日本とはまるで違う？ドイツ人は親切？それとも適当？

ドイツにやって来てまず感じるのが、そこで生活する人たちのおおらかさです。

仕事中にも関わらず携帯電話で友達に連絡を取ったり、昼間からでもワイワイをお酒飲んだりとそこかしこに自由の風を感じるのがベルリンなのですが、どうしても頭に浮かんでしまうのが適当という言葉。

先日もまさに「ドイツってテキトー」思わずそう口に出したくなる出来事に遭遇しました。

敷居が高く感じる一人レストラン in ヨーロッパ

これって私だけでしょうか？

オシャレなカフェであったり高級感漂うレストランに一人で入るのってなんだか勇気のいるものです。

とは言え、一度入ってしまえば、案外簡単じゃん！ とさっきまでビクビクしていた自分が嘘のよう、あっさり慣れてしまったり。ですが、やはり始めの一歩ってなかなか勇気のいるものです。

今やすっかりお一人様にも慣れてしまった私が向かったのはドイツ料理を出してくれそうなレストランの散策。

ベルリンに住んでいるなら友だち誘って行けばいいのに？

そう思われる方もおられると思います。

確かにそのとおりです。

だがしかし、そこは察して頂きたい。

できるならガイドブックに乗っていない地元客で賑わう穴場を見つけたい。

そんな期待と共に巡り着いたのがこちらのお店。

ウェイターのお姉さんを捕まえ「ドイツ料理ありますか？」 そう尋ねると「ドイツ料理は扱っていないの」と残念な回答が。

「ドイツ料理を探しているんだゴメンね、また来るね」そう誤りを入れてお店を去ろうとする私だったのですが、お姉さんはそんな私に待ったをかけた。

ドイツ料理ならココが美味しいわ！

なんと！

お姉さんがオススメレストランの名前を教えてくれました！なんてお優しい！

他の店のことオススメしていいの？そう思ったけれども、きっとこれは姉さん本心からの親切に違いない！ そこの所は気にするべからず。
兎にも角にも情報をゲットしたので、さっそく行ってみることに。

姉さんは言った。

正面の道を右へ行けばすぐ見つかるわよ！

ありがとう姉さん！

そして一時間が経過する・・・

アネさん、どこにもありませんぜ。

探せどもメモに書かれたwernesgrüenerというお店は見つからず。

道行く人達に聞いてみたけれども知らないの一点張り。

いったいどういうこと！？

メモまで渡すのだから絶対あるはず・・・。

簡単な地図でも書いてもらえばよかった。

実は存在するwernesgrüener

この日は諦めたのですが、後日インターネットで調べてみると姉さんに教えてもらったレストランはちゃんと実在していました。 あれだけ探して見つからなかったのに、いったいどこにあったのだろう。

所在地を確かめると、なんとまぁ、正面の道を出てすぐ右なんて道のりではありません。それどころか、そもそも歩いて行ける距離じゃないという。

支店が近くにあるわけでもなく、なぜお姉さんは遠いお店をすぐそこだなんてオススメしたのでしょうか？ 謎です。まさか聞き間違い！？ いやいや、いくらドイツ語が堪能ではない私といえどお店の場所が遠いか近いかくらい聞きとれます。

なので聞き間違いということはないですよ！もちろんです！・・・たぶん。

思うに距離やそのあたりの細かい部分は適当なのだと思います！ きっとね！ 実は聞き間違いだったらフライング土下座です私。

姉さんのメモには適当だなぁ〜と思ってしまったのですが、あんまり気にしていません。こういうことは結構よくあります。その度、しょうがないよねぇと割りきってしまってます。適当な空気に感化されて私も適当になりつつあるのかも・・・しれませんね。

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