ドイツ留学の無料相談を留学会社に受ける時に注意すべきこと
みなさんはドイツに留学したいって思ったことはありますか?
大学でドイツ語を専攻したり、ふとテレビでドイツの絶景を目にしたり、もう仕事に嫌気がさして「ええい!ドイツ留学だ!」と思ったり、人によってドイツ留学を考えるタイミングはそれぞれですね。
いろんな国を旅してみて、「思い返すとドイツが良かった。住むならドイツだわ」とドイツへ移住する場合もありそうです。
理由は何にしても、ドイツへ留学する、そう決めたらまずは情報集めですよね。
手始めにネットで検索、次に本屋、最終的に留学会社に相談・・・多くの人がこの流れで情報を集めることになると思うのですが、いかがでしょうか?
今回はそんな留学相談についてです。
留学を決めた人が必ず行なうこと
「ちくしょう!留学してやる!」
バリバリ働く企業戦士にしても、毎日ガリガリに勉強する学生にしても、
「オレは留学してやるぞ!ジョジョぉおおおおおおお!ウリィィィイイイイイ!」
と決意が固まったら、手始めに行なうのが、「ドイツ 留学」で検索ではないでしょうか?
ネットの海に漕ぎ出し、留学体験を読んだり、留学する方法を調べたり、移住した人のブログを読んだり。そうして、多くの人が思います。
この情報って本当に?信じて大丈夫なの?
そりゃあそうですよね。
だってドイツ留学がどういったものか分からないんですから。
そもそも海外留学じたいが初めてなら、留学がどういうものかすら分からないので、何も想像がつかない状態です。
そんな状態で、会った事もない、自分の知らない人の情報をいくら読んだところで、心のどこかにある不安はぬぐいきれないのはスゴくあたりまえのことですよね。
それじゃあ、ブログの運営者に連絡してみようか、とりあえず詳しく話を聞いてみよう。
なかにはそう思い立つ人もいます。ですが、それにも不安はついてきます。
そもそも返事は来るのか?急に連絡して失礼じゃないか?なかには、私とあの人はぜんぜん別人だから、そもそも相談しても仕方ないよね、と思えてくるとか。
留学相談を有料で行なっているケースもありますが、価格に見合った情報を得ることができるか、というか損するんじゃないか、などやはり不安はつきものです。
もちろんお金をもらう分、十分な情報をお渡しできる、無料ではできない相談をすることができる、そんな自信があるからこその有料サービスだとは思います。
そうなると次は、ネットよりも信頼に足りるであろう、留学に関する本を探しに本屋さんへ向かいます。
ところが、ドイツ留学に関しては書籍ってものすごく少ないんですよね。
なかには「人生を変える留学!」といったタイトルの本のなかにイギリス留学、アメリカ留学、ついでにドイツ留学と、おまけ程度に記載されている本も少なくはないです。
ドイツへ留学する人ってイギリス、アメリカ、カナダに比べるとずいぶんと人数も少なくなるのでページ数が少なくなるのもムリないですが、「ちょっと、おまけ扱いってどうよ?」ですよね。
すると次は無料相談に出かけてみよう、と考えます。
最近では、海外留学セミナーや、海外大学院セミナーなど大規模に行われているセミナーから、留学会社が個別に行なってくれる無料カウンセリングなど、相談に乗ってもらえる場所はいろいろとあります。
ひとより数倍の心配性な私は、留学セミナーに大学院セミナー、留学会社のカウンセリングも数社まわって、友達からも「さすがに相談しすぎでしょ(笑)」ってくらい相談に乗ってもらいました。
いざ留学してから失敗した、やっぱり違った。これでは取り返しがつかないので、慎重になりすぎて悪いことなんて1つもありません。
なにより無料ですし。
必ず言われる2つのフレーズ
相談に乗ってもらうと分かってくるのですが、3名ほど会ってみると、決まって言われる2つの言葉があります。
「ここに来た時点で気持ちは固まっている」
「このまま海外に留学しなければ絶対に後悔しますよ」
この2つの台詞を言われたことのある人も多くはないでしょうか?
私も言われました。
これは決して悪いことではないんですよね。
結局、自分のなかでの憧れだったり、やりたいことだったりは、おっしゃる通り決まっているので、留学しないと数年後に自分を振り返った時に「あの時、留学していたらなぁ。なんで留学しとかなかったんだよ過去の私よ、バカバカ」と後悔することは目に見えています。
もし数年後の自分が過去の自分に向かって何か声を掛けられるとしたら「今すぐ留学しろ」と言うでしょう。
けれど、気持ちが決まっていても、私の留学を担当してもらうのはアナタと決まってはいないわけです。
この人、私のことを分かってくれている、そう思うかもしれないですが、担当者も自分の意志でしっかりと選ぶべきです。
では、どんな人が自分にあっているのでしょうか?
ドイツ留学を相談すべき相手とは?
何かを習いたい時って、どんな人に相談するでしょうか?
例えばあなたがピアノを習いたいとします。さて誰に習います?
