ドイツワーホリのよくある質問!皆が気にしてる13の疑問とは?
「ビール!サッカー!イッヒリーベディヒ!」
ドイツってだいたいそんなイメージだったりしますよね。
ドイツをあまり知らない人に『ドイツ』という単語を出すと、だいたいそんな答えが返って参ります。
あれでしょ、ビールとサッカーの国でしょって。
そんなわけで、ドイツで留学やワーホリに行くとなれば、「なんでドイツに行くん?なんでなん?なんで?」と疑問やら不思議やら何やらを持たれることもまぁ多いです。
ドイツで留学やワーホリって「いったい何するの?というか何ができるの?」と。
実際のドイツを見れば、絵本のように可愛い街並みがあって、都会には現代アートに近代建築、夜の世界ではDJたちが暗躍するディープな一面もあったりで、それはもう海外でロングステイするにも最高の魅力がつまっております。
ドイツを知れば知るほど、「これはドイツでワーホリもありかもな」と考えたくもなるもの。
さてさて、では具体的にドイツでは何ができるのか?
「なんとなーくワーホリするならドイツがいいなあ。ドイツに長期滞在できたらいいなー」
そう考えている人にとっても、「いったいドイツで何ができるのか?」という部分はやっぱり気になるところだと思います。
少なくとも知っておいて損はないはず。
ドイツに行く前の私も
「ドイツに留学することにしたけど、ぶっちゃけ何ができるかよく分からん。ドイツに行った後ってどうなるのだろうか??」
とか思っていました。
ドイツ語の勉強って日常会話ができるようになるまでどれくらい掛かるのか?
簡単にアルバイト先や仕事先は見つかるのか?そもそもどうやって探すのか?
ドイツ語だけじゃなくて英語も勉強できる?
などなど。
それこそ休職して、あるいは仕事を辞めてドイツに行こうか迷ってる人なら、どうしてみんなドイツに留学なりワーホリするのか?
あたりも気になるかもしれませんね。
ということで、「これからドイツでワーホリしてみたい!」という人が気になるであろう疑問をまとめてみました。
目次
- 1 1.ワーホリでドイツが選ばれる理由は?
- 2 2.ドイツワーホリで何ができる?
- 3 3.ドイツのワーホリはどの街でも可能か?
- 4 4.ドイツ語はどれくらいで話せるようになる?
- 5 5.ドイツ語の勉強はどんな感じ?
- 6 6.英語は必要?ドイツで英語の勉強はできる?
- 7 7.友達はできる?
- 8 8.ドイツで働くことは可能?アルバイトはみつかる?
- 9 9.ドイツの生活費はどれくらい?物価は高くない?費用は?
- 10 10.携帯電話はどうしてるの?
- 11 11.ドイツでワーホリする前に日本で何をしておくべきか?
- 12 12.ドイツにワーホリするとどうなる?
- 13 13.ワーホリ経験は帰国後に役立つ?
- 14 実際にワーホリでドイツに滞在してみた感想
- 15 さいごに
1.ワーホリでドイツが選ばれる理由は?
「ワーホリ」というと、海外で語学学校に通いながら1年間アルバイトをしつつ生活すること。
なんてイメージがあったりします。
日本人で18歳〜30歳なら、1年間ドイツに滞在することのできる「ワーキングホリデービザ」を取得することができます。
このビザがなんといっても最強!
そもそも、大前提としてドイツでは学生ビザだとアルバイトを含めて仕事に就くことができません。
ごくごく一部に例外があったりもしますが、まぁほぼムリと思っていいです。
ワーホリビザさえあれば、特別な資格やコネを駆使して就労ビザを取得する必要もなく、ドイツで自由に働くことができます。
1年という期限付きではあるけれど、ドイツであらゆることができる。
こりゃもう『最強』です。
ビザの使い方はもちろん自由で、語学を勉強しながらバイトするもよし、ホームステイするもよし、遊びまくるもよし、ルームシェアするもよし、ドイツで就職先を探して移住の気かっけにするもよし、ドイツ全土をまたにかけた放浪の旅に出るのもよしです。
まさに、「自由!フリーダム!」を謳歌することのできるありがたい制度、もといビザ。
でも、これって別にドイツじゃなくてもいいわけですよ。
ワーホリビザを取得できる国はドイツ以外にもたくさんあります。
それこそ英語を学べるカナダやオーストラリアはワーホリするにも大人気。
オーストラリアはペットボトルの水が400円くらいする物価のめちゃくちゃ高い国なんですけどね。人気です。
じゃあ、どうしてドイツが選ばれているの?
