Menu

家賃も安くて家具もあり!ドイツ暮らしにルームシェアがおすすめ!

P7128530 家賃も安くて家具もあり!ドイツ暮らしにルームシェアがおすすめ!

語学留学する上で重要かつ悩みどころなのが滞在先をどうするかということ。

語学学習に最適なホームステイ、各国の学生たちと寮で共同生活、それとも友達や知り合いとルームシェア。

それぞれ良い所もあれば悪い所もあるのですが、そもそも海外での生活がどういったものなのか、具体的な想像は付きにくいものです。

留学を決めたはいいけれど、海外での生活スタイルは分からないことだらけ。

全三回にわたった留学スタイルも今回でラスト。第一回ホームステイ、第二回の学生寮に引き続き今回は海外でのルームシェアについてご紹介したいと思います。

ドイツのルームシェアとは?

性別も職種も異なる男女が一つ屋根の下で共同生活を送るルームシェア。

最近は日本でもシェアハウスが増えていますが、海外に比べると日本のルームシェアはまだ馴染みの薄い印象です。

ドイツではルームシェアのことをWohngemeinschaft(ヴォーンゲマインシャフト)省略してWG(ヴェーゲー)と呼び、一般的な生活スタイルとして認知されています。

ルームメイトの募集があるシェアハウスの探し方は様々です。アパートを借りている友達から空き部屋を貸してもらう、知人から同居人を募集している人を紹介してもらう、インターネットからルームメイト募集の告知に応募する、友達と共同でアパートを借りる、自分でアパートを借り同居人を募集する、といったケースが一般的なシェアハウスの探し方になります。

 

家具は必用?

基本的には台所・お風呂・トイレを共同で利用し、生活に必要な家具やWi-Fiといった設備は始めから使用できる物件が多いです。ベッドや机、タンスといった必用家具も始めから部屋に備え付けられている事も多いです。

注意したい点は家具は入居する部屋に左右されるので、備え付けの家具がボロボロであったり、部屋の趣味が自分の好みから遠くかけ離れている、なんてことも珍しくはありません。

 

住んでいる人ってどんな人?

日本に比べルームシェアが非常に身近で一般的なドイツ。ルームシェアをしているのは学生だけではなく、驚くことに多くの社会人もルームシェアを活用しています。なかには同棲中のカップルや子どものいる家庭がルームシェアを募集している、なんことも珍しくはありません。他にもシェアハウスで共同生活を送りながら同居人の皆でオフィスを構える、なかにはそんな企業まであったり。

ルームシェアの規模は小さければ2人、大きくなると10名以上とその幅は広く、郊外の一軒家をまるごと買い取って仲間たちでルームシェア、なんてこともドイツでは珍しくはありません。

気の合う友達ができることもあれば、まったく気の合わないルームメイトがいて毎日がうんざりする、仕事柄ほとんど家にいない人もいれば、ずっと家にいる人もいたり、もちろん各々に生活スタイルがあるので、共同生活する上でのいざこざは付いて回ります。

複数名での共同生活が苦手、大人数での共同生活はちょっと、そんな方は多少の慣れ、あるいは少人数WGを探す必要があるかもしれません。

 

どうやって探せばいい?

WGは語学学校が探してくれるケースもありますが、基本的にみな自力で探し出しています。

友達にルームメイトを募集している人がいないか聞いてみたり、学校の先生に聞いてみたり、知り合いに紹介を頼んでみたり。

数回しか話したことのない友達から「どこか良い部屋知らない?」とFacebookをたどって連絡が来ることもあるほど。

みなが必至になってルームシェアを探しているのでドイツでは常にルームシェア争奪戦です。

ルームメイトの募集はウェブサイトWG-GesuchtなどWG募集サイトからも探せるのですが、とにかく早いもの勝ちなのでオーナーにメールを送っても返ってこないも多いです。

 

気になる家賃は?

ルームシェアの価格帯は様々なのですが、だいたいの目安は共益費、水道代、光熱費、もろもろ含めて月4万円以下ではないかと思います。

私は月4万円をベースに家探しをしていました。

もちろん物件によってはこれ以上に安いお部屋もありますし、これ以上高いお部屋もあります。

オーナーまたは管理人に気に入って貰えると、もしかすると家賃交渉が可能かも?しれません。ですが、家賃交渉をする人の多くはオーナーに良い印象を持たれません。

「気持ちよく部屋を貸そうと言うのに、あいつは家賃を下げろと言うんだ。とんでもない奴だと思わないか?」

なんて思われかねません。なので、滅多なことがない限り家賃交渉はおすすめできません。

なお、ルームシェアの探し方や家賃に関しては以前「ベルリンでアパートまたは部屋を探す方法」でも取り上げていますので、こちらも合わせてご覧ください。 

さいごに

P7188584 家賃も安くて家具もあり!ドイツ暮らしにルームシェアがおすすめ!

