ドイツ留学に必要な手続きと準備しておきたいこと【チェックシート付き】
ギリギリになって、必要なものが出てくる。学校の休学手続きといった申請を忘れていて、留学日をずらさなければならない。できれば留学直前になってトラブルだけは避けたいところ。
ドイツに留学することを決めたら、留学にあたっての準備はできるだけ早めに行うことがオススメです。
いやいや、直前の1ヶ月でなんとか準備できるでしょ。
そう考えている人は今すぐ考えを改めましょう。今すぐにです。私も過去に戻れるのなら準備をなめていた自分に向かって同じセリフを言ってやりたいです(笑)。
思っている以上にやるべきこと、確認しておくべきことが多いのが留学です。
留学エージェントを通して留学する人もそうでない人も、持っていく荷物のチェックは自分で行うことになります。
ドイツで快適な留学ライフをエンジョイするために、出発前の準備しておきたいことをまとめてみました。
本記事では、ドイツ留学にあたって実際に準備したことや用意したもの、思いがけず役立ったものをご紹介しています。さらに、後になってこれもやっておけばよかった、持ってくればよかったと後悔したことも盛り込んであります。
記事の最後には紹介した内容をまとめたチェックシートも付けてあるので、留学準備中という方はぜひダウンロードしてご利用いただければと思います。
では、いってみましょー。
パスポートの取得
海外留学を決めたらまずはパスポートの取得です。パスポートの取得はまだまだアナログの世界で、インターネット時代のから数分あれば発行できるようにはなっておりません。発行に掛かる日数は数週間〜数ヶ月と書類のやりとりに手間取るほど時間が必要になります。
パスポートの申請に必要なものは以下のとおり。
- 一般旅券発給申請書1通
- 戸籍謄本または戸籍 本 発行から6ヶ月以内のもの
- 住民票 発行から6ヶ月以内
- 証明写真 45mm x 35mm
- 免許証や健康保険証などの身分証
国内でビザを取得するにもパスポートが必要になるので、とりあえず留学を考え始めたらまずはパスポートを取得して下さい。
パスポートの有効期間は5年、10年とありますが、オススメは10年パスポートです。5年なんてあっという間に過ぎます。いや本当に。
絶対に忘れてはならない持ち物なので、当日うっかり家に置き忘れるミスもないようにご注意を。
ドイツ行きの航空券
こちらもパスポートに次いで必須のアイテム。もはやアンタに言われなくても準備しますよ、だと思います。
ドイツに行くには往復のチケットが必ず必要だと思っている人がたまにいますが、もちろん片道チケットだけでドイツに行くことは可能です。
ビザに関しては、この後に出てくるビザの項目でも述べるのですが、日本でワーホリビザを発行するなら、往復の航空券が必要になることもあります。
往復チケットを用意する場合は、帰りの便を決められた期間内で自由に変更できるオープンチケットがおすすめです。
ただ、片道の航空券しかなくとも、現地でビザを切り替えるここは可能です。
日本円
あたりまえですが、日本の空港から飛び立つまでは日本円が必要になります。
空港でふとおみやげでも買っておくか、と思うこともあるので、日本円は少しくらい持っていきましょう。
目安としては、財布のなかに3万円もあればいうことなしです。むしろ入れすぎかもですね。私なら1万円財布に残るようにしてドイツに向かいます。
いざとなったら渡航先でユーロに換金してしまえばいいので。
ユーロ
慣れていないとドイツに到着してから両替所を探してユーロに両替するだけでも一苦労です。
語学学校の送迎サービスを利用するなら、空港内でドライバーとの合流もあります。もし飛行機が遅れて到着が集合ギリギリになれば、のんびり両替している暇もありません。
万全を期すためにも事前にレートの安い時をねらって現地通貨を用意するのがオススメです。または日本の空港でエクスチェンジしておきましょう。
週末は現地の金融機関もお休みなので、このあたりも注意が必要です。
ちなみに私は、どこの国へ行くにしても現地の空港で日本円からユーロに外貨両替する派です。
クレジットカードの手続き
クレジットカードは海外でお買い物するときに便利なだけでなく、キャッシングに対応させていればATMから現地通貨を引き出すことができます。
いわば生活の必需品!