みんな大のドイツ好き
気になったので、ドイツにやってくる人に「どうしてドイツに来たの?」と聞いて回ってみました。
すると、1つ共通していることがあると判明。
ものスゴくシンプルなのですが、みんなドイツが好きです。
ドイツにワーホリでやって来る人の目的は色々なのですが、聞けば皆さんドイツ好き。
旅行で行った南ドイツの雰囲気がよかったとか、ベルリンに来てみて生活してみたくなったとか、旅行で訪れた街を気に入って住んでみたくなったとか。
ドイツを選ぶというだけあって、好きなドイツで実際に生活してみたい!働いてみたい!というのは、ドイツが選ばれる大きな理由のようです。
ドイツ語が好きだから
なかでもドイツ語が好きで、ドイツ語をもっと勉強したいという人は多いです。
ドイツに留学するのだから、「そこは多くてあたりまえでしょ」そう言われると、まぁその通りではありますけど・・・。
大学の第二言語や日本で勉強したドイツ語力をもっと伸ばしたい。ドイツ語をつかってドイツで生活してみたい。最終的にはドイツ語の検定試験を取りたい。といった感じで、ドイツでドイツ語を学ぶわけですね。
学んだドイツ語を使って生活するという意味では、街のレストランや雑貨屋なんかでアルバイトをしてみたり、企業にインターンシップしてみたりもドイツワーホリの醍醐味ではあります。
日本語学校でボランティアをするといった人もいたり、何かドイツで習い事をすることにつなげていくというのもありですね。
勉強という部分にスポットをあてると、ワーホリ期間を大学受験の勉強にあてて、ドイツの大学に進学するという人も珍しくはありません。
ドイツに行きたい大学がある。ドイツで学びたいことがある。という人もワーホリビザを取得してドイツに留学しています。
移住のきっかけに選ぶ
最近のベルリンはホントに人気。
フリーランスやアーティストの移住先としてもスゴイ人気を集めています。
あのGoogleだってベルリンにやってきたくらいといことで、ヨーロッパ活動の拠点にも人気が高まっています。
なので、ベルリンでフリーランスをしている人のブログだったり情報を聞きつけ、最終的にはドイツ(ベルリン)への移住を目標にやって来る人が多いです。
まずはワーホリビザを取得して滞在というわけですね。
そんなこともあってベルリンに住みたい!
という人が増えに増えて今やベルリンに借りれる部屋がほぼ無い状態なんですけどね。
地区によっては空室率が2%とも言われています。
ドイツ語や英語ができないと自力でシェアハウス(WG)を探すのはガチでキツイです。家賃もすこぶる上がって来ています。
ホントにキツイです。
「なんとなるでしょ」そう思っている人、ホント難しいです。私もそう思ってました。結果ムリでした。
ドイツでワーホリ、他の国でもワーホリできる?
ワーホリは一回しか使えない。
という話はよく聞くと思うのですが、はたして人生で本当に1回しか取得することできないビザなのでしょうか?
もちろんドイツでは1人につき1回しかワーホリビザを取得することができません。
そうなると使い時がとても重要ですよね。
少しでも長くドイツにいたいなら大学準備ビザを取得して、そこからワーホリビザに切り替えるなども考えるところです。
またはワーホリビザから、アーティストビザに切り替えるとかもそうですね。
ここで、ふと気になるのがドイツでワーホリを取得して、じゃあ次は違う国でワーホリできるのか?できないのか?
そんな疑問がでてきます。
基本的には違う国でのワーホリも可能です。
オーストラリアやカナダでワーホリをしました。次はドイツでワーホリをしたいな。
といったことも可能なんですよね。
ドイツの次はイギリスにワーホリしたいな。というのもオーケーです。
ただ、このあたりは基本的には大丈夫というだけで、いつ変更になるか分からない部分でもあります。
複数回ワーホリを使用したいという人はドイツ大使館をはじめ各国の大使館に事前に確認を取っておくのがオススメです。
とくにドイツ現地でワーホリビザを取るという人は、外国人局員は気まぐれなので要注意です。
2.ドイツワーホリで何ができる?
