わずか15分で海外の大学留学に必要な英語力を調べる方法!EFSETを受けてみた!
いやいやいや、こんなの難しすぎて解けないって。
というのは、TOEFLを受けた時の私の感想です。
イギリスの大学やカナダの大学院など、海外の大学に進学するとなると必要になってくるのが、英語の語学力証明。
日本では、TOEFL(トーフル)やIELTS(アイエルツ)の点数が英語力の証明として大学に提出できることがほとんどなので、イギリスの大学へ進学したい人は頑張ってTOEFLで点数を取れるよう切磋琢磨しています。
しかし、海外の大学に進学するために必要な学力を測定するテストなだけあって、TOEFLはかなり難しいんですよね。
実際、私もTOEFLを受験したことがありますが、答案用紙を目の前にテスト開始直後にフリーズしていました。
「かえせよ……かえしてくれよ……
受験料$270(2万5千~3万円ほど)を返してくれよぉぉぉ」
なんて念仏のように唱えながら。
そもそも、あらかじめ自分の英語力が分かっていれば、事前にもっと勉強をして準備万端で試験に望んでいたはずです。
知っているでしょうか? 今はリスニングとリーディングそれぞれたった7分ほどで自分の実力を診断できるようになっています。
私の学生時代にもこんなテストがあれば、早まったTOEFL受講なんてしなかったのにな。
というわけで、今回はネットで無料で受講できる英語テストEFSETについてご紹介します。
無料で受けられる英語テストEFSET
リスニングとリーディングを7分30秒づつ、合計たったの15分で自分の英語力を正確に知ることができるのが、EFスタンダード・イングリッシュ・テストです。
通称EFSETと呼ばれるこのテストは、私立教育機関のEducation First(イー・エフ・エデュケーション「以下、EF」)が提供しており、とても嬉しいことに無料で受けられる英語実力診断テストとなっています。
そして、このテストのスゴイところは、何と言ってもTOEFLやIELTSのテスト結果と高い親和性があるということが研究の結果分かっているということ。
つまり、EFSETを受けることで、世界からみて自分の語学力がどれくらいなのか、正確にテスト結果から分かるということ。
もっと分かりやすく言うと、TOEFLやIELTSを受けなくても、EFSETを受ければ海外の大学に進学するために必要な英語力が今の自分にあるかのかが分かるようになっています。しかもタダで。
EFSETの成績がよければ、自信を持ってTOEFLなどのテストに挑める。
成績が良くなければ、さらに勉強してから挑むべし、ということですね。
テストの開発チームには、世界トップクラスの言語教育評価専門家に応用言語学者、デザイナー、教師、そして、データサイエンティストといった豪華な肩書を持つスペシャリストたちが所属しています。
データサイエンティスト……
狂気を感じますね。
というわけで、さっそくチャレンジしてみました!
EFSET受けてみた!その結果は……
15分の格闘の末、辿り着いた結果はこの通りです!
こう見えてドイツに1年間の留学経験を持ち、普段は海外出張も通訳なしで1人でこなす私です。もちろん出張先の海外ではそれなりに英語だって喋ります。
この結果いかがでしょうか?
堂々のA1またはA2という結果に!
な、な、なんたる!
ランクの詳細にはビギナーの文字が・・・
嘘だろこれ、初級ってことやん。
EFSETを受けてみよう!
ではでは、気を取り直して、英語テストEFSETの始め方について説明します。
まずは英語テストEFSETのページへ!
中央の英語テストを開始するとクリックします。
アカウントの認証画面が表示されるので、フェイスブックなどSNSアカウントを使った登録、メール登録などお好きなものを選択します。
登録が終わればスタート画面が表示され、START TESTをクリックでテスト開始です。
テストの内容はこんな感じで、回答はセンター試験でお馴染みの選択形式となっています。
7分30秒しかないので、サクサクと答えて行くのがポイントですね。
テストが終了するとすぐに結果発表!
A1〜C2までの6段階評価で自分の英語力を知ることができます。
CEERレベルで語学力をチェック
テスト結果を見ると「CEFR Level」というものが表示されています。
この数値はIELTSスコアに換算することができ、このレベルを知ることで、留学に必要なレベルに達しているかを判断することができます。
ちなみにCEFRとは、Common European Framework of Reference for Languagesの略称で、簡単に言えばヨーロッパでの語学力の基準といったところでしょうか。
一般的にはヨーロッパ言語共通参照枠と呼ばれている語学力を測定する指標といったところです。
あまりピンと来ないという方は、ひとまず
http://ieltsnavi.com/type_score.htmlより引用
海外で大学や大学院に進学しようと思うとスコア5.5(B2)は欲しいところです。
A1から大学進学まではちょっと遠いですね。
英語がんばらないとね、という現実を突きつけられた気分です。
ドイツ語テストも受けられる!
ドイツ語・フランス語・スペイン語など他の言語だってテストを受けてみたい!
という欲張りな人には他言語の語学力テストもタダで受けることが可能です。
こちらもヨーロッパ言語参照枠にもとづいているので、たしかな語学力を確かめることが可能です。
英語だけじゃ満足できない!
という勉強熱心な方はぜひチャレンジしてみて下さい。
私は英語で心がポキったので、ドイツ語はまた別の機会に受講してみます。
さいごに
最近では、海外の大学に進学したい! する!
という声を聞くことも多くなってきたように思います。
海外の大学や大学院を進路の1つとして考えるのが当たり前になる。そんな時代はすぐそこに迫っている、もしくは既に来ているのかもしれません。
ですが海外の大学に進学するには語学力は必須です。
イギリスの大学や大学院に進学を考えていた若き日の私は、とりあえず自分の英語力が大学受験レベルに達しているのか、それともいないのか、手っ取り早く自分の力量を知りたくてTOEFLを受けてみましたが、結果は惨敗で費用が無駄になってしまったと後悔したことを覚えています。
英語の学力証明を得るためにTOEFLを受講すると1日は掛かりますし、費用だって決して安くはありません。実力を知るために過去問を説いてみるのもありですが、過去問を解くだけでも小一時間かかります。
そんな時に手っ取り早く英語テストEFSETで実力を知っておくのは、今後の勉強プランや進路を考えるうえでの選択として有りなのではと思います。
自分の実力を見極めれば、あとは目標を設定して勉強に励むのみですから。
なにより15分ほどでテストを受けられるこの手軽さ。
お風呂上がりの寝る前にサクッと済ませてしまえる時間で英語力が分かるなんて便利すぎますね。
ぜひ気になった方はお試し下さい。
ちなみに、この記事はEF Education Firstの提供でお送りしました。
ではではまた。
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