男旅だけでもメルヘン!ロマンティック街道「ノインシュバンシュタイン城」へ男二人旅してみた
こんにちは。かつてドイツに住んでいた者です。
古城街道、メルヘン街道、ロマンティック街道、エリカ街道。
ドイツには観光ルートにピッタリな街道がたくさんあることをご存知でしょうか。
どの街道も可愛い街並が続き、中世ヨーロッパを思わす美しい場所として多くの観光客が訪れています。
そんなことを知ってか、知らずか連休を利用してある男が日本からドイツへやって来た。
彼、ビールが飲めずお酒の席では率先してカシオレ(カシスオレンジ)を頼むオトメン。
名をあんぱん(仮) そして私の友人。
口癖はカシオレ。
ヒルクライムとスポーツカーと井上まりなを一途に愛する関西出身の男である。
そんな彼がベルリンに来てつぶやいた。
「おれ、お城が見たいわ」
・・・だが、ベルリンに城はない。
う、うそやんッ!?
なんでなん!ドイツといえばお城やん!
いや、まぁ、そうやけど・・・
でもなぁ、お城が見たいなぁ。
それってさ・・・
これのこと言ってる?
おー、それそれ!
それってシンデレラ城のモデルになったやつやろ?
・・・ベルリンから結構遠いけど
オレは構わんぞ!
(構うよッ!遠いよッ!)
見てみ!めちゃ遠い!
遠いな、でもオレは構わんぞ!
(遠いよッ!構うよッ!)
これ東京観光に来て広島の厳島神社行きたい!言うようなもんよ?
面白いこと言うやん
・・・
ここロマンティック街道って知ってる?
ロマンチストのオレにピッタリってことか
こうして男二人によるロマンチック街道を巡る冒険が始まった。
史上最もどうでもいい男二人のドイツ旅行記が。
ベルリンからフュッセン
その道のりはすこぶる遠く、列車で行くと片道10時間超!
あわてない。あわてない。
景色でも楽しんでのんびり行こうや
そう言って彼は
俺の考えた最強のデートプランを語った。
俺のデートプランを数時間語れるあたり 最強だった。
そのプランがいかに最強か、それを試す相手が彼にいないことが無念でならない。
ベルリンから1日でフュッセンへ向かうのはさすがに厳しい
どうするよ?
途中で1泊する
早朝から深夜まで移動に徹すれば可能かも?しれないのですが、我々は途中ミュンヘンに一泊、翌日ミュンヘンからフュッセンへ。
フュッセンへ向かうルートはロマンティック街道を走る高速バスや、レンタカーなど他にも手段はあるのですが、我々はミュンヘンから出ている列車で向かうことに。
ミュンヘン 夜の市街地
photo by Stefan Klimmer
夜遊び的なイメージの薄いドイツ
そうは言ってもそこがネオン街となれば、ドイツだって夜まで騒々しい。
そこはかとなく漂うエロスの香り・・・。
ミュンヘンのピンク街。
そこは酒に浮かれた男たちのはびこる街。
オゥ・・
イェス・・・
こんなとこ歩いて大丈夫なん?
とりあえずホテルへ急ごう
ときおりお店から顔をのぞかせるブロンドギャル。
なんだか美女が誘惑するようにこちらをみている。
・・・気もする。
ウホッ!いい女・・・
ちょっと!声かけられたらどうするん!
いいことしないかしらん? ぼうや・た・ち♡
夜遊びはいかんですよ。
エロスダメ、絶対。
(たとえ彼は混浴温泉に行っても動じない。その事は「ドイツの美女たちと混浴!?男二人でベルリンの混浴温泉に行ってみた」にて詳しく書いているので、よければ合わせ読んでみて下さい)
正直、ブロンドギャルとか怖いし
そして翌朝
友の様子がおかしなことになっていた。
どうした?
昨日、外がうるさすぎて寝れなかった
・・・繊細かッ(ボソッ)
ミュンヘンを後にした我々は列車に乗り込み、さらにロマンティック街道を南下。
窓の向こうに広がるアルプスの大地!
本当に来てしまったよ、ロマンチックな南ドイツへ男二人・・・。
さて、ノイシュバンシュタイン城のある南ドイツの果て、フュッセンにはいったい何時たどり着くのか・・・。
【後編】行け!南ドイツの観光地ノイシュバンシュタイン城とヴィース教会をめぐる男二人旅へ続く。
後半もよろしく
過去に紹介したお店やベルリン情報はカテゴリー別にまとめています。
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