自由度がものすごく高いワーホリですが、具体的には何をすることができるのか?
いったいみんなはドイツワーホリで何をしているのか?
ワーホリは基本何をやっても自由!やったぜ!
1年間ではあるけれど、やりたいことが何でもできるのがワーホリビザの魅力です。
働くもよし、大学受験の勉強にあてるもよし、何か新しく初めてみるもよし、ブログをかくもよしです。
ドイツでワーホリの王道は、やっぱり語学学校に通いながら何かアルバイトをして1年間ドイツで生活するということになります。
語学の慣れていない始めの3ヶ月くらいを語学学校で過ごし、日常会話に慣れてきたところでアルバイト先を探して働きはじめる。
やっぱりこれが王道ですね。
日本からドイツで住める家を探すのは難しいので、やっぱりはじめは学生寮やホームステイのある語学学校に申し込み、学校に通いながら家探しと職探しが良いと思います。
ちなみに私はハイデルベルクのF+Uという語学学校に通い、そこからベルリン校に転校して家探しという流れでした。語学学校の様子は「ドイツ留学ならF+U語学学校!ハイデルベルクかベルリンでオススメな語学学校をご紹介!」で紹介しています。
仕事先はカフェだったり、日本食レストランだったり、バーといった飲食店を選ぶ人が多いです。
なかには、お菓子屋さんで研修を受けてみたり、企業のインターンに参加してみたり、いろんな求人に応募してみたり、日雇いのアルバイトを経験してみたり。
日本語学校で先生のアシスタントや幼稚園で働いたり、ボランティアしたりという人もいますね。
ちょっと専門的な分野になると、ベルリンはクラブ音楽の聖地としても知られているので、音楽関係の仕事に携わる人。クラッシク音楽に携わってみる人。
現代アートをはじめデザインや芸術にも寛容な国なので、アーティストとして活動をしている人。
なかにはクラブチームに所属してサッカーする人もいます。
ちなみに私はというと、このどれでもなくてコンピューター関連の仕事をフリーで受けるといったことをしていました。
最近はパソコンがあれば場所を問わずどこでも仕事ができる時代なので、フリーランスで活躍しながらワーホリをしている人も珍しくはありません。
海外だからこそ、という利点を活かしてネットを使た仕事については以下でも紹介しています。
なんでもできるのがワーホリなので、やりたいことや気になることはドンドンやってみるのがオススメです。
何と言っても海外です。
日本じゃできないこと、海外でしか分からないことが満載です。日本でできることも海外ですれば全く異なった経験になります。
こればかりは実際に体験してみた人しか得ることのできない貴重な経験です。
何もしないと時間ばかりがあっと言う間にすぎていくんですよね。
1ヶ月くらいドイツで引きこもり生活も経験したのですが、そりゃあもう1週間の速さは尋常じゃない。ホント光速でした。
3.ドイツのワーホリはどの街でも可能か?
もちろんどの街でも可能です。
ドイツの田舎でも都会でも行きたい街に行って自由に勉強することができます。
重要なのはどんな街でワーホリするのが自分に合っているのかですよね。
沖縄と高知と東京で生活することを比べてみても、やっぱり住む街によって生活の雰囲気は変わってきます。これはドイツでも同じです。
ドイツの街の雰囲気って?
ドイツは街によって雰囲気が異なります。コレがけっこうな勢いで違います。
その昔ドイツは東と西に分断されていたのはご存知のところです。
「実際のところ西と東で雰囲気は違うの?」というのは聞かれることも多いです。
個人的には旧西ドイツのほうが『いわゆるヨーロッパらしい』穏やかな雰囲気かなと思っています。
田舎町に行けば赤い屋根に石畳が広がっていて、ザ・メルヘンな街に出会うことができる。
日本人にも人気の観光地は旧西ドイツに位置していることが多いです。緑も多くてのんびりとしているといった感じですね。
学生街としても知られ、留学先としても人気のハイデルベルクあたりはまさにメルヘンです。のんびりワーホリは観光地でのんびりやりたいという人にも最適。
かたや東側といえば、やっぱりその筆頭は首都ベルリンです。
とにかく広くて、いろんな人が住んでいて、いろんなもので溢れていて、イベントだってたくさんなのがベルリン。
首都なのにドイツの中では物価も安くてベルリンに住みたいとドイツを目指してくる移住者も多いです。
そんなベルリンは西側や南ドイツに比べるとガラっと雰囲気が変わってシティの貫禄があります。
都心にはアパートよろしく四角い建物がひしめきあって、大きなビルだってそびえています。
ドイツの田舎は穏やかすぎてちょっと物足りない、色んな人と知り合いになりたい、いろんな文化に触れてあらゆることにチャレンジしたいという人にもベルリンはオススメですね。
ドイツは街によって雰囲気が違ってくるので、自分にあっている住みやすい街を見つけるとワーホリはぐっと自分の成長に繋がります。
人気の都市は?