全3回にわたってお送り致しましたドイツでの留学スタイル、いかがだったでしょうか?

ホームステイに、学生寮に、ルームシェア、どれにも良い所もあれば悪い所もあります。

そしてどれを取っても慣れない外国での生活です。

月の家賃はもちろん大事ですが、一番重要なのは自分にあった生活スタイルを見つける、ではないかと思います。

一番おちつくはずの自分の家がまったく心休まらない。海外の生活がこれでは辛いものがあります。どうせ住むなら生活を最大限楽しみたいものです。

安い一人暮らしのアパートを見つけられると万々歳(私は共同生活が苦手なので)なのですが、ドイツではアパートの契約に2年しばりがあったり、1人暮らし用アパートは家賃が高かったりと、思うように良い家探しが難しくもあります。賃貸不動産屋さんは家賃2ヶ月分の仲介手数料を求めてきますし・・・。

まったく家探しに厳しいですドイツは。トホホ。

ちなみに、私のオススメは1ヶ月ホームステイ、1ヶ月寮、この2ヶ月の間に自力でルームシェアを見つけるです。

「留学先での生活をどうしよう」

そうお悩みの方の参考になればと思います。

それではまた。

フェイスブックページでは、ドイツドットウェブの最新情報をお届けしています。お気軽にフォローしてみて下さい。

合わせて読みたい記事

Related Article

inexpensive

高いドイツ留学の費用を約10万円ほど安くする8つの方法

海外留学には日本では経験できない出会いと体験が待っている。 「本当に?」 なんて思っていた私

THgermanyartschool.jpg

費用は?マッペは?ドイツ語は?ドイツの美大受験に必要なこととは?

学校の雰囲気だったり、勉強する内容だったり、ドイツのアート感だったり。 それこそ、受験するには

30808aff2da7e4842bf71b04a1c7c231.png

ドイツ語学留学で学生ビザ(大学準備ビザ)を2年分取得した方法

ドイツで大学受験も考えていて、できるだけ長期でドイツに滞在したい。 となると、頭を悩ませてくる

germany_working_holiday

ドイツワーホリのよくある質問!皆が気にしてる13の疑問とは?

「ビール!サッカー!イッヒリーベディヒ!」 ドイツってだいたいそんなイメージだったりしますよね

0ab151f3d38eb8a77e5d78236afdcf2a.png

どのビザが必要?ドイツ留学で取得できる5つのビザと申請方法

入国してから3ヶ月以内であればビザなしで滞在することができるドイツ。 3ヶ月以内の短い留学や旅

よく読まれる人気記事

Recommend Article

この記事にコメント・口コミを書く!

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ドイツ留学ワーホリまとめ
  • ベルリンに在住していました。ドイツ留学アドバイザーでありライターでありシステムエンジニアです。ハイデルベルクとベルリンにある語学学校の公式エージェントでもあります。猫とお家大好きイエメンで、現在はミュンヘン姉妹都市の札幌に滞在し、東京・ドイツ・札幌をめぐり仕事中。最近の趣味はFF7Rです!留学相談したいかもな方はお気軽に連絡ください。詳細なプロフィールは自己紹介にて。

ドイツ・ノイシュヴァンシュタイン城

ドイツ観光 Travel

ドイツのおすすめ観光スポットなどドイツ旅行に役立つ記事はこちら

View More

ドイツ留学

ドイツ留学 Study

ドイツ留学の費用はいくら?家の借り方などドイツ留学に役立つ記事はこちら

View More

ベルリン大聖堂

ベルリン BERLIN

ベルリンのおすすめ観光スポットやおしゃれカフェ美味しいレストランはこちらから

View More

ハイデルベルク

ハイデルベルク HeidelBerg

南ドイツの観光都市ハイデルベルクに関する情報はこちらから

ドイツおもしろ

ドイツをおもしろく紹介

ドイツで混浴したりオクトーバーフェストに参加したり飲み明かしたりドイツ生活など

View More

ドイツ特集

ドイツ特集記事 Feature

ドイツに関するおすすめ記事の特集してまとめました

PAGE TOP