ヨーロッパ旅行をするにしても、ドイツ旅行をするにしても、ホテルをネットから予約するにはクレジットカードが必要になります。学生といえどもクレジットカードは1枚くらい持って行きたいところです。
オススメのクレジットカードの使用できる店舗の数が多く、対応しているATMも豊富なMasterCardとVISAカードです。
両方作っておけば言うことなしですが、盗難・紛失が怖いなど、少ない枚数で抑えるならVISAカードがおすすめです。
次に紹介するキャッシュパスポートがMasterCardの役目を果たすので、VISAとキャッシュパスポートでクレジットカード面をほぼカバーすることができます。
なお、キャッシングの手続きはくれぐれも忘れないようご注意を。
キャッシュパスポートの手続き
留学中のお金を管理する手段として、クレジットカードと合わせて持って行きたいのがキャッシュパスポートです。
キャッシュパスポートとは、専用口座に入金した分だけ海外で使用することができる海外専用のプリペイド式クレジットカードで、銀行口座と直結していないという点がクレジットカードとの大きな違いとなっています。
クレジットカードを留学に持っていくうえで、もっとも心配なのは盗難被害にあうことです。
カードが盗まれると銀行口座から現金を全て盗み取られるという可能性がでてきます。そのため、盗難・紛失にあった場合はまっさきにカードの利用を停止する必要があるのですが、クレジットカードは一度利用を停止してしまうと、もう二度と使用することができなくなってしまいます。
クレジットカードが利用停止になると、海外で所持が0になってしまうということも考えられますよね。
しかし、キャッシュパスポートにはスペアカードが付いており、メインカードが盗難に会った際はカードの利用を停止させることで、スペアカードを利用できるようになるのです。
つまり、1度は紛失・盗難にあってもクレジットカードを使用し続けることができるというわけです。
そもそも専用の口座に最低限使用する分だけを入金しておけば、もしカードが盗まれた際も貯金全てが盗まれるという最悪の事態も回避することができます。
さらに世界210各国に対応しており、キャッシュパスポート1枚あればどんな国の紙幣でも現地ATMで引き出すことも可能なのも嬉しいです。
キャッシュパスポートに関する詳細は
にもまとめているので、合わせて参考にしてみてください。
海外旅行傷害保険
留学するうえで欠かせないのが海外保険です。盗難・傷害・医療費が保険によってまかなえるというのも重要なポイントですが、何よりこれがなければビザが発行されません。
「オレは怪我しないから保険なんていらね」と海外旅行で保険には入らない派のアナタもビザを取得するため入る必要があります。
ドイツ留学で必要となる保険には、歯科治療を含む必要があるので注意が必要です。また、女性なら妊娠・出産面のカバーも必要となります。
ドイツ留学で適応される保険は主に次の3つです。
保険は様々なタイプがあるので、補償額がしっかりとした保険を選ぶことがポイントです。
個人的なオススメはステップイン保険またはCare Conceptです。
AIU保険はちょっとサイトをみてもらうと分かりますが、非常にややこしいんですよね。短期の海外旅行だと航空券とセットでAIU保険に申し込んだりもするんですけどね。
ステップイン保険の良いところは日本人スタッフによる対応サポートつきという点ですね。
とにかく格安で保険料を抑えたいならCare Conceptがおすすめです。
月33ユーロとどこよりも安い保険金額がたまりません。
Care Conceptに関しては当サイト「ドイツドットウェブ」が運営する特設サイトから日本語で申し込みが可能となっています。気になる方は特設サイト『ドイツ保険のケアコンセプト』よりご相談ください。
入学許可証(お申し込み確認証)
日本から語学学校や留学先の大学に申し込んだ人には入学許可証が事前に届きます。
登校初日に必要になるので、事前にプリントアウトして登校初日に持参するのをお忘れなく。
入学許可証を発行せず、お申し込み確認証を発行で済ませる学校もあります。
ちなみに入学証明書は、不正利用を避けるため入学後の発行となる場合がほとんどです。
高校・大学の英文成績または卒業証明書
ドイツの大学へ進学、大学院へ進学するには成績証明または卒業証明書が必須となります。
ドイツで大学・大学院への進学を少しでも考えている人は母校にお願いして証書を取り寄せておきましょう。
おそらくどの学校も今はインターネットから発行依頼を掛けられるので、ドイツから取り寄せることも不可能ではないのですが、このあたりは学校によりけりなので、事前に確認しておく必要ありです。
英文のセンター試験の成績
高校卒業と同時にドイツに渡り、語学学校に通いながらドイツの大学受験を目指すなら、センター試験の成績も必要です。
