ドイツ留学を成功させる重要なポイントはなりたい自分を想像すること!
日本からドイツに渡った後、またはドイツ留学中、いったいどんな自分になっていたいでしょうか。
ドイツ語がペラペラになっていたい?
ドイツ人や他の国のお友達に囲まれていたい。
ドイツの大学や大学院に進学したい、あるいはドイツで仕事をしたい。
イケメンや美女と出会って、世界を股にかけた恋に落ちる、というのも素敵ですよね。
ドイツの観光地を思う存分まわってみたい、なんてのもいいですね。
留学したら、こうなっていたらいいな、そんな自分を想像しておくことって、実はとても重要なことなんですよね。
こう聞いても、なんだか夢に夢見る少年のようで、未来の自分を想像するのはちょっと気恥ずかしい。
きっとそう思う人もいると思います。
ですが、不思議なことに自分の思っていることがちょっとずつ叶っていく、それが留学です。
こう言うと、「そんなワケあるかよ、ならねーよ」という声が聞こえてきそうですが、その意見だってまさにその通りなんです。
何もかなわず留学が終わっていく、という願いがおそらく叶ってしまうと思います。
さすがにこれは理屈っぽいというか、ちょっと詭弁ぽいのですが、想像した通りことが運ぶというのには、ちゃんとした理由があるんです。
目標を立てれば勝手に進む
なにか1つ目標を決めると、不思議なことに人って自然とそこに向かって進んで行きます。
例えば、学校の期末テストや資格の試験なんかは典型的ですよね。
特に目的がなければ身が入らない勉強も、テストの期日が近づくと不思議といつも以上に勉強しよう!という気になります。できることなら良い点数を取りたいのが試験ですし。
留学で目標を決めるのもそれと同じことで、成りたい自分を想定すれば、自ずとそれに向かって歩いて行くようにできています。
しかも、なんとなくでも考えてさえいれば、もうその時点で1歩は踏み出せているので、あとは目標までの道のりが人によって長いか身近いかの違いだけです。
それに、なにも始めから壮大な目標はいりません。
ドイツ留学=ドイツ大学への道でもなければ、ドイツの企業で就職する、というわけでもないですよね。
もちろん志の高い目標設定も大事です。
ですが、それ以上に自分にあった目標設定をすることが重要です。
例えば、ピアノを始めたばかりの人が全国大会優勝をいきなり目標にはしないですよね。
最終的に全国優勝が目標になるのはいいと思います。
けれど、ピアノを始めた当初は、きっと自分の好きな曲を自由に弾けるようになりたい、そういったピアノを楽しむことが目標になっていると思います。
留学なら、日本で経験できない体験をたくさんして、誰もが羨む留学にする。
これも立派な目標になります。
美女と仲良くなるために日本から留学してきました。ブロンド美女を我がとりこにしてみせるぜ!
なんて滅茶滅茶な目標も面白いですよね。
この目標を達成するには、ドイツ語で愛を語る勉強など、学力とはまた違った勉強が必要になりそうです。
何でもいい、まずは目標を立てよう!
では、手始めにこうなっていたらいいな、という目標を考えてみます。
例えば、20代後半、まさに崖っぷちな私は、なんとなくという理由でドイツに留学したのですが、それでもドイツに行くからには何か目標を、ということで、ドイツで大学に進学することを目標に掲げていました。
壮大な目標はいらない!
とかなんとか言っておきながら、私は壮大な目標を掲げていたんですよね。
ドイツの大学に私は進学するぞぉぉぉおおおお!
と周りに言うからには、それなりにドイツ語ができる必要もあり、そう豪語するからにはドイツ語をメキメキ勉強するしかないですよね。
だって、「おまえ口だけじゃん!」と言われるのは恥ずかしいですし。
つまり、恥ずかしさを原動力にドイツ語を勉強しようと考えたわけです。
しかし、ふと思ったんです。
ドイツの大学に進学して、いったい自分は何を学びたいのだろうか?