人気のワーホリ滞在都市といえば、ケルン、デュッセルドルフ、ベルリン、ミュンヘン、ハイデルベルクあたりかなと思います。
港町でもあるハンブルクあたりも人気ですね。
観光地として人気のローテンブルクやフュッセンあたりの田舎で暮らしたいという人もいるのですが、個人的には家の確保が難しいのかなと感じています。
南ドイツでワーホリする人は学生が多いので、いちど就職したり社会人としての経験があるという人はベルリンやデュッセルドルフなどの方がしっくりくるかもしれません。
ちなみに私が通っていた語学学校F+Uは、ハイデルベルクとベルリンに学校があり、途中で学校を移ることが可能でした。
南ドイツのハイデルベルクと首都ベルリンという雰囲気の異なる2つの街を学生寮を利用して滞在できたのはとても大きかったです。やっぱり街の雰囲気が好きかどうかは行ってみないと分からないところもあります。
素敵な街並みハイデルベルクよりも、まさかベルリンが気にいるとはドイツに行く前の私も思ってもいませんでした。何があるか分からないものですよね。
本サイト『ドイツドットウェブ』と学校が協力のもと作成した、特設サイトもあるので学校をお探しの方はぜひ参考にしてみてください。
4.ドイツ語はどれくらいで話せるようになる?
ドイツに行くけれど、まったくドイツ語は勉強していない。
基本的なことは勉強したけれど、まったく喋れる自信がない。
となると、気になってくるのがドイツ語はどれくらいで話せるようになるのか?
ここですよね。ココ!
ドイツに行く前は私もコレがスゴく気になっていました。
ドイツ語は文法をやんわりとひと通り、会話はまるで自信がない。
この状態でドイツに行って大丈夫なのかと。
ほとんどドイツ語を勉強せず、過去に習ったドイツ語の文法がふわっと頭の片隅に残っている。
そんな私がドイツに行って実際に生活してみ感じをまとめてみました。
おそらく、まったくの初心者からドイツ語をはじめたとすると、ドイツで半年ほど生活していれば日常会話はある程度は困らなくなるかなと思います。
もちろん個人差はあります。
早い人だとサボらず勉強してれば、3ヶ月ほどで慣れたよという人だっています。
そしてやっぱり、ドイツで生活している間にドイツ語会話から逃げていたらそれはムリです。
とにかく恥を捨てて喋りまくるが上達への近道です。
何ができていて、何が苦手なのか、この辺りをきっちり抑えて、コツコツ勉強していけば、半年で辿りつくと思っています。
スポーツや音楽と同じで練習するのみ。逃げる恥で、ほぼほぼ役に立たないです。悲しみ。
日本人にとってとにかくネックなのがドイツ語の聞き取りですよね。
それこそ最初のうちは先生が何を言っているのかさえチンプンカンプン。
ところが、3ヶ月も経つと授業のドイツ語には慣れてきます。しかし、そこで立ちはだかるのがネイティブドイツ人によるリアルなドイツ語。
めちゃめちゃ早く感じます。
授業で習うドイツ語とまた違う生きたドイツ語はもうめちゃめちゃなことも多いです。スラングだったり、授業では教えてくれないような言い回しだったり。
ちなみに、「ある日とつぜん聞き取れるようになるよ!」というセリフを聞いたことはあるでしょうか?
本当だとすれば、スゴく夢のある話ですよね。ちょっと嘘くさいですけど。
かく言う私は「ホントかよ〜」と疑いつつめっちゃ信じてました。
いつかその日が来ると・・・。
頼む、いつかその日が来てくれと・・・。
しかし、私に『その時』が訪れることはありませんでした。
みんな訪れているのかな?
