街の人形劇シアターが可愛い！ベルリンで人形劇を鑑賞して来た。

「興味本位で人形劇を見に行ったら、子どもだらけでかなり浮いたわ。行くなら覚悟が必要よ・・・」そう言い残しドイツを去った友人、そしてその感想がずっと気になっていた私。ベルリンの人形劇シアターとはいったいどんなもの？ ベルリン生活が長くなるにつれ、ついつい明日でもいっか、明後日でもいっか、来週でいいや、と何かにつけて後回しにしてしまうのは悪いクセ、なのだけれど、これって海外生活あるあるでは？ とも思ってみたり。そうして後回し続けたベルリンの人形劇鑑賞とはいったい？？

Puppentheater Firlefanz

ベルリンのオシャレ筆頭ハッケシャーホーフの近くにひっそりと軒を構えている人形劇シアター

シアターの前には人形が！ ちょっと怖いです・・・。
こちらのシアター、入口の扉は開演30分前以外はほぼ閉まっています。ふと通りがかっただけでは本当に営業しているのか疑ってしまうほどひっそり。

この日の公演は１６時から、小じんまりとして手作り感溢れるシアター内

主演兼、操り人形の中の人兼、たぶんオーナーの方々が出迎えてくれました。

「飲み物メニューもあるぜ」とビールをオススメされる私

演劇やオペラ鑑賞もそうなのだけれど、ドイツでは劇場で気軽にお酒を頼むことができます。さすがドイツ人、お酒大好き、酒にはみんなめっぽう強い。

そこはかとなく漂う独特な世界観・・・

平日ということもあってかお客さんは少なめでした。子連れの仲良し一家＋我々アジア人という移植の組み合わせ。

鑑賞した演目は「Hase & Igel (うさぎとハリネズミ)」というグリム童話の作品。内容は勝って知ったる童話「うさぎとカメ」のカメをハリネズミに変更したというもの。

まさに子ども向けな演目なのですが、全編ドイツ語で繰り広げられる人形劇の世界・・・それはそれはスゴイもの。

だって全編ドイツ語なのですもの。

とくに物語特有の言葉使いが難しい！ そもそも知らない単語も多い！ それゆえ人形劇を肌で感じるのが精一杯な私、涙目。

けれど生で見るドイツの人形劇には歓喜！ 演じるというより人形劇を心から楽しんでいる、そんな印象を受けました。小シアターにうさぎの人形が現れれば、またたく間に広がる童話の世界、その様は見事の一言に尽きます。

演技も人形劇もギター演奏もチケットのもぎりも全てをそつなくこなす演者のお二人

「どうかね？ 君も一緒に撮らないか？」とホイホイ誘われ、このあと私もご一緒して一枚パシャリ

すると、あとで写真を送ってねとお二人。

主演のうさぎはスプーンやロープからできていて独特な手作り感！

ものすごく余談なのですが、人形劇を見に来ていたドイツの子どもたちはみな天使

PuppenTheater
Sophienstraße 10,berlin,deutschland
公式ホームページ
入場料 8ユーロ
上映スケジュール

• おすすめ観光地、カフェ、レストランなどあれこれ。
• ベルリンで家を借りる、学校へ行く、生活に関するあれこれ。
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