センター試験の成績は、ドイツの大学が求める各教科それぞれ62%の成績が必要。
62%は最低得点となり、もちろん高ければ高いほどチャンスは高くなります。
高校生の方は、ドイツ留学の前にセンター受験をお忘れなく。
滞在先の住所
空港でドイツに入国する際に滞在先を聞かれることがあります。
ドイツの入国審査はヨーロッパのなかでもゆるい部類なので、入国に苦戦したという話は聞きませんが、念には念を入れて準備しておきましょう。
滞在先の住所と合わせて、入国する理由や滞在期間なども合わせて確認しておくのがオススメです。
ドイツ語でのやりとりに自信がない人はとりあえず聞かれそうなことを全て紙に書いて持っておくといいです。
ドイツではないのですが、私はイギリスにバスで入国した際に帰りのチケットを持っていないこと、滞在場所が決まっていないことで揉めた経験があります。
あなどることなかれです。
銀行残高証明書
こちらもビザの発行にあたって必要になる書類です。3ヶ月以上ドイツに留学するなら必ず取得しておきましょう。
必要になるのは、金融機関が発行する英文の申請者名義の口座残高証明書です。
注意すべきは以下の2点です。
- 名義人名がアルファベットで記入されていること
- 通貨はEuro表記
つまり、証明書は英文で発行し、Euro建てで残高を記載してもらう必要があります。
ユーロ建て、ドル建てに関してはどちらでも問題ありません。
なかには円建ての証明書を持って行く人もいますが、ドイツ人は日本円に詳しくないので、こちらはオススメできません。ちなみに私はユーロ建てで提出しました。
銀行残高として必要な額は、1年間滞在する場合は最低2,000ユーロの資金があること。航空券が片道しかない場合は、この2倍の金額、4,000ユーロの資金があることを証明する必要があります。
なお、銀行残高証明書はできるだけ渡航ギリギリに取得しておきましょう。
ビザの申請日と銀行残高証明書の日付があまりにかけ離れていると、ビザの申請を行う外国人局の役人が認めてくれない場合があります。
私は渡航ギリギリに残高証明書を取得し、ビザの申請はドイツに渡って2ヶ月目に行ったのですが、残高証明書が古すぎると言われました。激しい口論の末に納得してはもらえましたが。
ちなみにですが、必ずビザを申請する本人名義での口座で残高証明書を発行する必要ありです。
2018年より残高証明書に関する規定が変更になっています。
ハイデルベルクなど一部の地域をのぞき、ビザ取得にはドイツの銀行で『閉鎖口座』と呼ばれる銀行口座を作り、残高証明書を発行して提出することが必須となりました。
残念ながら今までは有効だったご両親の経済負担証明も廃止となっています。
閉鎖口座?なに?
という方がきっと多いと思うので、詳細は「ドイツ学生ビザ取得に必須!閉鎖口座とは?3つの開設方法と残高証明書取得までの流れ」にまとめています。
合わせて参考にしてみてください。
ビザの取得
ビザに関しては留学する日数が決まっているなら、個人的には日本で取得することをオススメしています。
ドイツは現地でビザの切り替えが可能なので、まずはビザを取得せずにドイツへ向かい、現地でビザを申請するという留学も考えることができます。
ですが、ドイツでのビザ申請は役所との激しいバトルがつきものです。私はベルリンでワーホリビザを取得したのですが、両者一歩も引かぬ戦いを繰り広げました。
「あら、銀行残高証明が3ヶ月前ね。古すぎるわ。この3ヶ月で貯金全て使ったでしょ?」
「100万以上の大金をたった3ヶ月で使うわけないでしょ!」
「いいや、使いきったね。これじゃビザ出せないわ」
「ちょ、ちょ、ちょ待てよ(キムタク風)」
といった感じです。
最終的にワーホリビザを発行できたのですが、発行されたのはドイツに入った日から1年間。つまり日本で取得してもドイツで取得しても滞在できる期間は同じだったという。
なかには申請した日から1年間発行されたという人もいるので、このあたりは申請を担当してくれるスタッフによって左右されます。
なかでもベルリンでの申請はとくに厳しい印象です。このあたりは移民や難民が多いことも関係していそうです。
日本でのビザの申請に関してはドイツ大使館のページに詳細があるのでぜひ参考にしてみて下さい。
転出届の提出
住民票が日本にある状態では、住民税・健康保険・国民年金の支払いが義務化されています。転出届けを出していなければ、たとえ留学中であろうと手続き上では日本に住んでることになるので、税金の支払いが発生します。
転出届を出すと住民票が日本から外れるので、留学中の税金を抑えることが可能となります。お金に余裕がない留学生にとっては月に数万円も浮くのは願ったり叶ったりですね。
ただし、国民年金の支払い期間が短くなる分、いざ年金を受給できる65歳になった時には受給額が減額となります。
それなら転出届けは出さないほうがいいのでは?
