先輩に会うべくパリからイギリスの田舎町ダービー行ってみたら、思った以上に田舎じゃなかった。
パリにグッバイした私はバスを乗り継いでロンドンへとやって来た。
思った以上に厳しい戦いを強いられたロンドン入国についてはこちら「パリからロンドンへ格安移動してみたが、問題は入国審査だった」にてかく語りき。
早朝5時着となったロンドン。
さぁて、これからどこへ旅行しようかしらん。
とキャピキャピしているブロンド女子を横目に見ながら、私は次なる目的地ダービーへと思いを馳せていた。
そこでは大学時代の先輩、親愛なるニンニンさんがきっと、きっと私の到着を待っているのです。
とか言いながら。
とりあえずダービーの場所も行き方も調べずに来てしまったので、ターミナル前にあったカフェにフリーWiFiを求めて駆け込むことに。
ここ(英国)ではティーを飲むが嗜みですよ
誰かに聞いたのだけど、カフェでティーを飲んでいるのは私だけでした。なぜだろう。
それに、カップに並々注がれたお湯にティーパックが添えられて出てくるとは、どういうことだろうか。
異国から来たジャパニーズを馬鹿にしているのかねこれは?
これ絶対インスタントティーじゃん!
・・・フッ。
私もなめられたものだ。
アジア人が何も言わないと思ったら大間違いだっつーとこを見せてやろうじゃないの。
と思ったのだけれど、ロンドンガールの「早く持っていって席に座って飲めよ!」そう言いたげな冷たい眼差しに私はぐうの音も出なかった。
これがロンドンティーなのですよ。きっと。
調べてみるとイギリス国内のバス利用はメガバス(megabus.com)というサイトが安いらしいです。
格安・・・なんて響きのいい言葉でしょう♡
けれど、格安・激安・特価の類はみんな大好き。当然の結果なのかネット予約分のチケットは既に売り切れでした。みんな計画をもって旅行しているということですね。関心します。私も次からは見習おう(本当に見習うのだろうか・・・w)。
仕方がないので、バスターミナルで直接チケットを購入しました。(ネット分が無くなっても当日チケットを買えるところが不思議なのですが・・・買えたので良しとします)
往復で35ポンドほどです。なかなか安いですイェア!
結局、ロンドン観光は駅前のカフェだけ。でも、イギリスティーも飲めたし十分ッしょ。そう私は私を励ました。
車内は意外と快適♪ なのですが・・・
そこは格安バス。
なかなかパンチの効いたことをしてくれる
車内には馬のような臭いが立ち込めていた。
知っていたのか乗客にはマスク装備のかた多数!
何も持たない私はただ悶絶するばかり。
そう言えば、アジアの壁キーパー川島選手も言ってたっけ・・・
重要だよね、準備する力って
それでもバスは行く! バイバイ! ロンドン!
バスに揺られること約4時間・・・な、長い。。。
この日は運転が荒く、乗り物に弱い方は寝なければアウトってくらいにバスは揺れに揺れた
それでも目的地はやって来る!というわけでダービー着。
ちなみに、イギリスの中でもダービーは割と中心に位置している
先輩は言った。
「ダービーはかなり田舎だから。覚悟して来るように」
だけども実際
ダービーはイケメンの似合うオシャレな町だった。
ゆるやかな上り坂をあがると教会もあります
教会の中はこんな感じ。壮麗たることやまのごとし
振り返ればそこにはイケメン
仰げば澄み渡る青空である。
英国カップルだってお忍びで来ちゃうナイスタウン
町の散策そこそこにまずは宿探し。何をおいても安宿探し。
内心、先輩泊めてくれよぉぉ・・・
と思っていたけれど、先輩から「泊まってく?」の一言が無い。
きっとあれだろうな、イギリス人美女でも自宅に囲っているんだろうな。
だから私を泊めれないのだ。きっとそう。
我ながら察しが良い。
そんな私を慰めるように、美女の群が大歓迎してくれた。
Oh!じゃぁぱぁにぃーず!
Hey!ピクチャー!ピクチャー!プリーズ!!
悪くない。いい 眺め 街だ。
宿は中心部から少し離れた郊外にて発見!
街中のドミトリーをあたってみたけれど、バートン通り(Burton Rd)にあるこちらのゲストハウス(AMBER GUESTHOUSE)が一番お安いお値段でした。
ドミトリーよりも安いとは、このゲストハウスが安いのかドミトリーが高いのか。ちなみに一泊24ポンド。ホテルの値段はこの倍くらいです。
お風呂&トイレ共同です。ちなみにお風呂はペンキ塗り立てにつき使用不可でした。
どうして私の来る日にペンキを塗るかなぁーまったく。
夕食は店番のお兄さんに「オススメレストランある?」と聞くと「近くの中華屋だね!」と兄さん中華推しだったので、導かれるままに中華食べておいた。もしかすると私を中国人と勘違いしたのかもしれない。
それなら、本場中国人だって唸らせる英国が誇る本格中華をお見舞いされるのでは!?
意気込んで望んでみたけれど・・・
・・・味はお察しの通りですよ。
うまかったですよ。
さて、翌日はイギリスの大企業に務める英国紳士ニンニン先輩に会うわけですが、今日はこの辺りで。
次回「海外で働く先輩を尋ねたらイギリスのチャッツワースハウスを観光することになった」へ続く
過去に紹介したお店やベルリン情報はカテゴリー別にまとめています。
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