もし大学でやりたいことがなければ、進学したって、結果として大学卒業という肩書が手に入るだけに終わる可能性があります。
まず第一に、ドイツの大学はドイツ人でも卒業するのが大変です。すんなり卒業にこぎつけるだけでも一筋縄ではいきません。
そこで私は1つの決断をすることにしました。
目標を「ドイツの大学に行く」から「ドイツで働くに」にチェンジしたのです。
結果、「これは諦めではない! 方向転換なのだ!」と周囲に言って回ることになります。
目標はどんどん変えて構わない
なんだか自分を擁護しているみたいですが、「この目標はちょっと違うんじゃない?」そう思ったらどんどん変えたほうがいいです。
どうしようかな、と迷っている時間こそが留学にはもったいないです。
迷っているくらいなら行動して、それでも違ったらまたその時に方向転換すればいいだけなんですよね。
また戻って来たって誰も後ろ指なんてささないです。
それに目標はどんどんパワーアップしていくものです。
60点の次は70点、その次は80点、90点といった調子でテストの目標点だって上がって行きますよね。
大学進学から就職に方向転換した私は、空いた時間を利用してドイツでの就職情報を集めることにしました。
飲食店でのアルバイトや雑貨屋の売り子や企業でのインターンなど、ドイツで働く選択肢は様々です。
ドイツに留学して何かアルバイトをしたい、そう考えている人もきっと多いと思います。
どうせなら、ちょっと人と違ったことがしたい、そう思った私は、とりあえず手当たり次第にドイツで働き手を求めている日本人に連絡を取ってみることにしました。
卓球の指導だったり、ある荷物を日本に送る人の募集だったり、エキストラ募集やらパソコンに詳しい人やら、いろいろと連絡してみた結果、ドイツで働くことが決まります。
職種は社内SE(システムエンジニア)でした。
日本人&ドイツ人がオーナーを務める企業にちょうどシステム担当者の枠に空きが出ており、たまたま連絡したところ、めでたく雇ってもらえることになりました。
これって、目標を変更せずに黙々と勉強しているだけでは、出会えなかったと思うんです。
勉強一直線なら、就職先を探そうという行動も起こしていないはずなので、当然といえば当然ですよね。
行動したからこそ、目標を変えたからこそ、新しい結果が生まれたわけです。
目標なんてない、それなら留学について相談しよう
これからドイツに留学する、でも目的はいまいちハッキリとしていない。
というより見つからない、そもそも見つかる気すらしない。
そんな場合は、まずはドイツ留学をしたことのある人に相談してみるのがいいと思います。
同じくドイツ留学を経験した先輩なら、自分と似たような悩みを抱えていたはずです。
できれば自分と似た様な境遇の人、またはなりたい自分像に近い人に相談できるとベストですね。
そんな都合よくドイツに詳しい人なんて近くにいないよ、という場合は詳しい人を探して直接聞いてみるのもいいです。
ドイツ留学を専門にあつかうエージェントを訪ねてみるのも1つですよね。
例えば、留学エージェントにして私立教育機関でもあるEF Education First(イー・エフ・エデュケーション・ファースト)では、ドイツの首都ベルリンや留学先として人気の高い南ドイツのミュンヘンなど、多くの語学学校と提携を結んでいます。ドイツ留学に関する情報だって豊富で、留学相談も可能です。
英語力を無料診断してくれるテストや、ドイツ語力の診断も無料で実施していたりと守備範囲も手びろかったり。
いきなり相談するのはちょっと気が引ける。それなら試しに資料請求だけお願いするのもいいですよね。
ただし、パンフレットってホント魔法のアイテムなので注意してください。
ほんのちょっと、少しチラ見するだけでもぜんぜん違ってきますから。
意識がいっきに変わるんですよね。俄然ドイツに行きたくなります。いや、ほんと、怖いですパンフレット。化け物です。
もちろん私のところに留学相談してみるのもありです。
さいごに
大学でドイツ語を専攻しているのでドイツに留学する、ドイツでサッカー留学したい、時計職人やパン屋など職人の元に弟子入りしたい、音楽留学したいなど、ドイツに留学する理由は人によって様々です。
その全てに言えることですが、自分がこれで満足できた、人生のプラスになった。最後にそう感じることができれば、誰が何と言おうと、それはスゴク価値のあることで、自分にとっての留学は成功したと言えます。
きっとドイツ留学を終えた時に、今までとは違う自分がいることに気がつくと思います。
留学から帰ってきた人って、なんだかよく分からないけど生き生きしてるんですよね。
有意義なドイツ留学にするためにも、何か目標を設定してみてはいかがでしょうか。
できれば人に言える内容がいいですね。
もしくは無理やりでもいいので、声に出して言ったほうがいいです。
声に出してみると、より目標が自分のなかで明確にもなりますから。
ドイツ留学に悩んでいる人のお役に少しでも立てば幸いです。
ではでは。
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