とも考えられるのですが、日本にいない間の国民年金はあとからでも支払うことが可能となっています。遅れてでも支払えば将来の受給額が減額にはなりません。
もちろん転出届けを出さず、手続き上では日本に住んでいることにして留学することも可能です。数週間〜数ヶ月など短期の留学の場合はとくに転出手続きなしでよいと思います。
転出届けの提出は目安として6ヶ月以上留学する人向けですが、市役所によっては1年以上という場合もあるので、まずは住民登録のある役所に相談がよいです。
年金に関する制度はころころ変わるので、留学するタイミングによる対応が必要となります。今20代の人が65歳になるころには年金がもらえなくなる、なんてふうにも言われていますし。
ちなみに私は転出届けを提出しました。理由としては、ドイツで収入がいつ得られるかも分からない状態になるので、月の支出はできる限り抑えておきたかったからです。
奨学金の停止
大学を卒業し、奨学金の返済を毎月しているという人は、留学を理由に奨学金の返済を遅らさせるのも1つです。
やはり留学するとなると収入面は厳しくなるので、抑えられるところは出来る限り抑えたいところです。
奨学金に国民保険などの各種保険料、ドイツでの授業料に家賃など、もう月額の支払いだけで破産してしまいそうです。
奨学金を自力で返済している人はせめて留学中は停止しておくのもおすすめです。
携帯電話の解約もしくは凍結
留学するなら携帯電話を解約しなければならない。そう考えている人が多いのですが、キャリアによっては携帯電話の契約を凍結することが可能です。
携帯電話は多くが2年契約となっていて、契約月以外での解約には解約手数料が必要となります。
手数料は携帯会社によってまちまちですが、だいたい1万円ほど、あるいは1万円で少しおつりがくるといったところです。
留学のタイミングでうまく解約できれば、解約してもいいのですが、1度解約してしまうと使い慣れたメールアドレスと電話番号とはさよならです。帰国後にまた使用したくても使えなくなってしまいます。
帰国後にあらためて携帯を買って、電話番号が変わったと友達に連絡するのは作業としても面倒ですよね。
そこで、留学期間が短いのであれば、メアドと電話番号をそのまま保持した状態で凍結するという方法があります。
留学中はメアドと電話番号は使用できなくなるが、帰ってきたら再び使用することができる状態が凍結です。凍結中は月額で数百円ほど必要になるのですが、留学する期間が短いのであれば解約金を支払うよりは安く抑えることができます。
歯医者に行く
留学したいとエージェントに相談すると、「じゃあ、留学するまでに歯医者に行っておいてね」と言われることがあります。
一般的に歯科治療は海外旅行損害保険の適用を受けられないので、事前に治療しておきましょうね、ということなのですが、ドイツに関してはビザの取得にあたり歯科治療込みの保険の加入が必須となっています。
つまりドイツで歯医者にかかっても保険は適応されるので、あせって歯医者に行く必要もないのですが、はたして慣れないドイツの歯医者でおもうように症状を伝える事ができるでしょうか。
できれば渡航前に状態は万全にしておきたいのが心情です。いちど歯医者に行っておくのは私としてもおすすめです。
余談ですが、留学を機に歯医者を訪ねてみると、親知らずを抜かれたという人がチラホラいます。
「おや、親知らずの隣の歯が虫歯ですねぇ。治療するのに親知らずが邪魔ですね。抜きまぁーす」
といった具合で親知らずを持っていかれたのが私です。痛かったなぁ。
ついでに美人歯科助手が「この歯ブラシは全然ちがうんです!ホントです!使ってみてください!」とエンジェルスマイルですすめて来たので、お買い上げまでしました。
その後も歯の点検にと通院することになったのですが、そのたびに「この歯ブラシは1週間で取り替えたほうがいいんですよ」とまたもエンジェルスマイルですすめて来たので、お買い上げしてましたね。可愛かったなぁ。
でも、さすがに月に4本も歯ブラシ買い換える必要はないよなぁ。
メガネチェック
