ドイツでもアニメが人気？ベルリンにある日本、ネオトーキョーとは？

「あら、ネオ・トーキョーを知らないの？」

友達の連れて来たドイツ人女子が言うに、そこには日本の全てが詰まっているのだとか。

新しい東京と書いて新東京、その読み方をネオ・トーキョー。

なんとも近代的な響き。映画とかに出てきそう。

日本のエンタメ発信地と呼び声高い(？)ネオ・トーキョーとはいったいどんな場所？？

「日本のアニメ・マンガ好きはすべからくネオ・トーキョーに出入りしているのよ」

そう教えてくれたのはカクテル片手のベルリーナリン（ベルリン在住女性のことをドイツではベルリーナリンと言います。ちなみに男性はベルリーナー）

「今日はこれを買ったの」そう言って彼女が一冊のマンガを見せてくれました。

こ、コレは！

しょ、しょ、少女マンガ！

「絵柄がすごく可愛いでしょ？ つい買ってしまったのよ」そう語る彼女、よほど気に入っているらしく、マンガ片手にカタコトの日本語で「可愛い！ 可愛い！」を連発。

そんな彼女は目鼻立ちの整った綺麗どころのドイツ人女性。

特に日本の文化や日本語の勉強をしているわけではなく、ただ単純にマンガが好きらしい。

日本の物が好き、海外にいるとそう言ってもらえるだけでどこか自分のように誇らしくちょっぴり嬉しくなったり。

そんな彼女がオススメしてくれたのが、ベルリンにあるネオ・トーキョーというお店。

ベルリンにいるなら一度行ってみたら？ とのことで行ってみることに。

店内はけっこう小じんまり。

ここに全てが詰まっているのか・・・

店の本棚にはドイツ語翻訳された日本のマンガがずらり！ 手広く様々なジャンルが翻訳されてあります。

巻数が飛び飛びになっているマンガもチラホラ。

こちらに並んでいるのは売れ筋商品？？

友人曰く人気どころはナルトなんだとか。

やはり忍者ものというのも関係あるのでしょうか？

ジブリ映画を筆頭にアニメDVDもけっこうな数！

日本の音楽CDも少しだけですがお取り扱いしていました。

ちょっと割高です。

お店の片隅に雑誌コーナー発見！

翻訳されることなく日本のものがそのまま並んでいます。

懐かしい！ガシャポン！

お値段なんと１回３ユーロ（420円くらい？）ちょっと高くはなかろうか・・・。

お腹がすいたらレジでおにぎりが買えます。

人気漫画家たちの画集コーナーもありました。

イベントも開催されている？

聞くところによるとこちらのネオ・トーキョーではイベントも開催されているそうです。

最近ですとマンガ「青の祓魔師」の原作者である加藤和恵さんがベルリンにやって来て、サイン会を開催しました。当日はたくさんのドイツ人ファンが詰めかけ、イベントは大いに盛り上がりを見せたそう。

NEO TOKYOはアニメ専門店というよりは日本のマンガ屋さん、もしくはサブカルチャーショップといった雰囲気。場所はベルリンの広場的存在アレクサンダープラッツから１駅のローザ・ルクセンブルク・プラッツそれも駅を出てすぐ目の前という好立地！ おそるべしクール・ジャパン！ ドイツ語で言うならクール・ヤーパン！ちなみに姉妹店がミュンヘンにもあるようなので、気になる方は是非チェックしてみて下さい。

Neo Tokyo
Schönhauser Allee 188
10119 Berlin
ホームページ
月 – 金 11:00 – 19:00
土 11:00 – 16:00

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