先に言っておきますが、自力で練習するはなしです。
そうなると、きっと、多くの人がピアノ教室に通うのではないでしょうか。
ピアノ教室に行けば、ピアノを教えるプロがいます。ここに通い続ければきっとピアノが上達する、そんな期待が膨らむと思いませんか?よし、これからピアノを頑張って上達するぞ!いろんな人を感動させるんだ!そういったモチベーションも沸いてきますよね。
留学も同じで、留学会社に行くとその道のプロの方がいます。留学の相談をする場所としては最高に環境が整った場所です。
たしかに留学に関するプロがそろい情報も豊富にあるのですが、たまに「ドイツ留学はしたことはないのですが、旅行をしたことはありますよ!だから全て任せてください」と相談に名乗り出る人がいます。
もちろんカウンセリングに乗ってくれる人はイギリスだったりアメリカなりに留学していて、留学する上での悩みや現地で苦労した経験のある人です。
広い意味でみると、留学相談には間違いなく乗ってくれますし、とても心強い存在です。ビザの取り方や現地での生活、コミュニケーションで苦労したことなど大変だったことや、これから留学する自分の不安に親身になって耳を傾けてくれます。
ですが、ドイツ留学とアメリカ留学はまるで違うと思いませんか?
私はドイツ留学の経験者ですが、アメリカには留学したことがありません。せいぜいグアムに仕事で出張したくらいです。
果たしてそんな私にアメリカ留学の相談をするでしょうか?
おそらくしないでしょう。実際に私のところにドイツ留学に関する相談はきますが、ドイツのお隣フランスに留学したい、イギリスに留学したい、アドバイスをしてください。という人は現れていません。
そりゃそうですよね。普通に考えればすごく当たり前のことです。
けれど、まわりにドイツに留学した人がいないと、ドイツに数週間旅行したことのある人ってすごく心強く思えてくるんですよね。
ましてや留学カウンセラーという肩書きがあれば、このうえないバックアップを得た気持ちになります。この安心感ハンパないです。
ですが、プロといえど、ドイツ留学を実際に経験していない人は実際にドイツで生活した人よりも詳しくはありません。
なにより、ドイツ留学だからこそ苦労したことが分からないんです。
もちろん留学会社なので、ドイツへ留学するまでの手配は完璧にこなしてくれます。出発するまでにドイツ語講座もあったりと、国内でやれるべきことは全て行ない、最高のコンディションを整えてくれます。
それでドイツへ旅立っても、いざ現地で困ったときはあまり助けになりません。
行ってからのことは自分で切り開く、というのは留学するうえでの重要な心構えですが、あらかじめドイツに行ってからもバックアップしますね、と言っておいて、いざ相談したら分かりません、現地の担当者に聞いてください、と答えられるのは何だか違うと思います。
ちなみに、私はこれを経験しました。
現地のことは現地の人に相談してね。
そりゃそうですが、なんだか腑に落ちないんですよね。
もし自分のことを親身になって考えてくれる担当者だったら、そんなふうに返事します?
なんだか裏切られたような、残念な気持ちになったことを覚えています。日本で他の人のカウンセリングに忙しいのも分かりますけどさぁ、そこをなんとかさぁ。と思いたくなります。
でも、これって、私のことを親身に思ってないわけではないんですよね。
単純に分からないんだと思います。
だってドイツに留学したことがないのだから。そりゃあドイツの事情なんて分からないですよね。
それなら自分よりも詳しい現地の担当者に聞いてもらったほうがいいよね、と考えるのはすごく筋が通っています。
でも、それなら始めから現地の学校なりに直接連絡して自分で留学手配すればいいじゃない、ということになってしまします。
こう言うと、ドイツに行ったらもう自分のことは自分で何とかしなよ。
という力強い声が聞こえてきそうですが、誰もがそう言える強い人ばかりではありません。
そんな人にとっては、信頼のおける担当者からの「任せてください、日本からでもできる限りの応援と支援はしますよ。いつでも相談して下さいね、全力でサポートしますから!」この声があるだけで、100倍勇気が沸いて、とても頑張れるんです。
自分にとってベストな担当者って?
結局のところ、自分にとって合う合わない人それぞれです。
付き合う異性の相性や苦手な友達や気の合うツレなど、そこは人それぞれです。
ですが、ふと、この人になら任せて大丈夫だ。
そう思える人っていると思います。
それは直感で感じるものだったり、話込むうちに仲良くなったり、誰かの紹介だったりといろいろあると思います。
なかには、いくらドイツ留学に詳しくても、この人には相談したくない、なんか信用できない。
そういう人もいると思います。そんな時はスッパリやめておいたほうがいいです。
相談に乗ってくれる人は自分の身の回りにいないだけで日本にはやまほどいます。
留学は一生のなかでも人生を大きく左右する出来事です。
行く国もそうですが、相談する相手もよくよく見定め、自分にとって納得のいく相手をみつけてください。
ここでの妥協は後の自分を苦しめることにも繋がりますので。
【おまけ】留学について書いたら留学会社に目をつけられた
といった具合でドイツ留学に関するアレコレを書いていると、なんと留学会社EF Education Firstがドイツドットウェブの紹介をしてくれました!
ドイツ留学の参考になるブログですって。
男2人でドイツ美女目当てで混浴温泉に突撃したり、ベルリンの観光スポット23ヶ所を無理矢理1日で観光したりと、これって参考にしている人いる?という内容も多いですが、いやはやありがたいお話ですね。
よかったらブログの名がEF Education Firstブログに刻まれているところをしかと見てもらえると嬉しい限りです。
ではではまた。
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