目が悪いならメガネのチェックもお忘れなく。コンタクト派という方も視力チェックを行い、自分にあったコンタクトを持って行きましょう。
とはいえ、コンタクトレンズはドイツのほうが安く買うことができます。
パッケージの表記がドイツ語なので、そこそこの読解力が必要ですが、コンタクトレンズは薬局で簡単に買う事ができるので、ドイツで買うというのもありです。
国際運転免許証の取得
せっかくドイツに行くなら、速度制限を突破したアウトバーンで外車を爆走させたい。
という夢を持っている車好きも多いのではないでしょうか。
または、ヨーロッパを車にのって周遊するというのもいいですよね。なんだか「水曜どうでしょう」を思い出します。
海外で自動車を運転するには国際免許証を取得する必要があります。
国際免許証は各都道府県警察署、運転免許課や運転免許センター、運転免許試験場などで取得することが可能です。
免許証とパスポート、写真を持ってお近くの免許証センターに行けば30分もあれば発行してもらえます。あと手数料が2400円ほど必要です。
日本で取得した国際免許証の有効期間は1年間となっており、1年以上の滞在を考えている方は、現地で免許証の切り替えが必要となります。
ドイツでの免許証申請は日本の免許証を持って市民局に行けば、運転免許証を切り替えることが可能です。
ちなみに、ドイツで発行した国際免許証では日本で自動車を運転できないので、帰国後には再び切り替える必要があります。
Gmailなどネット環境で利用できるメールアドレスの取得
ネットの手続きや学校の手続き、現地での連絡先の記述など、なにかとメールアドレスは必要になります。
ネットさえ繋がればスマホやPCなど、どの環境からでも確認することができるメールアドレスは1つは持っておいたほうがいいです。
おすすめは使い勝手のよいGmailです。無料で使うことが可能で、自分のパソコン以外からも閲覧可能なので、とりあえずメールアドレスを持っていない人は作っておきましょう。
facebookの登録
日本で主流のチャットアプリといえばLINEですが、ドイツではLINEを使っている人のほうが少ないです。
ドイツでの主流はFacebookと連動しているMessangerです。なかにはWhatsApp(ワッツアップ)を使っている人もいますが、ドイツで圧倒的シェアを占めているのはFacebookです。
ドイツで友達とやりとりするのは基本Facebookになるので、まだ登録していないという人はとりあえずアカウントを開設して慣れておきましょう。
友達作りの第一歩はfacebookでの連絡先の交換です。全てはここから始まります。
Facebookはしょっちゅう開くことになるので、アプリをダウンロードしておくとなお便利です。
ちなみにドイツでもLINEをインストールしている人もいますが、ほぼ日本好きで日本人と交流することに積極的な人たちです。日本で流行ってるLINEも使いこなすオレやるだろ?ってな感じですね。
日本人に歩み寄ってくれるドイツ人の優しさを感じます。
skypeの登録
ドイツにいると日本に電話を掛ける機会なんてない。そう思いがちですが、ひょんなことから日本に電話をする機会が出てきます。
日本の家族に電話する、大使館に緊急の連絡を入れたい、カードが盗まれたので利用停止したいなどがそうです。
ドイツの携帯電話から有料で固定電話にかけることができますが、国際電話だと料金がばかになりません。
ですが、スカイプなら数十円です。1時間を超える長電話にも耐えることができます。もちろん受け手にもお金が掛からず、通信回線も安定しているので通話環境としても申し分なしです。
固定電話への通信はプリペイド式で千円ほどからの利用が可能となっています。
LINEの通話を利用して日本と連絡することもできますが、ビジネスのシーンなどで利用するのはほぼskypeということからも分かるように、電話の綺麗さが違います。
ちなみに、LINE、スカイプともにwifi環境に入っていれば日本に無料通話をしても料金0円で、通信制限も関係なしです。
やっておくと楽かも
とくに必須ではないけれど、やっておくとドイツでの生活が楽になる?
