
もし往復チケットを調べる予定なら、zurückにチェックを入れておいて下さい。
データの入力が完了したらVERBINDUNG SUCHENを選択です。
入力フォームをみると、すぐ気がつくのですが、自転車の項目があります。
ドイツは自転車愛好家に優しく、バスに限らず地下鉄や長距離鉄道などでも自転車の持ち込みが可能です。
ただし、どの交通機関を利用するにしても自転車料金を支払う必要があり、支払いを忘れると罰金となるのでご注意を。
検索をかけると、さっそく利用できるバスが表示されます。
利用したい路線の「PLATZ BUCHEN」を選択します。
乗車するバスの路線に乗り換えが含まれる場合は「UMSTEIGEN」の項目に乗り換え回数が表示されます。
乗り換えに関する詳細は数字の隣にあるハテナマークをクリックすることで確認可能です。
忘れずにチェックしておくのがオススメです。
予約内容が正しいことを確認し、BUCHENを選択します。
購入者情報を入力します。
電話番号はなければ空欄でも大丈夫です。
続いて支払い方法の選択です。
VISAカードもしくはマスターカードでの支払いを例に取っています。
メールアドレス宛てに予約完了メールと乗車チケットが送信されるので、入力を間違えないよう注意が必要です。
またチェック必須と書いた箇所にチェックを入れなければ支払いを完了できないので注意して下さい。
最後に画面下部にある「KAUFEN」を選択して終了です。
予約完了画面が表示され予約確認メールと乗車チケットが登録したメールアドレスに届きます。
乗車チケットは事前に印刷またはスマートフォンやタブレットですぐに見せられるよう準備しておいて下さい。
長距離バスに乗ってみよう!
続いてバスの乗り方についてご紹介します。
基本的に長距離バスや夜行バスの利用方法は日本のものと同じです。
メールアドレスに送られてくるチケットに乗車場所が記載されているので、場所を確認し指定されたバスターミナルへ行きます
バス乗り場で目的地へ行くバスを確認します。
バスターミナルによっては電光掲示板や受付カウンターがある場合もありますが、バスの乗車は直接運転手と行うので、乗り場と時刻を確認するだけで大丈夫です。
ちなみにですが、バスは時刻通りに来て時刻通りに出発します。ドイツは日本と同じで勤勉な国なので、バスも電車も時間通りにやってくるので、遅刻しないように注意してください。遅れると置いて行かれます。
乗車はとても簡単で、あらかじめ印刷しておいたチケットを運転手に見せるだけ。
車内の座席は自由席となっているので、空いている席を見つけて座ります。
窓側を確保したい、友達と隣り合って座りたい、など要望があれば少し早めに行くのがポイントです。
座席は思ったより広々としていて、身長164cmだとこんな座り心地です。
日本人なら余裕を持って座れるスペースです。
現地のドイツ人にとってはこの座席はかなり窮屈のようで、体格のデカイ屈強な男たちが苦しそうに座っています。
バスが窮屈だろうと関係ない。オレたちは安さを選ぶ!ということでしょうか。
ちなみにバスの中ではWi-fiの利用が可能です。
高速道路に入ったり、田舎道を走ったりと電波状況はあまり良いと言いがたいのですが、使えるだけでも有り難いです。
もちろん長距離バスに欠かせないトイレも完備されていますし、移動時間が長いバスだと途中でトイレ休憩もあるので安心してバスに乗り込めます。
夜行バスだと電気の消灯もあるなど、基本的なことは全て日本の長距離バスと同じと考えて問題ないです。
違うところは、ロードバイクなど自転車をそのまま運んでくれるところですね。自転車と一緒にドイツやヨーロッパを旅する人にとってはこれはありがたいサービスです。
チケットは印刷しておくべき?
バスチケットはあらかじめ印刷しておくに越したことはないのですが、たとえ印刷を忘れてもiPadやスマートフォンを使いチケットデータを見せることができれば乗車することができます。
印刷が面倒な私はいつもそうしていました。チケットなしでデータを見せて乗車するのは不安、という方は事前に印刷しておくと確実です。
なお、ドイツにはコンビニやドラッグストアにコピー機が置いていないので、印刷したい場合は町のコピー屋を利用する必要があります。
コピー屋に関してはこちら「ベルリンのコピー屋って、どこ?」も参考下さい。
バスを利用してみた感想
慣れない海外だと電車を使うだけでも一苦労、チケットの買い方や電車の乗り方にも不安があります。
それなのにバスを使うなんてもっと不安だし緊張する。そう思って電車ばかり使っていたのですが、ある日ふと運賃の安さに目が眩みバスを利用してみることにしたのですが、これが利用してみるとなかなかの快適さ。
バスは時刻通りやって来るは、乗ってしまえば目的地に辿りつくは、おまけにWiFiも使えるしで、思った以上の快適さにすっかりバスの虜に。それきり長距離の移動にはほぼバスを使っていました。
やっぱり安いは大正義です。
夜行バスはそれこそ何度も利用しましたし、乗り換えを含めたバス移動も始めこそ不安でしたが、使ってみると大勢の乗客が同じバスに乗り換えるので心配無用でした。チケットを見せれば運転手が次のバスが到着する場所を教えてくれるなど、親切で助けてくれることが多いのもありがたいです。
海外旅行に慣れていない方には何かと勇気がいる気もするバスですが、一度乗るとその便利さに舌を巻くこと間違いなしです。
ドイツ旅行をする際はぜひ移動手段の一つとして活用してみて下さい。
夜行バスの利用はちょっと抵抗があるよ。
という方は、夜行列車を使ってみるというのはどうでしょうか?
ドイツには日本と同じく寝台列車もあるので、旅の移動に使ってみるのも面白いと思います。けっこう快適です。
ドイツ寝台列車の模様と使い方や予約方法は以下にまとめています。
合わせて参考にしてみてください。
ではでは。
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