実際は地道に勉強した分だけが聞こえるようになって来たという感じです。
この前は聞きとれなかったけど、発音をちゃんと勉強したから聞き取れるようなったぞ。といった感じですね。
「いやホント!急にくるんだって!突然ね、耳の栓がスコーンと抜けたみたいに聞こえるようになるから!マジで!あの瞬間にはビックリしたなぁ」
とドイツで知り合った友達は力説してたんだけどなぁ。
5.ドイツ語の勉強はどんな感じ?
やっぱり最低限のコミュニケーションが取れるということは大事ですよね。
ワーホリしたての数ヶ月は語学学校に通う人がほとんどだと思います。
ドイツ人のドイツ語によるドイツ語を勉強するための授業を受けるわけです。いろんな国からやって来た留学生たちと一緒に机をならべてドイツ語を勉強するわけです。
日本人がいなくて行ったことのない国の学生と一緒に授業をうけるのはなんだかすごい新鮮で、ワクワクもすれば、なんかスゴイところに来ちゃったかも、なんて高揚感もあったりです。
授業はどこの学校に行ってもおなじ、全てドイツ語で行われます。
なので前もってドイツ語の勉強せずに学校に通おうものなら、
「先生ェ・・・なにを言っているのかサッパリわかりませんぜ」
という状況に初日からなります。
私はなりました。泣きそうでした。
たとえ先生が優しくて簡単なドイツ語で説明してくれていても、わからないものはわからないです。聞き取れないです。
できれば日本でドイツ語について一通り勉強しておくのがオススメです。
ドイツ語の勉強は語学学校というイメージですが、なにも勉強は学校が全てではありません。
日本語を勉強するドイツ人をみつけて、語学パートナーとしてお互いに母国語を教えあったり、日独交流会などのイベントを通じて勉強してみたり、いろんなところにドイツ語を勉強する機会がころがっています。
ドイツで生活している。それだけでドイツ語の勉強になっていたりもしますけどね。
6.英語は必要?ドイツで英語の勉強はできる?
ドイツ語もいいけれど、英語も勉強したい。
将来は海外を舞台にグローバルに働きたい。という目標があるならやっぱり英語は必要です。
ワーホリから戻って日本で海外に関連した仕事に就くと、ぶっちゃけドイツ語よりも英語のほうが使います。
ワーホリ中にドイツ語だけじゃなく英語も勉強することができれば、もっと言うと英語も喋れるようになればそりゃあ願ったり叶ったりですよね。
もちろんドイツで英語を勉強することは可能です。
私立の語学学校や市民学校フォルクスホッホーシューレでは英語の授業を開講している場所も多いので、ドイツにいながらにして英語の授業を受けることも可能です。
ドイツ人の多くは英語もできるので、ドイツ人の友達から英語を教えてもらうというのもアリですね。
可能ならドイツで英語だけを勉強したいんだけどなぁ。
という人もいたりもしますが、やっぱりドイツなのでドイツ語は勉強したいところです。
そりゃあ、英語だけで暮らしていくことも不可能ではありません。
日本だって頑張れば英語だけで生活することは可能ですよね。でも、例えば友達の外国人から「日本で英語だけで暮らしたいけど大丈夫?」と聞かれたら、きっと「大丈夫!」とは言いづらいですよね。
やっぱり日本で住むなら、日本語はできるに越したことはないです。ドイツもまたそれに同じです。日本語を話してくれたほうが嬉しいように、ドイツ人だってドイツ語を話してくれた方が嬉しいですから。
それに全てのドイツ人が英語を話せるというわけではありません。
それこそ役所や病院といった重要な場所でドイツ語しか通じないということはよくあります。なのでドイツで生活するとなればやっぱりドイツ語は必要です。
下手でも勉強してドイツ語を喋ってくれるほうが、まったくドイツ語を喋らない人よりも嬉しかったりするものですよ。
7.友達はできる?