かもしれないことを以下にまとめておきます。合わせて参考にしてみてください。
ハロートークで友達を作っておく
ドイツに留学する多くの人がきっとドイツでは友達0からスタートだと思います。
なかにはドイツ人と仲良くなりたいけど、周りに仲良くなれそうなドイツ人がいないという場合もあります。
語学学校で海外の友達はできるけれど、語学学校に通ってる人たちはドイツ語を勉強しに来ているわけで、そんな学校にネイティヴであるドイツ人は通っていないですもんね。
ドイツに留学すると、まずはお互いに言葉を教え合うことができる勉強の相棒「タンデムパートナー」を探すことになると思いますが、今や日本にいながらでもタンデムパートナーを探すことができる時代です。
ハロートーク という言語パートナーを探すアプリを使えば、日本にいながらにしてタンデムパートナーを見つけることが可能です。
これを利用してドイツで日本人を探している人もけっこういます。
日本にいる間にアプリをつかってドイツ人と仲良くなっておけば、ドイツで感動のご対面もできますね。個人的なオススメは同性のパートナーを見つけることです。異性の場合は恋愛問題が少なくとも絡んでくるので。
おやおや、ということは・・・もしかして・・・
と何かに勘付いた方は、異性の方とお友達になってみてもいいかもです。
タンデムパートナーって何?という人はこちらも合わせて確認してみてください。
美容室へ行く
こればかりは放っておいても生えてくるので、いずれは美容室に行く必要が出てくるのですが、ドイツの美容室はのきなみクオリティが低いです。
街で見かけた美容室に適当に入ることだけはおすすめできません。
「オレは丸刈りだから関係ないね」という人なら別ですが。
おすすめは現地にいる日本人に切ってもらうことです。多少値段は上がるのですが、ドイツで活躍する日本人美容師の腕はたしかです。
留学直前に美容室に行っておくとなにかと楽です。
毛を駆逐しておく
またしても毛の話になるのですが、ドイツに行くならデリケートな毛は駆逐しておいても損はありません。
とくに男性はあの部分の毛、ボウボウじゃありませんかね?
ドイツでは男も女もツルツルが大多数です。みなツルツルです。
サウナでシャワーを浴びている時に隣にやって来たマッチョなドイツ人が私の体を舐めるように見て、
「お、お前・・・マジか・・・」
と毛に絶句。
なんてこともありましたからね。
ドイツのシャワールームは多くが敷居を設けていないので、強制的に全裸になる必要があります。
見られ放題です。まぁ、見放題とも言えますけど。
とくにTシャツから飛び出したワキの毛はドイツ人女性たちから憐れみの目で見られるので、モテたい男子諸君はカットするか脱毛しておくのが得策です。
ボウボウマジョリティーになりたくなければ、思い切って剃りましょう。
さいごに
仕事は準備8割、本番2割なんてよく言ったものですが、これと同じようなことが言えるのが留学です。
事前の準備をしっかり行っておけば、留学先での負担はみごとに軽減されます。
「あれも忘れていた、これも忘れていた、えっと日本から手続ってできたっけ???」といった感じで留学先でアレこれ調べる時間は非常にもったいないです。
だってせっかくの留学です。家にこもってパソコンで何か調べるよりも、外に出て交流したり旅行にあてたほうがよっぽど効率的です。
そうはいっても、やることが多すぎると出発前にやる気が無くなるという気持ちも分かります。
ポイントは無理せず1日1つなど、ある程度ノルマを決めてこなすことです。
いっきに準備する必要はないので、小さいことからコツコツ準備して、有意義な留学にしてみてください。
最後にこの記事で紹介した内容をチェックシートにまとめたので添付しておきます。
ダウンロードしてお好きにお使いください。
ドイツ留学に持っていきたい持ち物は
で紹介しています。合わせて参考にしてみてください。
ではでは。
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