友達はできるだろうか。ひとりぼっちにならないだろうか。
小心者で淋しがり屋な私はわりと気にしていたのが海外で友達ができるかどうか。
だって、海外だし。
言葉も勉強中だし。
コミュニケーション取れるか分からないし。
ただただ心配だったのですが、行ってみれば意外と友達はできるものです。
言葉ができないのでコミュニケーションを取れるかどうか不安だったのですが、それはなにも自分だけではありません。ドイツにやってくる色んな国の人たちだって同じ想いを抱えています。
なので分からないドイツ語をつかってお互いに身振り手振りでコミュニケーションを取る内に語学学校では自然と友達はできていきました。
学校によっては授業以外にも遠足だったりイベントを開催していることもあるので、そういった場面で仲の良い人ができることもあります。
誰でも気にせず話ができるフレンドリーな性格だと友達はできやすいと思います。
とにかく笑って誰とでも絡むインド人はすこぶる友達が多かったです。
ドイツ人と友達になれる?
語学学校では同じドイツ語を勉強するいろんな国の人と仲良くなれるのですが、そこにドイツ人がいるかと言うと、そういうわけではないですよね。
日本語学校に日本人の学生がいないように、ドイツ語学校にドイツ人はいないです。先生や働いてるスタッフくらいですよね。
語学学校ではドイツ人の友達はできづらいのですが、ドイツでは日独交流会といったイベントが開催されていることがあります。
日本語を勉強しているドイツ人や日本文化に興味を持っているドイツ人が集まっているので、イベントを通してドイツ人の友達ができるということは珍しくありません。
意外とドイツ人学生が来ているので、イベントは苦手なんだけど、という人も勇気を出して行ってみるのも一つです。
8.ドイツで働くことは可能?アルバイトはみつかる?
ワーホリするならドイツで働きたい。という人は多いと思います。
問題はドイツで仕事を見つけることができるのかどうかですよね。
もちろんドイツで働くことは可能です。(ワーホリビザなど就労可能なビザを持っていること前提ですよ)
ここで問題になってくるのがドイツ語力です。
たとえばドイツのバーで働こうと思えば接客できるドイツ語力、お店で働くドイツ人とコミュニケーションを取れるドイツ語力が必要になります。
なかには観光客の多い地域だと英語力も必要になってきます。
言葉ができないとなると、日本人が経営している日本職レストランだったり、レストランのキッチンで仕事するといった働きかたを考えてみるといいと思います。
仕事はどうやって探すの?
日本だと求人サイトの募集をみて連絡してみるということも多いのですよね。
じゃあ、ドイツはどうなのか?
ドイツで仕事を見つけた人に聞いてみると「募集しているしていないに関わらず連絡した」という人がわりと多いです。
「あそこのバーで働きたいから交渉してくるわ!」
といった感じで仕事を探しに行って雇ってもらえるということも珍しくはありません。
ワーホリでドイツにやってきて、そのままベルリンのカフェでバリスタとして働いてる友人もそんな感じで、「とにかく連絡しまくった!」と言っていました。
ドイツではとにかくアピールしたもの勝ち。
できると言った者勝ちなところがあるので、あたって砕けろ的な精神で行動あるのみです。
他にも知り合いの口利きで仕事を紹介してもらうということもあります。
ドイツはわりとコネ社会なので色んな人と友達になっていると自然とやりたいことができるようになったり、仕事に繋がっていくことも珍しくはありません。
9.ドイツの生活費はどれくらい?物価は高くない?費用は?
日本より生活費が安い!ビバドイツ!ドイツ最高!イェーイ!
という声が最近多い(?)のか質問されることがあります。
ドイツの生活費って安いのかどうか?
たしかに生活してみて思うのは日本に比べて安い気はします。
瓶ビールはペットボトルの水より安く買えたりもするし、乳製品はのきなみ安いし。
それでも日本と同じレベルの生活ができるのかとなると別だと思います。
たとえば家賃は安いですが、日本のようにワンルームではなくルームシェアです。共同生活です。リアルにテラスハウスです。
東京からなら別ですが、日本のなかでも家賃や物価の安い田舎からドイツに移動してもあまり生活費に変化は感じないと思います。
飛行機や電車、ホテルといった旅行にかかる費用は日本よりも安くすませることができるので、1ヶ月わりと遠出して遊んでも使いすぎていないことはありますけどね。
10.携帯電話はどうしてるの?
ワーホリ中に携帯はどうすればいいのか?
日本の友達や家族にLINEしたりスカイプをしたり、スマホは絶対必須のアイテムです。
そこがドイツだろうが使いたいに決まっています。
じゃあドイツではスマホをどうやって使用すればいいのか?ドイツで新しく契約する必要があるのか?
オススメはSIMフリーのスマホを手に入れて、ドイツの格安SIMを使う方法です。
SIMって何?という人は以下も参考にしてみてください。
ドイツのSIMはザトゥーンなどの大きな電気屋でパスポートを持っていけば購入することができます。値段はいろいろですが、20ユーロもあればおつりがくる感じですね。
ひと昔前まではパスポートさえあれば購入できたSIMなのですが、最近は住民登録をしていないと購入できないことがあります。なので、ドイツに到着したらまずはケータイではなく、住民登録を済ませてからだとスムーズですね。
SIMさえ手に入れば、ネットも電話も日本にいる時と同じように使うことができます。月額の費用も15ユーロもあれば十分なので格安です。
なので、SIMフリーの携帯はぜひドイツに行く前に準備するのがオススメです。
ちなみに日本の携帯は解約せずともキャリアによっては凍結サービスがあるので、確実に日本に帰国するという人には解約ではないほうが得になるかもしれません。
11.ドイツでワーホリする前に日本で何をしておくべきか?
日本で何をしておくのがよいのか?
そりゃあ貯金でしょ!やっぱりお金が大事!めっちゃ大事!
というのは当たり前の話ですよね。
言われなくてもお金が大事なのは分かっているし、ワーホリにお金がかかることも承知の上です。
言われなくても貯金はしてるよ!それ以外を知りたいんだよ!だと思います。
じゃあドイツに行く前に日本でやっておくべきことは何か?
これはもうドイツ語の勉強とある程度ドイツの情報を得ておくことだと思います。
日本でドイツ語の勉強はやっておくべき
日本での勉強はいうなれば予習みたいなもの。
やっていれば、やっているほどドイツでの勉強がすっと自分の中に入ってきます。
だってドイツの語学学校は説明もドイツ語ですから。
授業中になんとなく先生はこの説明をしているのかな?ということが感覚でもいいので分かるだけで授業はぜんッぜん違って見えてきます。
まず授業の楽しさが違うんですよね。
何もわからないまま授業を受けていても苦痛でしかないです。ホント地獄です。
まだ10分しか経ってないのかよ。と時計ばかり気にしちゃいます。
それがちょっとでも分かる箇所があると、実力がメキメキ伸びている気がして、もっと勉強がんばろうってモチベーションにも繋がるんですよね。
文法を一通り学んでいれば、ドイツに行ってからはリスニングとスピーキング、発音に重点を置くこともできるので、ドイツ語会話の伸びだって早いんですから。
知らないはもっとも恐ろしいこと
ドイツって情報が少ないんですよね。
今でこそ増えて来ていますが、それこそ私がドイツに飛び立った頃はぜんぜん情報がありませんでした。
本屋に行ってもドイツ関連の書籍はぜんッぜんなくて、ネットを見てもほとんどない。私のドイツ日記みたいな情報は見かけるけど、疑問を解決してくれる情報ってやっぱりのってないんですよね。
でも今はネットに情報がちょこちょことアップされています。
これホントなの?ということも多いですが、どれもやっぱり知っておいて損はないです。
なんたって一番恐ろしいのは何も知らないことです。
これがもう、知らないと損をすることばかりです。
ドイツに行ってから調べていては時間だって掛かるばかりです。
もちろん現地に行ってみないと分からないこともたくさんあるのですが、可能な限り情報は集めておいたほうが後になった自分が助かることになります。
情報がなくてけっこう損したもんね。余計なお金を払ったり。
「ほんと何も知らないのね。アナタそれで大丈夫?」なんて言われたことも懐かしいです。
12.ドイツにワーホリするとどうなる?
なんとなく価値観が変わる気がします。
当たり障りのない、みんなが口をそろえて言うような意見ですけどね。
やっぱり日本では当たり前だったことが、ドイツでは当たり前でなかったり、日本で良しとされることが海外では何とも思われていなかったり。
今までの自分を取りまいていた環境や常識はガラッと変わって、周りにできる友達もみんな日本人では考えないようなことを考えていたりもします。ノリだって全然ちがいますし。
そりゃあ価値観はイヤでも変わっていきますよね。
日本を見る目も多少なりとも変化します。日本のお風呂はやっぱ最高だよなってめちゃめちゃ感じますし。あんなに好きだった日本のビール金麦が水にしか感じないようにもなったりします。
でも、そんな自分のなかの変化や環境の変化、価値観の違いを自分の目で見て楽しめるのが海外でワーホリする醍醐味だと思います。
きっと得るものは大きいと思います。
あと、自分で行動しなきゃダメだ、ちゃんと意見しないとな、と何かと主体的になります。
ドイツ人たちハキハキものを言うしパワフルですから。負けてはいられないです。
遠慮なんてしないに限ります。誰も気にしてないですし。
13.ワーホリ経験は帰国後に役立つ?
役立ったかどうかで言えば、私は役に立っています。
ワケあって帰国し、日本で再就職することになったのですが、ドイツ留学中の経験はいろんな場所で活きています。
帰国後は海外に関係する仕事に就いたのですが、面接では留学経験のところはやっぱり一目おかれました。ドイツの大学を出たとか目を引くトピックも無かったんですけどね。
海外慣れしているとも思われているので、海外出張を一人で任されることもあります。
なにより、仕事で関わる社長さんだったり、取引先の人に「ドイツに1年いました」と言うと「ええ!?ドイツに?なんで?」と話しのきっかけにもなります。やっぱり海外のことは気になりますよね。
ただ、再就職することによって年収は下がりました(涙。
新卒の自分よりも収入が下がったというのは厳しくもあるけれど、ドイツに行く前よりも仕事が楽しくなったのは大きなプラスでもあります。
実際にワーホリでドイツに滞在してみた感想
もっと早く行っておけばよかった。
というのが私の正直なところの感想です。
ぐだぐだ悩んでいた時間がもったいなかったと後になって思いました。
帰国してからはドイツに行くまえには無かったやりたいこともできたので、よけいに時間がもったいなかったと感じたのも大きいのかもしれません。
そして、濃い1年でした。
「一生の想い出にはなるよね。そりゃあ」とかつてドイツに住んでいた周りの人たちも同じように口をそろえています。
もちろんドイツに留学・ワーホリしたことが必ずしも後の人生に大きな影響を与えるかというと、必ずしもそうではありません。
それでも、海外に出て生活したことは自分にとって必ずプラスになります。
プラスになった、行ってよかったと思えれば、それは自分にとって最高の経験だと思います。
世界に目を向ける機会になったり、自分変えるきっかけになったり、ドイツがもっと好きになったり。
たくさんの友達がいろんな国にいるようになって、ずっと連絡を取り合える人ができたり、留学をきっかけに世界に羽ばたくようになったり、なかには結婚してドイツに住むことになったり。
いろんなきっかけになるのがドイツにワーホリすることです。
あと、「ドイツに行って後悔したわ」という意見は今のところ聞いたことがないです。
さいごに
「ドイツでワーホリしようと思う!」
なんて話すと
「なんでや?同じヨーロッパならイギリスのほうが英語が勉強できるし、フランスのほうがオシャレやないか」
とツッコミを入れられることも珍しくはないです。
「どうしてまたドイツなの?何の勉強するの?ドイツ語するの?」
といった疑問攻めが続くこともまぁありますよね。
そりゃあ、カナダやオーストラリアなら、「英語を勉強するのね!」なんてイメージがわきやすいもんね。
でも、だからこそドイツが面白いじゃないですか。
みんなが知らない場所でどんなことが勉強できるのか、どんなことが待っているのかって考えるとテンションだってあがります。
海外で生活してみたい。それもヨーロッパ、ドイツで言葉を勉強しながら異文化に触れて海外で働いて生活を送ってみたい。
なんかこう人生をガラっと変えてみたい。
という感じでドイツを目指すことだって大いにアリだと思います。
私だってそんなタイプの人で、ドイツ生活を終え、晴れて日本に帰国した日には身の回りの環境やら仕事やらがガラっと変わっ
たひとりです。
ドイツに留学する前は、まさか自分が海外に関わる仕事につくとは思ってもいませんでしたし。
これからドイツにワーホリしたいかも。
という人の疑問に少しでも役立ったなら幸いです。
ドイツに留学・ワーホリする時に確認したいことは「ドイツに留学・ワーホリなら必ず確認したい情報とは?」にもまとめています。
どんな準備が必要で、どんな手続きが必要なのか?ビザはどうやって取得するの?などなどドイツ留学の気になるを項目ごとにまとめています。
絶賛ドイツ検討中!
という方は、ぜひ合わせて確認してみてください。
ではでは。
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